2024.03.15

【ツーリングマップル関西2024年度版】取材車両インプレッション~Honda ダックス125~

2024年度版のツーリングマップル関西(2024年3月14日発売)の表紙撮影&実走取材で使用した車両を紹介します。 ※掲載の情報は2024年3月現在のものです

著・滝野沢優子、フィネス/撮影・治武靖明

1.車両インプレッション 2.車両紹介

メーカー公式サイト、取材担当者による取材で使用したグッズのインプレッションは下記リンクからどうぞ▶

1.車両インプレッション


とにかく見た目がカワイイ! そして、随所に施された高級感のあるクロームメッキパーツが、写真映えするとカメラマン氏が絶賛。 1969年デビューのレジャーバイク、ダックスが125ccになって復刻というので気になっていたモデル。前後ディスクブレーキにABS(前輪のみ)、独特なバックボーンフレーム、幅広ダブルシート、丸型ヘッドライト、アップマフラー、前後輪ともチューブレスタイヤなどなど、しっかり最新装備も搭載しながら当時のレトロ感を損なっていないのがうれしい。

レジャーバイクの真髄といった可愛らしいフォルム。カラーはほかにグレーとブルーがある

丸目のヘッドライトはレトロなデザインながらLEDなので明るさも十分

アップマフラーには樹脂製のガードが付いているのでタンデムライダーも安心

それなりの距離を走ることになる取材では、タンク容量3.8リットルなので、給油場所が少ない場所を走るときはやや不安を感じることもあったが、大きいシートは長時間走行でも疲れなくて良かった。リアシート部に荷物を積載したが、給油口がシート下にあるため給油のたびに荷物を外さなければならず、それが少々面倒だった。ただ、これはリアキャリアの取り付けで解決できそう。燃費は1リッター、55km前後だった。 表紙撮影、実走取材では軽1BOX車に積載して関西まで移動したが、自前のカブ110㏄よりシート高があるのにフロントタイヤが12インチのためか、積み下ろしがラクラクだったのもありがたかった。

フロントには2ポッドキャリパー、リアにはシングルポッドキャリパーを組み合わせたディスクブレーキ。フロントにはABSも装備

見た目スッキリながら必要十分で見やすい丸形デジタルメーター。イグニッション・オンで速度表示部がまばたきしてくれるのが楽しかった

2.車両紹介


▶ダックス125 1969年に発売された「ダックスホンダ」のデザインを踏襲するボディに空冷4ストローク123ccの単気筒エンジンを搭載。クラッチ操作不要の自動遠心クラッチに、フロントブレーキにはABSを標準装備。2023年12月14日から新色のブルーカラーが販売開始された。 ※画像の車両は2023年モデルです メーカー希望小売価格=44万円 全長1760mm×全幅760mm×全高1020mm/シート高775mm/車両重量107Kg 総排気量=123cc/燃料タンク容量=3.8L/最高出力=6.9kW(9.4PS)/7000rpm