2024.04.30

ソロキャンプツーリング フィールドガイドVol.8 [OKUKUJI BASE CAMP]

茨城、福島、栃木の県境にまたがる八溝山を源に発する久慈川。茨城県を流れるその川沿いには昔ながらのキャンプ場が多数点在するが、今回利用したOKUKUJI BASE CAMPは2022年にオープンした奥久慈エリアでは一番新しいキャンプ場だ。 ソロサイトが中心でファミリーサイトもあるが、いずれもサイトへの車の乗り入れはできない。ただし、モーターサイクルサイトはバイクのみ乗り入れができるので、バイクでのソロキャンプにはうってつけのキャンプ場といえる。 (取材日:2024年4月11~12日)

著・フィネス(清水聖児)

春の奥久慈で、桜と滝と酒蔵めぐり


先日、都道府県別の酒蔵数について調べてみたら、関東地方で酒蔵が一番多いのが茨城県で、中でも県北部、久慈川水系に多いようだ。そこで久しぶりに奥久慈方面へでかけることにした。 奥久慈へは常磐道の那珂ICから国道118号を北上して行く。このルートは久慈川の流れと時折並走する水郡線のローカル列車、その背景に広がるのどかな里山の風景にどこか懐かしさを覚える。 久慈川水系の酒蔵は全部で10軒ほどあるが、今回訪ねるのは那珂ICの近くにある木内酒造と、400年以上の歴史がある根本酒造。 そして奥久慈ツーリングで外せないスポットが日本三名瀑のひとつ、袋田の滝だろう。そこから少し足を延ばせば、滝を裏から見ることができる月待の滝もある。 ということで今回は、2軒の酒蔵と名瀑、さらに時期的に微妙だが桜の名所も巡ってきた。

今回利用した久慈川沿いのOKUKUJI BASE CAMP

Pick Up! 周辺情報


1. 木内酒造 2. 辰ノ口親水公園 3. そば家 麦藁 4. 根本酒造 5. 袋田の滝 6. 月待の滝 7. レストラン こぐま 8. 泉福寺のしだれ桜

1.木内酒造


1823(文政6)年創業、代表銘柄は菊盛。全量純米酒にこだわり、地元常陸野で育てた山田錦をはじめ、山田錦の本場である兵庫県加西市の農家で酒米を契約栽培。水は酒蔵内の井戸から湧き出る地下水を使用し、酵母は自社で研究開発した独自の酵母を使用。伝統の南部杜氏の技を受け継ぐ自社の杜氏により、酒を醸している。 日本酒のほかにもビール、米焼酎、梅酒やワイン(柚子、梅)、ウイスキーを製造し、本店のショップでは豊富なラインナップの酒類やオリジナル商品を取りそろえている。 さらに、常陸秋そばや酒に合うつまみが楽しめるそば屋「蔵+蕎麦 な嘉屋」も併設。 今回は季節限定酒の菊盛 純米吟醸本生酒 春待月、そして常陸野ネストビールのさくらスタウト、みかんセッションを購入。 住所 茨城県那珂市鴻巣1257 TEL 029-270-7955 時 10:00~18:30 休 無休(1月1日は休) ツーリングマップル➡関東甲信越 P.66 I-4

那珂ICから約3㎞、県道31号沿いにある木内酒造

ショップには純米、山廃原酒、純米吟醸、純米大吟醸をはじめ、季節限定酒など、さまざまな種類の日本酒が並ぶ

木内酒造が手掛けるクラフトビール、常陸野ネストビールやオリジナルの酒器なども販売

2.辰ノ口親水公園


久慈川に架かる辰ノ口橋と辰ノ口堰間の左岸にある公園で、園内には1300mの桜づつみがあり、約130本の桜が植えられている。常陸大宮市では有名なお花見スポットらしく、桜の開花時期には辰ノ口さくら祭りが開催される。 今回はすでにさくら祭りが終わった後だったが、それでもまだ花見は十分楽しめた。 公園には予約不要の無料キャンプ場もある。ただし利用の際は公園入口にある、ふるさと館で受付が必要だ。キャンプ場と言ってもトイレはふるさと館の駐車場にある公衆トイレを利用し、炊事場はなく水道が1か所あるのみ。サイトはフリーサイトで35~40張りくらいのスペース。車の乗り入れはできないが駐車場に隣接しているので、場所によっては荷物の積み下ろしも苦にならない。ゴミはもちろんすべて持ち帰り。 桜の季節は花見客で賑わい、夜はライトアップされた桜を見ることもできるが、残念ながらさくら祭り期間はキャンプ場の利用は禁止となる。 住所 茨城県常陸大宮市辰ノ口1339-2 TEL 0295-52-1583(ふるさと館) 時 9:00~17:00 休 月曜 ※キャンプ場は無休(さくら祭り期間は利用不可) ツーリングマップル➡関東甲信越 P.66 G-1

