2024.05.20

 【ベストシーズン到来!】初夏に走りたい、おすすめロード5選~北海道編~ 

ちょうど良い気温に日も長い初夏の時期はオートバイツーリングに絶好のシーズン。残雪、新緑、美景も魅力ですね。そんな時期におすすめの道を紹介するコラム、今回は北海道編です。

著・小原信好

オススメはココ!


1.芝ざくら滝上公園【滝上町】 2.道道106号【豊富町】 3.本沢牧場展望台【北見市】 4.道道102号(藻琴山展望台PA付近)【弟子屈町】 5.大雪高原旭ヶ丘【上川町】

1.芝ざくら滝上公園【ツーリングマップル北海道 P.81 C-5】


まだ間に合うぞ!花景・芝ざくらロード! 昭和32年(1957年)、みかん箱一個から植え始め、今では10万平方メートルの大群落となり、国内屈指のピンク色メインの芝桜公園となった。公園のアクセス道の両脇も芝桜が咲いているので、一面のピンクの中を走るシーンを体感することができる。

芝桜に包まれた走行シーンを撮影できるのは日本国内でここだけかも!?

「香りの里ハーブガーデン」(ツーリングマップル北海道 P.81 D-4)のハッカソフト。美しいサックスブルーで清涼感ある味わい。

2.道道106号【ツーリングマップル北海道 P.56 D-5~P.58 B-4】


北の地平線、サロベツ原野を貫く、ライダー憧れの国内屈指の絶景ロードとして有名な道道106号。電信柱も、ガードレールも無い区間があり、写真映えする直線道路。利尻山の残雪を見ながら走れるのは、この季節ならではの魅力。そして、6月の終わりごろからは、道端にオレンジ色のエゾカンゾウが咲き誇る季節がやってくる。

ここでの撮影画像がツーリングマップル北海道2024年度版(R版)の表紙に選ばれた

「豊富温泉ふれあいセンター」(ツーリングマップル北海道 P.56 E-2) 世界的に珍しい油分を含んだ泉質。湯治用浴場と、一般浴場がある

「豊富温泉ふれあいセンター」内にある「食堂・味彩」。煙突型鍋でいただくジンギスカンが美味しい。

3.本沢牧場展望台【ツーリングマップル北海道 P.42 D-2】


標高460m、北見市街地を見下ろすロケーションで、隠れた雲海撮影地としても素晴らしいスポット。奥行きのある牧場の風景と森が美しい。訪れる観光客も少なく、目の前の景色を独り占めできる。紅葉時期もおすすめだ。アクセス道は舗装路だが一部、道幅狭いため、対向車に注意。展望台への道路は5月下旬〜10月末の8:00〜16:00に開放(通行可)。

北見市内で弁当を購入して、この景色を眺めながらランチはいかが

タマネギの大産地である北見市。津村製麺所直営の「TUMUGU Labo」(ツーリングマップル北海道 P.80 B-3)の「北見玉ねぎのてっぺんひやむぎ」がオススメ。※麺の大盛り無料!

「TUMUGU Labo」では、ツーリングマップル北海道担当のホッカイダー小原信好監修の「ライダー麺」を販売。

店舗の前には「ライダー麺」の自動販売機。裏側に個人のステッカーを貼ってもよいので、思い出を残していこう

道道102号(藻琴山展望台PA付近)【ツーリングマップル北海道 P.43 B-3~D-5】


屈斜路湖を眼下に眺めながら走れる峠は、美幌峠、津別峠、そしてココ。 森林限界のため、木々が少なくて見晴らしが良く、開放感があって、走っていて気持ちが高揚すること間違いなし。網走市、大空町方面からアクセスするのがオススメで、時間があれば「ハイランド小清水725」にも立ち寄ってみよう。道道102号からそこへののアクセス道も景色が素晴らしく、展望台奥の岩場からは、屈斜路の全景を眺望できる。

道道102号は交通量も少なく快適に走る事ができるワインディングロード

「ハイランド小清水725」へのアクセス道より、道道102号を望む

「ハイランド小清水725」奥の岩場より屈斜路湖眺望

5.大雪高原旭ヶ丘【ツーリングマップル北海道 P.40 J-2】


この時期は、間近に見える大雪山系に、残雪が残り立体的に山々の姿を見ることができる。ちなみに、大雪山という山は無く、黒岳など周辺の山々の総称、ここ重要です。映画『許されざる者』のロケ地で、牧草地や、その年によって、植えられる作物の花が咲く畑もあるので、さまざまな風景を見ることができる。ツーリングマップル北海道2016年度版(通常版)表紙撮影地。

タイミングがあえば、放牧されているアンガス牛を見ることもできる

「大雪 森のガーデン」。ハーブ園(入園有料)のほか、カフェでジェラート、軽食を楽しめる