2023.04.28

【ツーリングマップル2023年度版はココに注目!】新規掲載コメントからピックアップ紹介<中国・四国編>

ツーリングマップル、毎年出版されているけれど、「掲載内容は変更されているの?」と、疑問に思っている方が意外といらっしゃいます。でも実際は、毎年の実走取材をしっかりみっちりと反映しているんですよ。今回は、新しい情報がどういう感じで反映されているのか、2023年度版から新しく掲載されたもの、取材の結果からアップデートしたもの、そういったコメントを各エリア担当者にピックアップして語ってもらいます。では中国・四国編、どうぞ。

著・博田巌

【ガーデンカフェ リバージュ/中国・四国67K-7】


 

「アレ!?こんな所にこんなお店が!!こんな場所が!!」 と気になった場所へ立ち寄る事も多い私の実走取材、「リバージュ」もそうでした。周防大島の星のビーチから片添ヶ浜に向かう景色の良い道路沿いの庭にコーヒースタンドの様な建物が見えて、一度は通り過ぎたもののどうしても気になってUターン。 「なんだろう?」 とお邪魔してみると海を望む展望テラス席や季節の花々を愛でるガーデン席があるガーデンカフェでした。お昼にはまだ早かったのですが「ドラフトコーヒー」と「ベーコンカスクート」を頂きながら、ご主人に山の開拓から建物までセルフビルドでお店を作られた楽しい話を伺うことが出来ました。素敵な風景の中ランチやカフェメニューが楽しめる「リバージュ」、再訪問が楽しみになる場所が増えました。

瀬戸内のハワイと呼ばれる周防大島の素敵な風景の中で頂く「ドラフトコーヒー」

自家製ベーコンをフランスパンで包んだ「ベーコンカスクート」

まだまだ発展中で今後は裏山に遊歩道を設置したいそう、次回の訪問が今から楽しみです

【Up-Place/中国・四国83F-4】


 

ライダースポット「Up-Place」は、実走取材で活用しているツーリングマップルのモニタースタッフからの情報で存在を知ったスポットです。 愛媛・高知県境に近い国道33号のヒメシャラPA近くにある休憩・グランピング施設で、利用はオートバイのライダー限定です。国道脇の店ののぼりを頼りに坂道を登るとそこが現地。ダム湖を見下ろす高台の校庭の様な場所にずらりと並んだテントが目を引きます。 スタッフさんに話を伺うともともとは縫製工場があった場所で、何かバイクで集まれる場所が作りたかったとの事。建物の中にはオリジナルのバイクウエア「HERUNE(ヒルネ)」のショップがありとてもお洒落で機能的なウエアを試着・購入することもできます。カフェもオープンしているので国道33号を走る時にはぜひ訪れてみてください。

自然豊かな場所だから満天の星空を楽しめる

テント内にはベッドあり。低料金で手ぶらで気軽に宿泊できるのも魅力

セミカスタム制作も対応してくれるバイクウエア「HERUNE(ヒルネ)」ショップが併設、レディースサイズも豊富なラインナップ

各種サイズが豊富に揃ったライダーズデニムは思わず購入したくなりました

【坂村真民記念館(さかむらしんみんきねんかん)/中国・四国75J-5】


 

コメントを入れたい、でもそうすると地図が見にくくなるかも、と泣く泣く名称のみの記載にするスポットもあります。 ツーリングマップルのモニタースタッフからの情報で訪問してみた「坂村真民記念館」もその一つで、「念ずれば花ひらく」の詩が知られる癒しの詩人坂村真民先生の作品や人柄に触れられる記念館。入館時ちょうど団体の皆さんをボランティアガイドさんが案内されていて、一緒に話を聞くことができたので、真民先生に親しみを感じることが出来ました。ほっこり優しい気持ちになれる素敵な記念館です。

坂村真民記念館、入口には「念ずれば花ひらく」の句碑が

最も印象に残った詩が「タンポポ魂」。前向きな気持ちになれました

素敵な愛媛県の農林水産物統一のキャッチコピー「愛媛産には愛がある」の書は真民先生によるもの。温かい思いが込められている