2025.10.06

酒蔵巡り&ソロキャンプツーリング フィールドガイドVol.19 [オートキャンプ場そら](群馬県)

9月になればいくらか暑さも和らぐだろうと思いきや、「もう勘弁してください」と言いたくなるくらい暑い日が続いていた。10月に近づきようやく朝晩は過ごしやすくなってきたが、今年はいつになく「天高く馬肥ゆる秋」が待ち遠しい! さて、今回利用したキャンプ場は群馬県渋川市にある、オートキャンプ場そら。2024年春にオープンした全8区画の小さなキャンプ場だが、よく手入れされた芝生のサイトと清潔なサニタリーで、快適に過ごすことができた。 キャンプ場は高台の開けた場所にあり、正面には赤城山や榛名山の山並み、眼下には渋川の街並みを望み、美しい夜景や満天の星空を見ることができる。 (取材日:2025年9月1日~3日)

著・フィネス(清水聖児)

渋川・伊香保と赤城山を巡る温泉グルメツーリング


渋川を訪れる際は、ほぼ毎回水沢うどんを食べる。水澤観世音前の県道15号は水沢うどん街道とも呼ばれ、約1.5kmの間に十数軒の水沢うどんの店が並んでいる。ここでは老舗の清水屋で自慢のうむどんをいただいた。 赤城山では地蕎麦の栽培、自家製粉にまでこだわったそば処、桑風庵へ。行列必至の人気店で、今回が初めての訪問。評判に違わぬ風味とコシのある蕎麦に満足。ただ、この店は一人で行くには敷居が高い。できれば二人以上で行く方がいいようだ。 温泉はキャンプ場に近い渋川市の金島温泉 富貴の湯と、伊香保温泉の伊香保露天風呂を利用した。富貴の湯では大人500円のところ65歳以上は300円となり、初めて年齢による割引を享受した。伊香保露天風呂では割引はなかったがほぼ貸し切り状態だったので、あつめの湯とぬるめの湯を行ったり来たりして源泉黄金の湯を堪能できた。 このツーリンで巡った酒蔵は渋川市の聖酒造、吉岡町の柴崎酒造、中之条町の貴娘酒造の3軒。聖酒造では今年初の秋酒を購入し、そこで初めて秋を実感

眺望の良さときれいな芝生のサイトがこのキャンプ場のポイント

渋川市は榛名山の東麓、鶴の形の群馬県のほぼ中央に位置している

Pick Up ! 周辺情報


1.柴崎酒造 2.聖酒造 3.清水屋 4.水澤観世音(五徳山 水澤寺) 5.貴娘酒造 6.伊香保温泉 7.赤城神社 8.桑風庵 なかや本店

1.柴崎酒造


1915(大正3)年創業、代表銘柄は「船尾瀧(ふなおたき)」。 銘柄の船尾滝は榛名湖を水源とした落差72mの名瀑で、古くは一般の立ち入りが禁じられた神域であったという。 上毛三山のひとつ、榛名山系の伏流水を仕込み水とし、酒米は五百万石をはじめ山田錦や美山錦、若水を使用して酒を醸している。また、使用酵母は群馬KAZE酵母で、群馬の土地に根ざした酒造りを続けている。 ここで購入したのは限定流通の純米酒 天鸙(てんやく) 生詰。天鸙はヒバリの別名で地元吉岡町の町の鳥。春頃搾った酒を四季に分けて限定出荷しているとのことで、生詰めは夏酒。そしてもう1本、特別本醸造の生原酒、濃い生(300ml)を予備酒として確保。 住所 群馬県吉岡町下野田649-1 TEL 0279-55-1141 営 9:00~17:00 休 土・日曜、祝日、年末年始 ツーリングマップル➡関東甲信越 P.63 B-5

吉岡町役場のすぐ近くにある柴崎酒造。直売所も併設

「船尾瀧」のラインナップ

前列右側が数量限定の純米酒 天鸙(てんやく) 生詰

ストレートなネーミングに思わず手が伸びた濃い生

天鸙(左)は雄山錦を使用した一度火入れの純米生詰。アルコール度16度、精米歩合60%。ほのかにジューシーでキレのよい後味。濃い生(右)は五百万石を使用。アルコール度19度、精米歩合60%。スッキリとふくよかな味わい

