
TOURING MAPPLE
2023.07.31
ツーリングマップルポスター2023年4月~8月
毎月作っているツーリングマップルのイメージポスター。 今年のキャッチコピー「旅が、旅をつなぐ」を載せて、旅に出たくなるようなイメージで作っています。ポスターと言いつつ、どこに貼ってあるわけでもないんですが、実は雑誌「BikeJIN」に毎月掲載されています。ご購読されている方がいらっしゃったら、見返して探してみてくださいね。 さてさて、今年もあっという間に夏が来てしまいましたが、そんなポスターの4月~8月分をここで紹介します。
4月:山形県 湯殿山神社 本宮大鳥居(東北 38F-3)
赤く巨大な鳥居が目をひく1枚。じいっと見ていると、奥へと誘われているような、不思議な感覚になってきますね。 湯殿山は「月山」・「羽黒山」とあわせて「出羽三山」と総称される修験道の聖地の一つ。三山を参拝することは、現在・過去・未来を巡る「生まれかわりの旅」として江戸時代、庶民に大人気だったそう。しかしかつて、湯殿山でのことは「語るなかれ、聞くなかれ」と戒められた神域。現在も、参道の各所には「撮影禁止」のお札が立てられ、湯殿山神社本宮へはお祓いを受けないと参拝できません。

撮影:巣山悟 ライダー:賀曽利隆
5月:鳥取県北栄町 由良川河口付近(中国四国 3C-6)
こちらは鳥取県の北栄町。由良川の河口付近ですが、奥に見えるのは日本海です。海の青が深くて美しいですね。 バイクはヤマハのテネレ700。砂浜というシチュエーションが似合ってますよね。2023年度のR版の表紙はここで撮影されたものですが、撮り終わって少し休憩といったところでしょうか(この日はものすごく暑かったそうです・・😅)。バイクが喜んでるように見えるのは気のせいかな。 一息入れて見る快晴の日本海ブルーはさぞ美しいだろうなと想像させてくれます。

撮影:治武靖明 ライダー:博田巌
6月:長野県 小熊山林道 パラグライダー離陸場(中部北陸 88B-1 )
長野県大町市には仁科三湖(にしなさんこ)と呼ばれる3つの湖があります。北から透明度バツグンの青木湖、一番小さい中綱湖、そして温泉や釣り、キャンプ場やカフェが充実した木崎湖。 この木崎湖を見下ろし、遠く松本平まで圧巻の姿を眺められる小熊山林道。感動ものの風景が広がります。ただしここは、あくまでパラグライダースクールの土地。マナーを守って通行・鑑賞しましょうね。 ちなみにこの撮影の様子は、YouTubeにもアップしているのでよかったらご覧ください。

撮影:盛長幸男 ライダー:内田一成

7月:北海道 歌島高原(歌島林道) (北海道15 I-3)
実は2023年度のR版表紙も同じ歌島林道です。ここはそれよりも上に行った所。海と空の境目が分らなくなるくらいのブルーが鮮やかで気持ちイイ!左側も海なので、ほんとにずっと「すげー」「うわー」って言ってた気がします。 そして何より、カメラマンHokkaider小原さんに北海道ナンバーワン絶景林道と言わせた景色です。ぜひ一度行ってみてください。なおこちらも動画にその様子を残しているので、ぜひ見てみてくださいね。

撮影:小原信好 ライダー:清水聖児

8月:長崎県 伊ノ浦郷から望む針尾送信所
この異様でものすごく目立つ3本の塔。有名なので見たことがある方も少なくないと思います。 「針尾送信所(針尾無線塔)」は大正11(1922)年、旧日本海軍によって建てられた無線送信所です。高さ約136m、周囲38m、塔の底面積115㎡(畳74畳分)の無線塔3本が300mの間隔を置いて正三角形に配置されています。2022年に建設から100年が経過した歴史的建造物。100年前にこれがあったというのは、すごいことですよね。この写真の空の雲がまた幻想的で、不思議な異世界感を漂わせています。(すごい!行きたい!)

撮影:治武靖明 ライダー:坂口まさえ
まだまだ続きます
9月以降も、旅に出たくなる、そんな写真を出していきますので、少し気にしていただけると幸いです。 ではではまた次回!