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2024.03.13
【ツーリングマップル中部北陸2024年度版】取材グッズインプレッション
ツーリングマップル関東甲信越2024年度版(2024年3月14日発売)の表紙撮影&実走取材で使用したグッズを紹介します。 ※掲載の情報は2024年3月現在のものです
▶使用グッズ一覧
1.アライヘルメット 1-1.ツアークロスⅤ 2.パワーエイジ 2-1.ウォータープルーフライダース 2-2.スマートライダースジーンズ 2-3.コンフォートグローブ 3.ガエルネ 3-1.Gミッドランド ゴアテックス 4.エンデュリスタン 4-1.トルネード2 ドラムバッグ L 4-2.ブリザードサドルバッグ L
1-1.[アライヘルメット]ツアークロスⅤ
ツーリングライダーに定評のツアークロスが大幅に進化。とくにエアマネジメントが全面的に見直されて、通気性が非常に良くなり、高速走行時にバイザーが煽られることもまったくなくなった。さらに視界が広くなって視認性がさらに良くなったのも高く評価できる。
これまでのツアークロスに比べて視界が広くなった
より機能性を増してシャープな印象に
エアマネジメントも大幅に性能向上して、帽体内部の通気性が良くなり、また高速走行でもバイザーがまったくあおられなくなった
2-1.[パワーエイジ]ウォータープルーフライダース
自然なシルエットで好印象のパワーエイジのライダースに防水透湿性機能を持たせたジャケット。ふいの雨のとき、ジャケットは気にせずボトムだけ雨具を着ればいいというのは、心理的にもだいぶ楽になる。少しゴワつく感じはあるが、気になるほどではなかった。
取外し可能なしっかりしたプロテクター内蔵ながら、シルエットがスッキリしているのは、さすがパワーエイジ
バックのシルエットがシンプルなのは、防水性向上にも通じている
不意の雨でも気にせず走り続けられるのは、近年の天候不順の中でのツーリングではほんとにありがたい
ベンチレーターの性能も高く、普段遣いの3シーズンジャケットとして着用できる
2-2.スマートライダースジーンズ
じつは、個人的にパワーエイジのこのジーンズは、スマートなシルエットが気に入って普段使いもしている。ライディング時にはプロテクターを装備して安心できる上、とても伸縮性が高いので、オフロードライディングのような激しい動きでも疲れずに済む。
厚手のジーンズ素材でプロテクション性が高いだけでなく、伸縮性があってシッティングからスタンディングまでスムーズに動ける
プロテクターを内蔵しながらもスリムフィットに見えるシルエットは、さすがパワーエイジ
2-3.コンフォートグローブ
オーソドックスなショートグローブだが、甲側はファブリックで通気性が良く、手の平側はレザーで、ハンドルグリップをしっかり掴むことができる。私はつねに右のブレーキ側はワンフィンガーをレバーに当て、クラッチ側はツーフィンガーを当てているので、突っ張り感のあるようなグローブでは疲れてしまうが、これはとてもしなやかなで疲れないのがいい。
甲側はファブリックで手の平側はレザー。立体裁断やプロテクターの形状などが考え抜かれていて、蒸れず、自然な嵌め心地
3-1.[ガエルネ]Gミッドランド ゴアテックス
じつはこのブーツも以前から気に入って使っているモデル。ごついエンデューロブーツ並みのプロテクション性を備えながら、軽く、歩きやすく、しかも全天候。世界のライダーがアドベンチャーツーリングで愛用しているのがよく分かる。シンプルなフォルムなので、オンロードにもおすすめだ。
ゴアテックスブーティ装備での全天候ブーツは、ぬかるんだダートなどでも威力を発揮・プロテクション性もツーリングユースでは最高レベル
4-1.[エンデュリスタン]トルネード2 ドラムバッグ L
ソフトパックでありながら、生地もジッパーも強靭で、完全防水・防塵。特別なステーなど必要とせず、振動にも強く、そして軽量。このサイズのドラムバッグならキャンプ用品と着替えを丸ごと収納して、すぐさまツーリングに出かけられる。
この大容量のドラムバッグなら、キャンプ用品や着替えなど丸ごとパッキングできるので、雨の日の準備も憂鬱にならずにすむ
ROKストラップシステムがじつに良くできていて、激しい振動でもバックがずれるようなことがない
4-2.ブリザードサドルバッグ L
振り分け型のサドルバッグでいちばん気になるのはマフラーとの干渉だが、このサドルバックは、大容量なのに見事にマフラーを避ける。ベテランのアドベンチャーライダーが考え抜いた形状が伊達じゃないことがよくわかる。 パニアケースのように張り出したステーもなく、バイクに密着しているので、何かにヒットする心配もなく、操縦性にも影響を与えない。エンデュリスタンを使えば、オフロードツーリングの世界がだんぜん広がる。
ソフトバックタイプのサドルバッグはマフラーとの干渉が気になるところだが、このブリザードバックは大容量でもマフラーをしっかり避けているので安心
サドルバッグとドラムバックの組み合わせで、ロングツーリングの装備もコンパクトに収納できる。後方にうまくオフセットされるので、ライディングの邪魔にもならない