2.聖酒造


1841(天保12)年創業、代表銘柄は「かんとうのはな」、「名峰赤城」、「聖」。 「かんとうのはな」と「名峰赤城」は酒米ではなく群馬県産の食用米ひとめぼれを原料米とし、現在ではそれが聖酒造の酒造りの主要原料米となっている。 酒蔵の名を冠した「聖」は特約店限定酒で、残念ながら聖酒造の売店でも直売はしていない。「聖」は群馬県産の五百万石、若水のほか、兵庫県産の山田錦、滋賀県産の渡船、岡山県産の雄町などの酒米を使用しているが、ここ数年は群馬県産ひとめぼれも原料米として使用している。 日本酒以外でも聖ブランドで梅酒やリキュール、酒粕を原料とした粕取焼酎なども製造、販売していて、その種類も多い。 ここで購入したのは秋向けに特別に仕込んだ限定の純米吟醸「かんとうのはな ICHIMATSU AUTUMN」。 住所 群馬県渋川市北橘町下箱田380 TEL 0279-52-3911 営 10:00~16:00 休 GW、お盆、年末年始ほか不定休 ツーリングマップル➡関東甲信越 P.63 C-5

赤城山西南麓の高台にある聖酒造。直営店も併設

「かんとうのはな」、左から純米大吟醸、純米吟醸、吟醸

梅酒も数種類ある。左から「純米梅酒ひじり」、「自家梅林手摘みの梅酒ひじり」、「純米梅酒鱗(うろこ)」

左から「粕取焼酎30度 聖 酒端(さけのしずく)」、「粕取焼酎20度 聖」、赤みを帯びた果肉の国産ブラッドオレンジを使用したリキュール「ブラッドオレンジひじり」

「かんとうのはな 秋の純米吟醸(ICHIMATSU AUTUMN)」。アルコール度15度、精米歩合麹米35%、掛米60%。さわやかな酸味とほどよい甘みが絶妙

3.清水屋


水沢うどん街道沿いには十数店の水沢うどんの店があり、それぞれこだわりを持った水沢うどんを提供している。毎回どの店に入ろうか迷うものの結局、始祖 清水屋か元祖 田丸屋のどちらかになる。そして今回は手打ちうむどん 始祖 清水屋へ。 メニューはそれほど多くはないので、ざるうむどんと舞茸の白揚げを注文したところ、「うむどん相盛りにして食べ比べてみるのがおすすめですよ」と言われた。「いえ、けっこうです」とも言えず相盛りに注文変更。相盛りは国産小麦のみを使用したざるうむどんと、群馬県産有機栽培の地粉を使用した地粉うむどんの二種盛り。さらに、テーブルに相盛りが到着すると、「まずは何もつけずうどんそのものを味わってみて」と。まあ、これは毎回言われているので想定内。 コシの強さと喉越しの滑らかさは、これが始祖の水沢うどんだ!と強調しているようだ。ただ、気のせいかもしれないが、胡麻だれは以前の濃厚さが薄れたように感じた。 住所 群馬県渋川市伊香保町水沢204 TEL 0279-72-3020 営 10:30~14:30 休 木曜 ツーリングマップル➡関東甲信越 P.62 L-4

水沢うどん街道の中でも歴史ある老舗の始祖 清水屋

うむどん相盛り(中盛)1350円と舞茸の白揚げ880円。相盛りは左が地粉うむどん

4.水澤観世音(五徳山 水澤寺)


