2023.03.13

ツーリングマップル2023年度版 表紙と撮影地紹介[通常版]

ツーリングマップル2023年度版の発売が間近に迫ってきました!今回は、毎年注目の各エリア版表紙をご紹介します。撮影地についても書いているので、同じ場所を見つけて、同じ構図で撮ってみてはいかがでしょうか!まずは通常版から、どうぞ! ※同じ場所で撮影をされる場合は、必ず周辺の交通安全確認・住民の方へのマナー等を守って行ってください。

著・編集部マスキ

・・とその前にデザイン変更点について


各エリアの表紙紹介の前に、今年のデザイン変更点も紹介しておきます。ツーリングマップルの表紙デザインは、数年(平均5年くらい?)おきにフルモデルチェンジしつつ、実は毎年ごとにも細かいマイナーチェンジが行われているんです。今のデザインベースは2020年度版からで、今年で4年目。それまでと雰囲気をガラっと変えたので、発表時は「どしたん!?」「ツーリングマップルらしからぬカッコよさじゃん!」なんて声をたくさんいただいたものです(笑)その辺のデザイン話は長くなりそうなのでまた別の機会に…。 今年の表紙の変更ポイントですが、左端にエリアカラーが入りました。これいいアクセントになってますよね~。そして地味に、写真が上下いっぱいに広がるようにしています。これは、風景の広がりが増す効果を狙ったものです。手前から奥へと視線にゆとりが出るというか、手に持っているとそこに自分も立っているかのような、そんな効果があるのかなと。

北海道から順にご紹介!


さてそれでは通常版北海道から順に紹介していきましょう!

撮影:小原信好 ライダー:清水聖児 撮影地:壮瞥町 壮瞥公園 (北海道71 C-5)

はい、美しいです。 壮瞥町にある壮瞥公園(71 C-5)から見た洞爺湖の風景です。高台に上ったところにある小さな公園で、アクセス道も狭いので混雑時は注意が必要ですが、登って行く途中の、そして登った時の感動はすごいです。天気が良かったこの時なんてもう「キター!」って感じでしたよね。え、なんで知ってるかって!?いや実はこの撮影時、私、編集担当マスキも同行してたんです。その様子はYouTubeの動画にもしてるので、よかったら下記リンクから見てみてくださいませ。 なおこの壮瞥公園には桜や梅もあって、花が咲くころにはまた別の絶景が見られるみたいですよ。是非行ってみて下さいね。

東北版は歴史を感じる建物をバックに


続いて東北!

撮影:巣山悟 ライダー:賀曽利隆 撮影地:山形県 酒田の山居倉庫(東北 49B-5)

東北は歴史を感じる建物をバックに渋いイメージで攻めてますね。 ここは山形県酒田市にある「山居倉庫」という場所。1893(明治26)年に建てられた米穀保管倉庫。新井田川沿いにズラリとならぶ姿が美しく、今でも現役の倉庫として使われています。「庄内米歴史資料館」や、お土産・軽食・食事処を備えた「酒田夢の倶楽」といった観光施設もあり、のんびり歴史を想像しながら見て歩きたいものです。

関東甲信越は浅間山と青空が美しい清涼感のある風景


 

撮影:巣山悟 ライダー:中村聡一郎 撮影地:群馬県二度上峠 (関東甲信越62 C-5)

こちらの撮影地は群馬県の二度上峠(にどあげとうげ)。群馬県道54号長野原倉渕線上にある峠。「二度上峠」の名前はかつてここにあった草軽電気鉄道(軽井沢~草津を結んでいた。1962年廃止)の「二度上駅」に由来するそうです。二度上というのは、この地で高度を稼ぐためにスイッチバックをしていたことが由来です。鉄道が廃止されて駅もなくなりましたが、駅名から来た峠名は今でも残っている、というのがちょっとユニークですね。 景色はご覧の通り、すばらしい絶景が拝めますね。

中部は雄大な白馬の山々をバックに爽快な走り


 

撮影:盛長幸夫 ライダー:内田一成 撮影場所:長野県白馬村(中部北陸93D-4)

こちらは長野県白馬村の、JR信濃森上駅(中部北陸93D-4)の近くです。撮影したのは8月下旬ですが、山には雪が見えますね。この翌日くらいに私も中部の撮影に同行させてもらったんですが、このあたりはほんとに涼しくて、景色も良くて、夏に走るには最高でした。こちらもYouTubeの動画にまとめていますので、良かったら観てくださいね。

関西は爽やかな海!


 

撮影:治武靖明 ライダー:滝野沢優子 撮影場所:南淡路市 吹上浜付近(関西15G-4)

こちらは淡路島の吹上浜から見た鳴門海峡と大鳴門橋ですね。青い海と、関西のシンボルカラーのグリーンがマッチしてきれいです。大鳴門橋は渡っても気持ちいいし、こうして離れた場所から眺めてみても良いんですよね~。GB350Sのマフラーに青い空が反射しているのも何気にGOODポイント。こういうの好きなんです。なんか、ずっと見ていられる写真だなと思います。

中国四国も海。気持ち良い走り!


 

撮影:治武靖明 ライダー:博田巌 撮影場所:島根県松江市 県道2号(中国四国2B-5)

こちらは島根県松江市の美保関の風景です。平成の大合併で松江市に編入された美保関町は、島根半島の東端にある土地。昔から、たたら製鉄の輸出基地や北前船の寄港地として栄えてきました。そんな海沿いを走る県道2号はいかにも気持ちよさそうな景色が続きます。ぜひ行ってみたい、行ってほしい土地ですね。「美保関灯台」は、明治31年(1898年)11月8日に初点灯された山陰最古の灯台です。美しく見ごたえがあるのでこちらに行く際は立ち寄りたいです。

九州は絶景道のある長崎県生月島


 

撮影:治武靖明 ライダー:坂口まさえ 撮影場所:生月島(九州沖縄8 L-3)

生月島といえば、生月サンセットウェイが絶景道としては有名ですが、ちょっと小道を入ったところでしょうか。こういう風景もいいですよね。西日本3エリアはいずれも海が写っていますが、どれも個性があって「行きたい!」と思わせる景色ですねぇ。特に九州のこのバイクの立ち位置、画角、このカッコよさは真似したくなります。エリア外の人は九州といえば「まずは阿蘇!」ってなりがちかもしれませんが、西側にも素敵な道がいっぱいありますよ。

R版へつづく・・


というわけで、ツーリングマップル2023表紙<通常版編>でした。次回<R版編>もぜひお読みくださいませ。

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