2022.07.07

ツーリングマップルポスター2022年4月~7月 

TOURING MAPPLEの広告が毎月、月刊誌『BikeJIN』に掲載されていること、ご存じの方いらっしゃるでしょうか。 これは、過去の写真フォルダから見つけた個人的に"ビビ"っときた写真に、コピーを付けたりなんやかんやいじりながら制作しています。ただ、「広告」であるが故、いろいろと宣伝をしないといけないので(上からなんやかんや言われますからね)要素が多くなって、写真の魅力が100%伝えられないんですよね…(いやそれはお前のデザイン力量の問題だろって?そう、その通りです…涙)。 一方で、純粋に、ツーリングの楽しさや旅の記憶に残る瞬間を見せるために、その他の要素を極力排除した"裏"ポスターというのもあっていいんじゃないかなと思い、今年密かに作ってみてました。しかし密かにしていても意味が無いので、こちらで4月分~7月分までまとめてアップさせていただきます。それぞれの写真の撮影地も併せて載せておくので、気になった方はぜひ行ってみてくださいね!

著・編集部マスキ

4月:「僕らの想像を、超えるものに会いに行く」(東北・福島県)


2022年度版から新たにMAPアイコンとして追加になった「巨木」。それをアピールするのにうってつけだな!と思った写真がこちらです。 賀曽利さんとの対比で「八幡の大ケヤキ」の雄大さがとてもよく分かります。そして新緑の葉っぱが美しい! これはぜひとも現地に行って、見てみたいですね。 ★場所:福島県下郷町(東北13 B-7) ★撮影:巣山悟 ★ライダー:賀曽利隆

八幡の大ケヤキの樹齢は約1000年

5月:「走りたい道なんて、いくらでもある」(北海道・帯広市)


撮影場所は北海道帯広市、「帯広農業高校」のカラマツ防風林の並木。 緑が爽やかで眩しい並木道。こんな道、いくらでも走っていたいですよね。北海道は直線道だけじゃないんです。 あと、これはどうでもいいですけど個人的に、バイクの走行写真は正面よりも後から見る方が好きです。 ★場所:北海道帯広市「帯広農業高校」のカラマツ防風林(北海道20 E-1) ★撮影:小原信好 ★ライダー:清水聖児

帯広農業高校は、漫画&アニメ「銀の匙」のモデルでもあります

6月:「土地を知れば、旅は何倍も面白くなる」(関西・和歌山県)


「醤油発祥の地」和歌山県の湯浅。江戸時代には90以上の蔵が稼働していたとか。重伝建(重要伝統的建造物保存地区)にも指定される、歴史を感じられる町並みは、バイクを降りて散歩したくなるくらい。ここでは今も昔ながらの製法で醤油を作る蔵があります。 なぜこの地で醤油が作られるようになったのか、それがどのように広がって行ったのか、そういうことを調べ、知ることで、見える風景はガラッと変わってきます。今は静かな町も、かつての喧騒を想像しながら通ってみると違った表情をみせてくれる。そう思いませんか? ★場所:和歌山県湯浅町「角長」付近(関西9 I-3) ★撮影:治武靖明 ★ライダー:滝野沢優子

重伝建で、日本遺産にも認定されている湯浅の町並み

7月:「停まりたくなるのはこんな場所」(関東甲信越・栃木県)


小高い丘に抜ける青空のバック。ついつい止まりたくなるのも頷ける絵。県道の標識もいい感じですね。 途中の道で見つけたこういう場所の方が、案外目的地よりも記憶に残ってたりして。 栃木県道305号は渋滞回避ルートとしても使える快走路です。 ★場所:栃木県道305号 那須フラワーワールド付近(関東甲信越90 I-5) ★撮影:巣山悟 ★ライダー:中村聡一郎

県道305号は渋滞しがちな那須街道(主地道17号)とはうって変わって静かな快走路