水澤観世音は創建1300年以上の歴史ある名刹で、ご本尊は十一面千手観世音菩薩。坂東三十三番礼所の十六番礼所でもある。 水沢うどん街道の突き当りが水澤観世音の正面参道になっていて、参道の階段を上っていくと仁王門があり、さらに上っていくと本堂(観音堂)、その右手には六角堂がある。 六角堂内部にある回転する六地蔵尊を左に3周押し回すと功徳が得られるとされている。そういえば善光寺の経蔵には八角の大きな輪蔵があり、こちらは時計回りに1周押し回すと一切経(仏教経典を集成したもの)をすべて読んだことと同じ功徳が得られるというもの。 境内には霊泉が湧く龍王辨財天がある。この霊泉は財を成し、病を癒し、天寿を全うする霊験あらたかな霊泉と伝えられている。弁天様に手を合わせ、ご利益があらんことを心よりお祈り申し上げた。 住所 群馬県渋川市伊香保水沢214 TEL 0279-72-3619 時 参拝自由  ツーリングマップル➡関東甲信越 P.62 L-4

参道入口の階段と仁王門

元禄年間に建立された本堂(観音堂)。群馬県重要文化財に指定されている

地蔵尊信仰の代表的建築物の六角堂。回転する六地蔵尊は非常に珍しいとのこと

龍王辨財天。水取りができる水場もあり、手前のカエルに一杯の水を注ぐと諸願成就するといわれている

5.貴娘酒造


1872(明治5)年創業、代表銘柄は「貴娘」、「咲耶美(さくやび)」。 国道145号・日本ロマンチック街道沿いにある中之条町唯一の酒蔵。小さな酒蔵だが、基本に忠実な酒造りを心掛け、地元では古くから親しまれてきた「貴娘」。 「貴娘」は本醸造、純米、純米吟醸、大吟醸、生酒、原酒など、さまざまな種類があり、日本酒度は+1.5~+6.5と、やや辛口から辛口にまとまっている。 「咲耶美」は純米吟醸や純米大吟醸が中心で、酒質は華やかで香り高く、あまり日本酒に親しんでいなくても、飲みやすくわかりやすい味わいに仕上がっているという。 ここで購入したのは「貴娘」の本醸造 原酒。しぼりたて生酒にしようか迷ったが、より辛口の原酒にした。 住所 群馬県中之条町大塚1768-2 TEL 0279-75-3146 営 8:30~16:30 休 土・日曜、祝日 ツーリングマップル➡関東甲信越 P.62 L-4

国道145号沿い、貴娘酒造の入口にある看板と杉玉

「貴娘」のラインナップ。蔵元限定100本の亀口の酒もあったが、さすがにバイクに一升瓶を積んで走るのはちょっと・・・

「貴娘」 本醸造 原酒。アルコール度19度、精米歩合65%、日本酒度+5。コクがあり、原酒ならではの芳醇な味わい

6.伊香保温泉


草津温泉、四万温泉と並んで上毛三名湯に数えられる伊香保温泉。そのシンボルともいえるのが石段街で、365段の石段を挟んでみやげもの屋や饅頭屋、遊技場、飲食店などが軒を連ねている。そして石段街を上り詰めた先には伊香保神社がある。 伊香保石段街周辺には8カ所の市営駐車場があるが、そのうちバイクが利用できるのは徳冨蘆花文学館駐車場(有料)。また伊香保露天風呂の近くの河鹿橋駐車場(無料)もバイクOKだ。

石段街の入口にあるオブジェ。IKAHOのOの真ん中がハートマーク

●渋川市伊香保温泉浴場 石段の湯


その名のとおり石段街にある市営日帰り温泉施設。蔵造りの外観で、温泉は源泉から直接引いた茶褐色の黄金の湯。2階には無料の休憩室もある。 住所 渋川市伊香保町伊香保36 TEL 0279-72-4526 営 10:00~19:30 休 第2・4火曜(祝日の場合は翌日休) ¥ 大人800円、小学生400円 ツーリングマップル➡関東甲信越 P.62 K-4

石段街96段目にある。男女別で内湯のみの素朴な温泉

●岸権 辰の湯(足湯)


塩原温泉の老舗旅館、岸権旅館の足湯。黄金の湯を源泉のまま掛け流している。無料で利用できるので石段街の散策途中、ここに立ち寄って休んでいく人も多い。 住所 渋川市伊香保町伊香保48 TEL 0279-72-3105(岸権旅館) 営 8:00~18:00 休 無休 ¥ 無料 ツーリングマップル➡関東甲信越 P.62 K-4