辰ノ口親水公園前の県道165号沿いに咲く桜

公園内に咲く桜。ピークは過ぎたが、まだ元気に咲き誇っていた

桜と菜の花が延々と続く桜づつみ

3.そば家 麦藁


辰ノ口親水公園を後にして国道118号を北上し、道の駅 常陸大宮を超えてさらに進むと左手に常陸秋そばの幟と「麦藁」の看板が見えてくる。古民家風の建物で店内は和モダンで落ち着いた雰囲気のそば屋だ。 この店の自慢は常陸秋そばの1等級の蕎麦粉のみを使った手打ちそば。 注文したのは天ざるで、天ぷらは海老、ナス、カボチャ、ニンジン、大葉など。野菜は自家栽培で季節によりネタは替わるとのこと。エビもプリプリで美味しかった。 そばは風味がよく、そのまま口に含んでもいける。つゆはだしが効いたやや甘めのつゆだが、そばの味を引き立てていて十分に満足。 そば以外にも天丼、カツ丼、そしてランチには丼とそばのセットもある。また、横綱天ざるや横綱天丼など、かなりボリュームのありそうなメニューもあった。 今回、天ざるを注文した後に気が付いたのだが、メニューをよく見たら奥久慈しゃもせいろがあった。せっかく奥久慈に来たのに見逃してしまった。残念だが奥久慈しゃもせいろは次回の楽しみにとっておこう。メニューは見るのではなく、よく読むべきだったと後悔。 住所 茨城県常陸大宮市山方956-1 TEL 0295-51-3109 時 11:00~14:30、17:00~21:00(そばがなくなり次第終了) 休 月曜(祝日の場合は翌日休) ツーリングマップル➡関東甲信越 P.74 G-7

大きな「麦藁」の看板が目印。店の入口には本日のランチとおすすめの立て看板があるので要チェック

天ざる1350円。天ぷらはサクサク、そばの盛りも多めで食べ応えあり

4.根本酒造


1603(慶長8)年創業、代表銘柄は久慈の山、カミマル。 酒造りに使用する水は駒形神社(那珂市)に湧出する御神水で、酒造りに必要なミネラルなどを適度に含み 蔵元が代々使用してきた名水という。 酒米は山田錦、美山錦をはじめ、地元産のひたち錦を使用し、熟練の南部杜氏と蔵人が長年培ってきたその技術を活かして酒を醸している。 主要銘柄の久慈の山は、その昔は久慈川という名だったとか。飲み飽きない淡麗辛口のいかにも日本酒らしい酒。 もうひとつの銘柄、カミマルは根本酒造の旧屋号(上丸)を冠して誕生したもの。ゴールドラベルの純米大吟醸とシルバーラベルの純米吟醸がある。ゴールドラベルは美山錦、シルバーラベルはひたち錦を使用。 今回はスタンダードな久慈の山 純米酒を購入。 住所 茨城県常陸大宮市山方630 TEL 0295-57-2211 時 10:00~16:00 休 無休(不在の場合あり、要確認) ツーリングマップル➡関東甲信越 P.74 F-7

