暑い夏は、涼しく知的にツーリング！おすすめミュージアム5選！～中国四国編～

【紹介スポットMAP】

1.オートバイ旧車ミュージアムF6（エフロク）(広島県) 「1970年前後に発売されていたトレール車70台を展示」

2022年7月に福山市郊外国道184号沿いにオープンした「オーバイク旧車ミュージアムF6」。ピッカピカにレストアされた、往年のトレール車がずらりと並ぶ光景は圧巻。バイク年表などもあるので、当時のバイクシーンを知らない人も楽しめます。通常は無人ですが、訪ねた日はちょうどオーナーさんが滞在していて、収集を始められたきっかけや、レストア方法など、興味深い話が沢山聞けましたよ。ツーリング途中に是非寄ってみて下さい。 ツーリングマップル索引➡中国四国46C-1付近／関西21C-1付近

レストアされた1970年のトレール車がずらりと並ぶ

ヤマハ発動機初のオフロードモデル「DT-1」

スズキのトレール車、ハスラー250。ツーリングマップル東北担当の賀曽利さんが世界ツーリングの相棒としていたバイクだ

クラシックカーも2台展示されている

2.福光石(ふくみついし)石切場見学(島根県) 「石見銀山ともゆかりある現役の福光石採石場ガイドツアー」

濡れると優しい青緑色に変わり、滑りにくく吸音性にも優れる「福光石」。石見銀山の「五百羅漢座像」などの石仏や墓石にも使われた、400年以上続く石切り場を、ガイドツアーで巡りました。広い地下空間が広がる採石現場は夏でもひんやり涼しく、手彫り時代の採掘洞窟や、地下深く結露した水が貯まった、神秘的な風景を見ることができました。前日までに事前予約が必要ですので、ぜひリンク先をチェックしてください。 ツーリングマップル索引➡中国四国12J-6付近

自然の中に現れる石切り場

迫力ある岩盤の中に続く

夏でもひんやり、採石場の地下空間

神秘的な手彫り跡も見られる

この日は益田のツーリンググループさんに同行させていただきました

3.温井（ぬくい）ダム 地下トンネル(広島県) 「高さ156ｍ。日本で二番目の大きなダム内を見学」

アーチ式コンクリートダムとしては黒部ダムに次いで国内2番目(156ｍ)の高さを誇る「温井(ぬくい)ダム」。管理所からエレベーターで地下4階へ降りると、内部構造などが分かるトンネルが無料で見学できます。夏でもひんやりと心地良い約200mのダムトンネルには様々な資料が展示され、またトンネルから外に出ると巨大なダムを下から見上げることも出来るんです。4～6月には目の前で迫力満点の放水シーンも見られる「水位低下放水」も行われますよ。 ツーリングマップル索引➡中国四国31H-5

このワクワク感

夏でもひんやり温井ダムの地下トンネル

興味深い様々な資料も展示

見学トンネルを抜けると温井ダムを見上げることが出来る

4.大塚国際美術館(徳島県) 「陶板で原寸大に再現された西洋名画1000点を巡る」

古代から現代まで26か国190余の美術館が所蔵する西洋名画1000点を原寸大に陶板で再現展示する「大塚国際美術館」。その鑑賞ルートは4㎞にも及ぶ地下3階から地上2階までの広い敷地は空調も整い密を避けゆったりと鑑賞できる。館内にはカフェもあるので、休憩を取りながらのんびり過ごした。 ツーリングマップル索引➡中国四国61E-4／関西15E-4

瀬戸内海国立公園内にあるので、建物の大部分は地下に

屋外に展示されたモネの「大睡蓮」

エントランスでもあるシスティーナ・ホール

聖テオドール聖堂

スクロヴェーニ礼拝堂

5.海上自衛隊呉史料館（てつのくじら館） (広島県)「実物の潜水艦内部に乗り込む」

海上自衛隊の歴史や潜水艦や掃海艇の活動を知る史料館。外部からも迫力ある姿を見ることが出来る、陸揚げされた2004年まで活躍した潜水艦あきしおの内部を見学できる貴重な施設。「あきしおカレー」に「あきしおパフェ」などが味わえるカフェにセレクトグッズも充実。大和ミュージアムも合わせて訪れてみよう。 ツーリングマップル索引➡中国四国56C-3

実物の潜水艦の迫力にただただ圧倒される