石段街212段目にある足湯。休憩がてら気軽に利用できる

●大正浪漫 黒船屋


石段街から路地を少し入ったところにある大正モダンをコンセプトにした和カフェ。熱々の石焼鍋で煮込んだ石焼きハンバーグや、ぐつぐつ石焼きカレーが人気。もう一つの推しが自家焙煎の伊香保石段コーヒー。パンケーキなど、スイーツもある。 住所 渋川市伊香保町伊香保20 TEL 0279-20-3962 営 11:00~16:00 休 木曜ほか不定休 ツーリングマップル➡関東甲信越 P.62 K-4

石段街263段目の路地を入ってすぐ。赤い暖簾が目印

きのことチーズのカレー単品1290円、ランチセット(サラダ・ドリンク付き)1590円

●伊香保神社


石段街を上り詰めた場所にある、1200年の歴史を誇る古社。上野国三ノ宮のひとつで、温泉の守護神として信仰を集め、縁結びや子宝にご利益があるといわれている。伊香保神社を参拝して石段街探訪は終わり。 住所 群馬県渋川市伊香保町伊香保1 TEL 0279-72-2351(平日は渋川八幡宮へTEL 0279-240122) 時 参拝自由 ツーリングマップル➡関東甲信越 P.62 K-4

伊香保神社一之鳥居と社号標。鳥居の左は手水舎

手水舎には温泉が流れているのかと思いきや水だった

伊香保神社拝殿。365段の石段を無事上りきって拝礼

●伊香保露天風呂


伊香保の源泉地にある露天風呂は伊香保神社から徒歩15分ほど。石段街の賑わいから離れ、自然に囲まれた静かな場所にある。石段の湯は以前入ったことがあるが、露天風呂は今回が初めて。野趣溢れる温泉に浸かれば身も心も癒される、至福のひと時。 住所 群馬県渋川市伊香保町伊香保581 TEL 0279-72-2488 営 9:00~17:30(10~3月は10:00~)、休 第1・3木曜(祝日の場合は営業、8月は無休) ¥ 大人600円、小学生以下300円 ツーリングマップル➡関東甲信越 P.62 K-4

露天風呂入口。券売機で入浴券を買うと引き換えにロッカーのキーを渡される

露天風呂はあつめの湯とぬるめの湯に仕切られている。洗い場はなし

露天風呂の上にある黄金の湯の源泉噴出口

露天風呂へ向かう途中に伊香保で唯一の飲泉所があり、黄金の湯を飲泉できる

7.赤城神社


赤城山の大沼湖畔にある朱塗りの美しい神社。赤城山と湖の神様、赤城大明神を祀り、古くから女性の願掛け神社として知られている。赤城神社の参道でシンボルでもある朱色の啄木鳥(きつつき)橋は2019年老朽化のため通行止めとなり、現在、新橋の架け替え工事進行中で2025年秋開通予定。 住所 群馬県前橋市富士見町赤城山4-2 TEL 027-287-8202 時 参拝自由 ツーリングマップル➡関東甲信越 P.63 G-2

朱色が鮮やかな赤城神社の社殿

架け替え工事中の啄木鳥橋。完成が待ち遠しい

赤城神社裏手の湖畔から大沼を望む

鳥居駐車場から望む覚満淵。その奥に大沼。紅葉の時期がおすすめのビュースポット

8.桑風庵 なかや本店


自社農場や地元農家で栽培した赤城産のそばを製粉、そば打ちまで一貫して行なう。平打ちで仕上げたそばは風味と甘さが際立ち、喉ごしもよい 手打ちそばには天ぷら付きや単品の各種天ぷら盛り合わせ、変わり汁として、かも汁、きのこ汁、おろし汁、とろろ汁などもある。 住所 群馬県前橋市富士見町赤城山1195 TEL 027-288-4120 営 10:30~16:00(土・日曜、祝日は~19:00)※売切れ次第閉店 休 無休(臨時休業あり) ツーリングマップル➡関東甲信越 P.63 E-4

