夏を楽しむツーリングスポット5選～東北編～

【紹介スポットMAP】

1.奥入瀬渓流（青森県）【日本一の渓流で涼を楽しむ】

奥入瀬渓流は新緑の季節も紅葉の季節もすばらしいが､うだるような夏の暑さの中で､涼を求めて走るのが最高だ｡樹林が日射しを遮ってくれるので､暑さを忘れてしまうような涼しさ｡涼風に吹かれながら日本一の渓流美を見られる｡ いくつもの滝が連続するが､その中でも銚子大滝は最大｡清涼感満点の大滝だ｡駐車スペースからすぐのところにあるのもいい｡なお奥入瀬渓流の区間はR102とR103の重複区間になっている｡ ツーリングマップル 索引➡東北89K-5

奥入瀬渓流沿いの樹林の中を走る。この緑の世界がおおいなる魅力!

バイクを止めて奥入瀬渓流沿いの遊歩道を歩く

奥入瀬渓流は日本一の渓流美!

キリリと冷たい奥入瀬渓流を実感する

奥入瀬渓流最大の銚子大滝。夏の暑さとは別世界!

2.夏油温泉(岩手県)【渓流沿いの混浴露天風呂】

夏油（げとう）温泉は岩手県北上市の、夏油三山に囲まれた標高700mの高地の温泉｡ブナの原生林に覆われた東北屈指の秘湯だ｡11月上旬から5月上旬までは冬期閉鎖｡ 湯宿｢元湯夏油｣には、 ・大湯 ・滝の湯 ・疝気の湯 ・真湯 ・女(目)の湯 と､渓流沿いに5つの露天風呂がある｡ ｢滝の湯｣は女性専用だが､それ以外の4湯は混浴で、chobiさんと胸キュンの混浴めぐりをした｡大湯は熱湯､疝気の湯と真湯は適温､女の湯は温湯｡残念ながら女の湯には橋が流されて入れなかった｡ ツーリングマップル 索引➡東北56I-3

夏油温泉の「元湯夏油」。ここは日帰り入浴も可

chobiさんと「元湯夏油」の大湯に入る(撮影:todoさん)

chobiさんと「元湯夏油」の疝気の湯に入る(撮影:todoさん)

「元湯夏油」の真湯は混浴だが、脱衣所は男女別。対岸に女の湯がある

「元湯夏油」の夕食。山菜の天ぷらは美味!

3.八幡平アスピーテライン(岩手県・秋田県)【八幡平越えの絶景ルート】

岩手・秋田県境の見返峠を越える八幡平アスピーテラインは日本有数の絶景ルート。岩手県側では「岩手富士」の岩手山を見ながら走る。秋田県側に入るとガラリと風景は変わり、幾重にも重なった山々を見る。 見返峠の駐車場にバイクを止めて八幡平(1613m)に登るのがオススメだ。山頂までは徒歩30分。展望台からは360度の大展望を楽しめる。岩手県側には東北最高所温泉の藤七温泉、秋田県側には後生掛温泉などの名湯がある。 ツーリングマップル 索引➡東北73H-1

岩手山に向かって、「さー、行くぞ！」

岩手県側の八幡平アスピーテラインを走る

八幡平アスピーテラインから見る岩手山

秋田県側の八幡平アスピーテラインを走る

八幡平を越えて花輪盆地へ。花輪盆地から眺める奥羽山脈

4.蔵王エコーライン(宮城県・山形県)【蔵王越えの絶景ルート】

東北屈指の名湯、遠刈田（とおがった）温泉から蔵王エコーライン(県道12号)に入っていく。宮城・山形県境の刈田峠（かったとうげ）を目指して登っていくと、緑したたるような樹林帯に突入。「おー、これぞ東北!」という気分。 澄川（すみかわ）渓谷の三階の滝、不動滝の名瀑を見て、有料の蔵王ハイラインで刈田岳(1758m)の山頂へ。そこから見下ろす火口湖の御釜は究極の絶景。蔵王エコーラインに戻ると、南蔵王を一望する刈田峠を越えて上山の町へと下っていく。 ツーリングマップル 索引➡東北107E-4

「どうです、この緑!」。目の中まで染まりそう!

宮城県側の蔵王エコーラインを行く。したたるような緑!

澄川渓谷の不動滝を見る

蔵王の火口湖の御釜。これぞ究極の絶景!

山形県側の蔵王エコーラインを下っていく

5.フルーツライン(福島県)【観光果樹園で福島の桃が食べられる!】

福島市内のR13とR115を結ぶ県道5号は通称「フルーツライン」。磐梯吾妻スカイラインを目指す時に、多くの人が通る道。そんな県道5号沿いには季節ごとの福島産フルーツを売る店が並ぶ。8月下旬のことだが、そのうちの1軒、「丸中観光果樹園」で福島の桃を食べた。「川中島白桃」と「黄金桃」のおいしさといったらなかった。夏の暑さを忘れさせるほどの福島の桃の味の良さ。店で賞味したあとは我が家に宅配便で送ってもらった。 ツーリングマップル 索引➡東北24G-5

「ここはフルーツラインの丸中観光果樹園で～す!」

丸中観光果樹園では福島の桃がたわわに成っていた

取れたての福島の桃をさっそくいただきます!

これは「川中島白桃」。さすが桃の王様。甘みが違う!

これは「黄金桃」。カソリの大好物のマンゴーのような風味だ