
Touiring
2025.04.25
朝ご飯ツーリングに行こう おすすめ朝活モーニング5選【中部北陸編】
日の出とともに走り出し、美味しい「朝食・モーニング」を目指してツーリング。そんな「モーツー(?)」におすすめのお店を、各エリア取材担当者がご紹介します。どこに、どんな朝食を食べに行きましょうか。朝食を食べた後は、続けてツーリングするもよし、帰宅してのんびりお昼寝するもよし、時間がたっぷり使えるのでおすすめですよ! 今回は、中部北陸エリアから。早速見ていきましょう!
▶中部北陸 5 selections◀
1.道の駅 もっくる新城 2.豊川稲荷の「いなり寿司」 3.いろは堂(鬼無里本店) 4.道の駅 マインドリーム能生 5.千里浜の浜茶屋

1.道の駅もっくる新城の正統派朝飯「卵かけご飯モーニング」
新東名高速道路・新城インターチェンジのすぐ近くに位置する「道の駅 もっくる新城」は、奥三河から岐阜方面への移動はもちろん、岡崎から名古屋方面、浜松から渥美半島方面へのアクセスにも便利な立地で、多くのライダーに利用されています。 ここの食堂は朝8時から営業していて、地元の新鮮な卵をほかほかの白飯にかける「卵かけご飯モーニング」が大人気です。生卵3個ついて、ご飯は食べ放題。朝からガッツリ日本の正統派朝飯で腹を満たして、元気に走りましょう。 ツーリングマップル➡中部北陸 P.20(関東甲信越 P04) F-4

道の駅もっくる新城(画像引用:まっぷるウェブ)

モーニングは10時30分(受付は10時20分)まで(画像引用:道の駅 もっくる新城)
2.朝の参拝とともに腹ごしらえ。豊川稲荷の「いなり寿司」
日本三大稲荷のひとつ、愛知県の豊川稲荷は稲荷社の中でももっとも大きく、独特の雰囲気を誇る社です。境内奥にある「狐塚」には、無数の「お狐さま」が鎮座して、無言の大合唱をしているような響きが感じられます。 この門前には、いなり寿司の店が並んでいて、シンプルないなり寿司のほかに、さまざまな具をトッピングした店独自のいなり寿司もあって、味のバラエティを楽しめるだけでなく、ボリュームがあって、これだけで満腹になります。参拝のついでに折り詰めを買って、朝食にや、昼食に。 ツーリングマップル➡中部北陸 P.20(関東甲信越 P04)B-7


日本三大稲荷のひとつ豊川稲荷。独特の神仏習合の形をとり、狐塚の威容(異様)には、古いアニミズムを感じさせる

「門前そば山彦」は8時30分からテイクアウトできる。2025年末まで豊川稲荷境内で営業

門前に並ぶいなり寿司の店で、折り詰めを買って景色のいいところでゆっくり食べよう
3.山里の素朴なおやきとお茶で、朝の腹ごしらえ。長野県鬼無里村「いろは堂」
長野県のローカルフードの代表ともいえる「おやき」。小麦粉やそば粉などを水で練り、野菜や山菜などの具材を包んで焼いたり蒸したりしたもので、山がちな土地で米が作れず、その代用食として食べられはじめたともいわれます。また、長野県小川村の縄文遺跡から、雑穀の粉を練って焼いた跡が発見されていて、おやきの原型となる食べ物は縄文時代からあったとも推定されています。 山深い鬼無里村の「いろは堂」は、そんなおやきの老舗ともいえる店で、今では長野県内各地に店舗があります。しかし、おすすめは長野市鬼無里にある本店です。朝8時30分から営業していて、朝食に買っていく地元の人たちも見かけます。店内の囲炉裏端でお茶とともに、いろんな具の入ったおやきを堪能するために、朝からワインディングを走って訪れるのもなかなかオツなツーリングでしょう。 ツーリングマップル➡中部北陸 P.93(関東甲信越 P.68) G-5

鬼無里の中心部、国道406号沿いにある「いろは堂本店」

信州の山の朝は夏でも冷えるので、囲炉裏端であつあつのおやきとお茶はうれしい
4.道の駅マリンドリーム能生の「かにや横丁」で、朝からカニ三昧
国道8号線の日本海に面した一角、海が荒れたら波しぶきが飛んできそうなところにある道の駅能生の名物は、3月から12月にかけて捕れたてのズワイガニをその場で茹でて食べさせてくれる「かにや横丁」。 7軒あまり並ぶ店は、いずれも自前の船を持って漁を行い、そのまま店に並べるので、とびきり新鮮なズワイガニが味わえます。値段もリーズナブルで、茹でたてのズワイガニをそのまま表に並ぶテーブルに座って、素手でムシャムシャと。日本海の海の香が口の中いっぱいに広がって、朝から至福が味わえます。 朝9時から営業しているので、早立ちのツーリングでの朝食におすすめ。またズワイガニ以外の海産もいろいろあるので、いろいろ見繕って宅配便で送れば、帰宅した後も楽しめます。 ツーリングマップル➡中部北陸 P.102(関東甲信越 P.85) H-5

新鮮な海の幸を入手できる

獲れたてのズワイガニはジューシーで新鮮そのもの。道の駅に磯の香りが充溢する
5.波音を聴きながら、昔懐かしい浜茶屋で一服。千里浜の浜茶屋。中部95C-6
能登の千里浜といえば、風間深志さんが主催するSSTRで全国的に有名になりましたが、この長い砂浜は、昔から北陸地方の人たちにとって、海水浴場として有名でした。 その千里浜の羽咋市終点に位置するあたりには、5月の連休から11月頃にかけて昔懐かしい浜茶屋が並びます。白貝の貝焼きをはじめ、ハマグリ、サザ工、イ力焼きなど、広い砂浜に香ばしい香りが漂って、ついついふらふらと。なにやらビールでもといきたくなってしまいますが、そこはぐっとこらえてノンアルコールで、朝からちょっといい気分に。8時過ぎくらいからぼちぼちと開いていくアバウトさが、またローカル色豊かで和みます。 ツーリングマップル➡中部北陸 P.95 C-6

ライダーにとっては、すっかりおなじみの風景となった千里浜の一角、砂浜に可愛らしい小屋掛けの浜茶屋が並ぶ


どの浜茶屋も地元のお母ちゃんが切り盛りしていて、ローカル色豊か。いろいろ旬のものを聞きながら、潮の香りを堪能しよう