県道5号沿いにあり、立派な門構え。道路を挟んで駐車場がある

長椅子が置かれた入口。記名帳はないのでひたすら並んで順番を待つのみ

ひと口サイズにまとめられたそば。1人前900円。舞茸てんぷら900円。舞茸天ぷらは2~3人分くらいの量があった

オートキャンプ場そら【キャンプ場情報】


キャンプ場は子持山の南麓にあり、関越自動車道 赤城ICから約8km、温泉やスーパー、コンビニにも近く、周辺には伊香保温泉、榛名湖、赤城山など、観光スポットも多いので、ツーリングのベースキャンプとしても好立地だ。 サイトは通路を挟んで山側のAサイトと谷側のSサイトに分かれていて、眺望はSサイトの方がよい。場内には木立ちもなく日当たりはよいが、高台にあるとはいえ夏の日中の暑さは厳しかった。また風を遮るものもないので、強風対策の準備は万全にしたい。今回は滞在中、夜に突然の雷雨と強風でテントとタープがかなり煽られたので、あわててテントの張り綱をすべてペグダウンし、タープも風上側を低くしてなんとか凌ぐことができた。管理人さんも心配してすぐに駆けつけてくれたので、心強かった。 ツーリングマップル➡関東甲信越 P.63 A-2

■サイトの種類


サイトは全8区画で大小2タイプ。いずれもサイトは芝生で車の乗入はできないが、各サイトの隣に砂利の専用駐車スペースがある。全区画AC電源付きで電源使用料は1日550円。 ▶Sサイト 1区画の広さは間口10m×奥行き9mで5区画。全区画谷側に向いているので視界を遮るものはなく、眺望は抜群。

開放的で気持ちのよいサイト。サイト間は柵で区画されている

駐車スペースは各サイトの前にあり、砂利敷きでロープで線引きされている

芝生を保護するために、焚火台やBBQグリルを使用する際に使うブロックと遮熱板が各サイトに用意されている。焚火シートは要持参

AC電源BOX。20A、2000Wまで使える。キャンプでは十分な容量

▶Aサイト 山側にあるサイトで、1区画の広さ間口7m×奥行き5mが2区画、間口8m×奥行き5mが1区画で計3区画。各サイトの横に砂利敷きの駐車スペースがある。

キャンプ場入口側から見るAサイト。一番奥が8×5mのA3サイト

山側にAサイトが並ぶ

Aサイトで焚き火台を使う場合は砂利敷きのスペースに焚火シートを敷いて

■場内施設


▶管理棟・受付 キャンプ場の入口に管理棟があり、受付やレンタル品の貸し出しを行なっている。販売品は薪(広葉樹)のみ。 レンタルは大型扇風機と4脚タープのみで、キャンプ用品やBBQ用品のレンタルはない。

管理棟は10:00~18:00オープン。管理人不在時は電話にて対応

薪(広葉樹)は1籠(10kg)1000円

▶炊事場 炊事場は管理棟の並びにあり、シンクは2つで給湯器付き。シンクの横にある電子レンジは自由に使える。

炊事場には食器洗い用のスポンジや洗剤もある

▶トイレ トイレは管理棟に併設され、男子トイレは個室が2つで便座はヒーター付き。温水洗浄機付き便座ではない。

洋式トイレだが、立小便禁止の張り紙が正面に

▶キャンプ場データ◀


住所 群馬県渋川市中郷2694-79 TEL 0279-25-7791 開設期間 通年 予約 利用日の2カ月前から受付(WEB予約)、サイト指定可 ※区画数が少ないので週末は早めの予約を。 CHECK IN 13:00/OUT11:00 <ソロキャンプモデル料金> Aサイト 3800円 Sサイト 6600円 施設使用料 大人550円、小人330円 サイト使用料 Aサイト3300円、Sサイト6050円 ※通年同一料金 <ゴミ処理> 生ゴミ、一般ゴミ、ペットボトル(ラベルとキャップ別々に)は分別して指定のゴミ箱に捨てる。ビン、缶、金属類は持ち帰り。段ボールは小さくして空いている場所に。灰や消し炭はトイレの前の赤いドラム缶へ。