奥久慈で400年以上にわたって酒を造り続ける老舗の酒蔵

売店に入ると、土間の先の板の間には囲炉裏があり、懐かしい空気に包まれている

根本酒造の主な酒。徳利やお猪口もいい感じ

5.袋田の滝


奥久慈ツーリングでは定番で、何回も行っているけど外せないスポットが袋田の滝。 町営の無料駐車場もあるが、観瀑トンネル入り口まではかなり離れているので、歩くのが面倒であれば観瀑トンネル入り口近くに民間の有料駐車場(1回500円~)があるのでそちらを利用しよう。 袋田の滝は高さ120m、幅73m、滝の流れが岸壁を四段に落下することから四度の滝とも呼ばれている。滝を見るには観瀑トンネル(有料)を通って行く。第1観瀑台とエレベーターで行く第2観瀑台があり、いずれも正面から滝を見ることができる。 袋田の滝のさらに上流には生瀬滝がある。観瀑トンネルを途中、吊り橋の案内に従って曲がり、吊り橋を渡って急な階段を上がっていけば生瀬滝展望台へ行ける。ただし、現在は落石の危険があるため通行止めで、展望台へは行けない。 袋田の滝は冬の氷瀑も有名だが、毎年11~1月には滝がライトアップされる「大子来人~ダイゴライト~」が開催され、レーザーショーの演出やトンネル内のライトアップなど、光と音楽が奏でる幻想的な雰囲気楽しめるという。今年は好評のため2月下旬まで延長されたそうだ。 住所 茨城県大子町袋田3-19 TEL 0295-72-4036 時 8:00~18:00(11月は~17:00、12~4月は9:00~17:00) 休 無休 ¥ 大人300円  ツーリングマップル➡関東甲信越 P.74 G-3

吊り橋から見る第1観瀑台と袋田の滝

第1観瀑台から見る袋田の滝

袋田の滝の全景を見ることができる第2観瀑台

なぜかトンネルの途中にある恋人の聖地モニュメント。オシドリをモチーフにしているらしい

6.月待の滝


久慈川の支流、生瀬川にかかる滝で、滝の裏側に入れることから裏見の滝、くぐり滝とも呼ばれる。 滝は高さ17m、幅12mで2筋に分かれて流れ落ちる夫婦滝だが、水量が多いときは子滝が現れ親子滝になるという。 そしてなんと、この滝は滝行体験(有料、要予約)ができるらしい。滝行用の道着や更衣室もあるので、興味のある方はぜひ。パワーチャージもできるそうな‥‥。 裏側から見られる滝は珍しいが、関東にはほかに棚下不動滝(群馬県渋川市)、入沢の滝(群馬県神流町)、裏見ヶ滝(東京都八丈町)がある。また、名前に裏見と付く裏見滝(栃木県日光市)と裏見の滝(群馬県みなかみ町)の二つの滝は現在、滝の裏側には入れない。 住所 茨城県大子町川山 TEL 0295-72-0285(大子町観光協会) ※滝行体験の問い合わせはTEL 0295-72-3993(もみじ苑)   ツーリングマップル➡関東甲信越 P.74 F-1

水に濡れずに滝の裏側に入ることができる

裏側から滝を見る。夏はとても涼しそう

7.レストランこぐま


月待の滝から高萩方面に向かうため、県道33号、アップルライン経由で国道349号に出て南下する。昼時なので食事処を探しながら走っていると、レストランこぐまの看板が目に入ったのでピットイン。 入口にはクマのぬいぐるみ、店に入るとカウンター席にもクマ(ぬいぐるみ)が座っている。店内はそこそこ混んでいたが待たずに座ることができた。メニューを見ると羊のステーキがおすすめらしい。ひと通りメニューを読んでから、“お得”と強調されていた羊のWステーキセットを注文。 ジュージューと音を立てる鉄板の上にはメインのラムチョップ1本と羊の肩ロース。サフォーク種のラム肉を塩と胡椒で味付けして、ガーリックバターで焼き上げたステーキは、柔らかくてとてもジューシー。ニンニクも効いていてライスが進む。 食後のコーヒーも付いているが、甘いものをどうぞと言って、くるみのパウンドケーキを出してくれた(これはサービス?)。常連さんも多いようで、お店の女性もいろいろ話しかけてくれて、とても温かい雰囲気のお店だった。 住所 茨城県常陸太田市大中町1463-8 TEL 0294-82-2188 時 11:00~14:00、17:00~21:00 休 木曜 ツーリングマップル➡関東甲信越 P.74 I-3

国道349号沿いにあるレストランこぐま。入口ではクマのぬいぐるみがお出迎え

羊のWステーキセット2200円。ライス、サラダ、スープ、食後のコーヒー付き

8.泉福寺のしだれ桜


今回のツーリングで最後に立ち寄ったのは、しだれ桜で有名な泉福寺。このしだれ桜は茨城県の天然記念物に指定され、推定樹齢330年、根回り4m、目通り幹周(目の高さの幹回り)3.5m、樹高20mの巨木。 曇り空だったが、ちょうど満開の時期だろうか。今まで自分が見た しだれ桜のなかでは最も大きく、みごとな枝振りだった。 泉福寺へは国道349号から細い道に入って1kmちょっと。案内看板が出ているので迷うことはないが、道幅が狭いので車のすれ違いには注意しよう。 住所 茨城県常陸太田市中町1265 TEL 0294-72-8071(常陸太田市観光振興課) ツーリングマップル➡関東甲信越 P.74 J-3

