2022.07.08

夏を楽しむツーリングスポット5選~九州沖縄編~

暑い夏、ツーリングにはちょっと向かない時期かも知れませんね。でも、この時期だからこそ訪れたい場所、季節の味覚、そして走りたい道があるんですよ。そこで、各エリアの取材担当者から夏ツーリングといえばココ!という情報を紹介してもらいます。 第1回は九州沖縄担当の坂口さんの「夏ならココ!」をお届けします!

著・坂口まさえ

【紹介スポットMAP】


 

1.鬼木棚田(長崎県)【江戸時代から受け継がれてきた美しい風景】


初夏から秋の風物詩を楽しむなら、石垣の畔で築かれ、江戸時代の中頃までには完成したという歴史ある美しい鬼木棚田へ。何十段にも重なる規模には圧倒されますよ。棚田を周回する道路沿いに2カ所の展望所があり、近くの「鬼木加工センター」では地元の棚田米や棚茶を購入することができます。 ツーリングマップル 索引➡九州沖縄16C-5

馬蹄形に開けた斜面に広がる棚田。日本の「棚田百選」にも選ばれている

2.鍋ヶ滝(熊本県)【裏見の滝でマイナスイオンチャージ】


滝の飛沫を間近に感じたい! そう思ったらココがおすすめ。滝の裏側に入ることができて、周囲はマイナスイオンたっぷり。一帯は鍋ヶ滝公園として整備されていて、入口から遊歩道を歩いた先で、緑の中の水のカーテンから響き渡る水音、降り注ぐ木漏れ日…と、たまらなく心地良い空間が迎えてくれますよ。 ※2021年から事前予約制になっています。予約方法などの詳細はASOおぐに観光協会WEBサイトでチェックしましょう。 ツーリングマップル 索引➡九州沖縄19A-4

高さ約10m、幅は約20m。水のカーテンがじつに涼しげ

裏側から見る水の流れも美しい

3.天祖神社(大分県)【神域からの金鱗湖、いとおかし】


活気ある湯布院の観光地の中にひっそりと佇む小さな古社で涼を楽しむ。目の前は金鱗湖、両脇には由布岳からの湧き水が流れ、由布市の天然記念物に指定されるほど立派なご神木の杉は境内を覆いつくすほどの存在感。境内から眺める金鱗湖に浮かぶ鳥居がどこか神々しく幻想的で、神木からの風が心地良くホッとする空間です。 ツーリングマップル 索引➡九州沖縄21J-5

境内から望む金鱗湖

木々に囲まれた境内

4.染ヶ岡ひまわり畑(宮崎県)【ひまわりが続くよどこまでも】


夏を代表するひまわりの花が、広大な畑を黄色に埋め尽くす圧巻の風景に思わず「わぁ~」って声がでるほどの驚きと感動が…。毎年8月上旬~中旬にかけて県道沿いの約80ヘクタールの畑に、600万本以上のひまわりが開花し、展望所も設置されます。圧倒的なひまわりで夏を体感できますよ。 ツーリングマップル 索引➡九州沖縄45C-7

一面が黄色い絨毯に。壮観なひまわり畑

5.道の駅たるみずはまびら(鹿児島県)【モクモクの桜島とモコモコソフト】


夏、そしてツーリングには外せないソフトクリームはココで食べたい! 目の前に広がる錦江湾、桜島、開聞岳も一望できる絶景が自慢の道の駅。海がオレンジ色に染まる夕景も格別です。特産品の販売、レストランやカフェも地物メニュー充実でワクワク。大隅半島で初登場のモコモコソフトは種類がいっぱいあっていつも悩みます(;^ω^) ツーリングマップル 索引➡九州沖縄56B-7

モコモコソフトと桜島

開聞岳を遠望