ゴミ箱は炊事場内にある

灰や消し炭を捨てるドラム缶。火が残っている場合は水をかけて消火

<周辺情報> ( )内はキャンプ場からの距離 ●スーパー ベイシア 渋川こもち店(約6km):TEL 0279-22-5111 群馬県渋川市吹屋657-30 営 9:00~20:00 休 無休 ベルク 渋川店(約8km):TEL 0279-30-3800 群馬県渋川市渋川1815-42 営 9:00~24:00 休 無休 ●コンビニ ローソン 渋川横堀店(約5km):TEL 0279-25-7540 群馬県渋川市横堀36-2 営 24時間 休 無休 ●ホームセンター コメリ 子持店(約6km):TEL 0279-60-2040 群馬県渋川市北牧1113-3 営 9:00~19:30 休 無休 ●道の駅 道の駅 こもち(約6km):TEL 0279-60-6600 群馬県渋川市白井2318-1 営 9:00~18:00 休 第3火曜 道の駅 おのこ(約8km):TEL 0279-59-2839 群馬県渋川市小野子1980 営 9:00~17:00(食堂は11:00~14:00) 休 第2火曜 道の駅 中山盆地(約13km): TEL 0279-63-2000 群馬県高山村中山2357-1 営 9:00~18:00(11~翌3月は9:30~17:00) 休 無休(12~翌3月は毎月10日休) ●日帰り温泉 富貴の湯(約5km):TEL 0279-23-0001 群馬県渋川市川島99-1 営 10:00~20:30 休 毎月15日(土・日曜、祝日の場合は翌日休) 伊香保温泉石段の湯(約13km):TEL 0279-72-4526 群馬県渋川市伊香保町伊香保36 営 10:00~19:30 休 第2・4火曜(祝日の場合は翌日休) 伊香保露天風呂(約14km):TEL 0279-72-2488 群馬県渋川市伊香保町伊香保581 営 9:00~17:30(10~翌3月は10:00~) 休 第1・3木曜(祝日の場合は営業、8月は無休)

キャンプ場から一番近い金島温泉 富貴の湯

今回のキャンプ飯


キャンプでは大体その地域のスーパーで食材を調達しているのだが、最近、地方のスーパーでの食材探しが楽しくなってきた。とくにご当地ならではの総菜やレトルト食品を見つけた時はうれしくなる。今回は寄らなかったが、道の駅ならそれこそさまざまな特産品が手に入る。これからは酒蔵巡りに加え、ご当地のスーパーや道の駅を回って、呑み食いを楽しむキャンプをしてみようか。でも料理は苦手だからなぁ・・・。 ➡1日目夕食 餃子、エビチリ、中華サラダで街中華風にまとめてみた。餃子は生餃子を焼いて、エビチリはレトルトパックを湯煎、中華サラダは総菜コーナーで買ったもの。枝豆は自宅の冷凍庫から持ってきた。

質素な夕食だけど、酒があればそこそこ満足

➡2日目朝食 前回シェラカップでご飯を炊いてなかなかうまくできたので、調子に乗って今回は釜飯用の釜を持ってきた。おかずは秋刀魚の生姜煮、シラスおろし、生野菜。そして味付け海苔に納豆ご飯となめこ汁。それなりに和朝食。

釜で炊くごはんが美味い。次回は炊き込みご飯に挑戦してみよう

日本の正しい朝食っぽい。あと、生卵と梅干があれば完璧か

➡2日目夕食 メインは豚みそロースソテー、そのほか厚揚げ、もずく酢、黒豆、ジーマーミ豆腐。ジーマーミ豆腐は落花生を使った沖縄や鹿児島の郷土料理らしい。初めて食べてけど日本酒にも合う。

やっぱり居酒屋メニュー。酒が進む。右側のプリンみたいなのがジーマーミ豆腐

➡3日目朝食 撤収日の朝食は簡単なものがいい。今回はメンチカツのランチパック、ベーコンエッグ、ポタージュスープ、サラダ、牛乳とコーヒー。まるで喫茶店のモーニングセット。

初めてランチパックなるものを試してみたが、これはキャンプ向きかもしれない。種類もいろいろあって、ランチパックだけでも朝食として成り立つような気がした

関連記事