茨城県の天然記念物にも指定されている、立派なしだれ桜

OKUKUJI BASE CAMP 【キャンプ場情報】


キャンプ場のセンターハウスは国道118号に面しているが、入り口は裏側にあるので、那珂ICから行く場合はセンターハウスの先を左折して坂を下って駐車場に入る。そこから歩いてサイトを通り抜けセンターハウスに行くのだが、そこそこ距離があり、さらに入口へは階段を上がっていくのでいい運動になる。 サイトは久慈川沿いに広がっていて、河原より一段高くなっている。駐車場から見ると手前がファミリーサイト、その先がモーターサイクルサイト、さらにその先がソロサイト、一番奥がハンモックサイトになっている。 サイトはすべてフリーサイトで、車の乗り入れはできない。 センターハウスの入り口横に炊事場とトイレがあり、シャワールームはセンターハウス内にある。いずれも施設自体が新しいので機能的で、清潔に管理されているが、シャワールームの利用ではややストレスを感じた。 国道沿いにあるが夜は交通量も少なく、サイトは川沿いなので、せせらぎの音で車の騒音もそれほど気にはならなかった。 ツーリングマップル➡関東甲信越 P.74 F-3

■サイトの種類


▶モーターサイクルサイト 唯一、バイクの乗り入れができるソロ用サイト。フリーサイトで5組(1組1~2人)収用可能。地面は土と草地で、全体的にフラットだがところどころ石や凸凹もある。基本的にはバイク1台、テント・タープ各1張り。 利用時はほかに誰もいなかったので、静かに過ごすことができた。利用の際はバイクサイトソロキャンププランで予約のこと。

バイクの乗り入れが可能なモーターサイクルサイト

部分的に石があるので、テントの設営場所はある程度限られる

▶ソロサイト センターハウスに一番近いサイト。フリーサイトで25組(1組1~2人)収容可能。 地面はモーターサイクルサイト同じ状況だが、木立が少ないので夏はタープが必須。車、バイクの乗り入れはできないが、荷物運搬用のカートがある。

ソロサイトは手前の方が石は多い

センターハウスから見下ろしたソロサイト(川側)

荷物運搬用のカートもある

▶ファミリーサイト ファミリーサイトは駐車場の近くにあり、センターハウスからは一番遠い。 通路を挟んで川側と国道側に分かれる。フリーサイトで10組(1組4~5人)収容可能。国道側のサイトは一部水捌けが悪く、ぬかるんでいるところがあった。

ファミリーサイトは川側の方がフラット

国道側は一部ぬかるみやすくなっている

▶ハンモックサイト サイトの一番奥にあり、ハンモックが張れる木があるサイト。テントとタープも設営でき、2組(1組1~2人)収容可能。 微妙な位置に木があるので、見た感じではハンモックを張れる場所は限られそう。ハンモックを張る場合、木に巻く保護シートは要持参。

ハンモックテントでのお泊まりにおすすめ

■場内施設


▶センターハウス(受付) キャンプ場のチェックイン受付カウンターをはじめ、カフェやショップがある。ショップにはOD缶(コールマン、スノーピーク、SOTO、イワタニプリムス)、着火剤、ライター、木炭、ランタン、マントル、カトラリー、ペグ、蚊取り線香、オリジナルグッズなどが置いてある。 レンタル品はテント、マット、シュラフ、バーナー、ランタン、クッカーなどがそろっている。 Free Wi-Fiも完備しており、センターハウスをワークスペースとしても利用できる。 センターハウスでの会計は現金のほか、クレジットカード、電子マネーも利用可能。 センターハウスの営業時間は10:00~17:00

入口があるサイト側から見るセンターハウス。薪棚にはきれいに薪が積み上げられている。針葉樹と広葉樹の薪があり、広葉樹は1束880円

センターハウスはワークスペースとしても利用可能

ショップではオリジナルグッズなども販売

OD缶もひと通りそろっている

LEDランタンやカトラリー、ペグなどのキャンプ用品もある

▶炊事場 炊事場は1か所でセンターハウス入口の横にあり、シンクは6つ。温水も使える。 洗剤やスポンジは置いていないので、要持参。

温水も使える炊事場。ステンレス製のシンクで清潔に管理

▶トイレ トイレも1か所でセンターハウス入口の横にある。男子は小3、個室2で温水洗浄機付き便座も完備。室内灯は人感センサー式の自動点灯。

見てのとおり、男子トイレ

快適な個室

▶温水シャワー シャワーはセンターハウス内にあり、受付で料金を払うシステム。男女別になっていて、男子用はシャワーブースが4室あり、ほかに洗面台が1つ。 シャワーを浴びる際に困った点が、脱衣スペースがないこと。シャワーブース内は狭く、着替えをするにはかなり窮屈。シャワーを浴びる際は、防水バッグに入れた着替えとタオルだけを持って行った方がよい。女性用のシャワールームも同様かどうかは不明。 ボディーソープやシャンプーなどの備え付けはないので、要持参。 利用時間:10:00~17:00 利用料金:1回330円

通路の両側にシャワーブースは2つずつ。手前には洗面台がある

シャワーを浴びるだけなら問題ないが、着替えは‥‥

▶バレルサウナ センターハウスの下に北欧スタイルのバレルサウナとバレルバスが設置され、外気浴スペースもある。4人までの貸し切りで、10:00~13:00と13:00~16:00の1日2回。 薪ストーブであたためられ、木の香りに満ちたサウナでロウリュウも体験できるという。外気浴用にアウトドアチェアも用意されている。 貸し切りサウナの料金は1回4人までで1万3200円也

センターハウスの下に設置されているサウナと水風呂(言うまでもないが利用時はカバーを外す)

大きな窓から久慈川を眺めながらサウナで汗を流せる

▶キャンプ場データ◀


住所 茨城県大子町袋田3708-1 開設期間 通年 予約 WEB予約/利用日の3か月前から受付 ※今回、平日利用だったので他に利用者はなく貸し切り状態だった。GWや夏休み期間を除けば、週末でも比較的予約は取りやすいようだ。 CHECK IN 13:00~16:00/OUT 11:00 <ソロキャンプモデル料金> 4180円 サイト利用料 ソロサイト、モーターサイクルサイト、ハンモックサイト4180円(12~2月は3080円、GW・7月下旬~8月末の休・祝前日ほか連休、年末年始は5280円)/ファミリーサイト5280円~7480円 <ごみ処理> 燃えるゴミ、ペットボトル、ビン、缶類に分別して、ゴミ回収ボックスへ。無料回収。ゴミ箱のすぐそばに灰捨て場あり

ゴミは指定通り分別して回収ボックスへ

ゴミ回収ボックスの横に灰捨て場がある

<周辺情報> ※( )内はキャンプ場からの距離 スーパー エコス山方店(約15㎞)/TAIRAYA大子店(約8㎞)/リオン・ドール大子店(約8㎞) コンビニ ファミリーマート(約3㎞)、ヤマザキショップ大子西金店(約5㎞)/セブンイレブン山方南店(約16㎞) ホームセンター コメリ山方店(約16㎞) 道の駅 道の駅 常陸大宮(約19㎞)/道の駅 奥久慈だいご(約7㎞) 温泉 道の駅 奥久慈だいご(約7㎞)

今回のキャンプ飯


食材は国道118号沿いのエコスで調達。酒は那珂IC近くの木内酒造で買った菊盛と常陸野ネストビール、そしてエコスの近くにある根本酒造の久慈の山。 ➡夕食 まずは常陸野ネストビールの春限定ビールを飲みながら夕食の準備。メインは豚ロースの味噌漬け、付け合わせはレタスのサラダ、そして生春巻き。味付けされた肉をただ焼くだけなので手間いらず。 純米久慈の山を味わいながら適当な料理を食べる。うまい酒はなんていうこともない料理も引き立てる!

食前酒は木内酒造で購入した常陸野ネストビールの春限定品。さくらスタウト(左)とみかんセッション(右)

続いて、同じく木内酒造の季節限定酒、菊盛 純米吟醸本生酒 春待月。精米歩合50%、アルコール度数15%。フルーティーな香りで微発泡ながら滑らかな口当たり。この酒は来年も買いたいと思った

食中酒は根本酒造の純米 久慈の山。精米歩合60%、アルコール度数15%。豊潤な味わいでコクがあり、口当たりはスッキリ

今夜も一人静かに酒を飲む‥‥

➡朝食 朝はぶどうパンに生ハムとチーズをのせ、ソーセージを炙って生野菜にトッピングすればできあがり。あとは牛乳とコーヒーがあれば自分は満足。10分もあればできる簡単メニュー。

せめて熾火でパンを温めればよかった