2024.06.19

ソロキャンプツーリング フィールドガイド Vol.9[鬼無里Lanternvillage]

長野市の西北部に位置する鬼無里地区に鬼無里Lanternvillageがある。2022年10月にオープンしたこのキャンプ場は、山の上に開かれた開放感のあるサイトで、晴れていれば満天の星や肉眼できれいな天の川も見ることができると評判だ。 サイトは区画サイトが28、フリーサイトが4組分あり、すべて車の乗り入れが可能。そのうちソロサイトは6区画あり、手ごろな料金で利用できる。キャンプ場の施設自体はシンプルだが必要十分で、場内もよく管理されている。既にリピーターも多いようで、オーナーご夫妻の気さくで温かな対応にも居心地の良さを感じるキャンプ場だった。 (取材日:2024年5月15日~16日)

著・フィネス(清水聖児)

星空が自慢のキャンプ場で曇天キャンプ!


長野県は新潟県に次いで全国で二番目に酒蔵が多く、その数は70軒を超え、長野市内だけでも6軒の酒蔵がある。そこで善光寺参りを兼ねて周辺の酒蔵を巡り、キャンプ場で星を眺めながら地酒を味わうべく、信州へでかけることにした。 今回訪ねた酒蔵は、犀川のほとりに蔵を構える東飯田酒造店と西飯田酒造店。そして、善光寺にもっとも近い西之門よしのや。また、鬼無里で育てた酒米で作った地域限定販売の酒があるというので、それも手に入れたかった。 当初の予定では鬼無里にある国内有数のミズバショウの群落地、奥裾花自然園に行くつもりでいたが、すでにミズバショウの見ごろは過ぎているとのことでやむなく断念。あいにくの天気で満天の星も夢に終わってしまったが、それも致し方ないこと。それでも酒蔵だけは天気に関係なく、しっかり3軒訪ねることができた。

鳥のさえずりだけが響く、朝靄に包まれたサイト

Pick Up ! 周辺情報


1.東飯田酒造店 2.西飯田酒造店 3.かどの大丸 4.西之門よしのや 5.善光寺 6.いろは堂鬼無里店 7.大出公園 8.古民家カフェ かっぱ亭 9.Snow Peak LAND STATION HAKUBA

1. 東飯田酒造店


1865(慶応元)年創業、代表銘柄は「本老の松(もとおいのまつ)」。仕込み水には犀川の伏流水、酒米は長野市内の契約農家で栽培する美山錦をはじめ、長野県内産の酒米を使用するなど、地元産にこだわった酒造りをしている。 この蔵には兄弟妹の3人の杜氏がいて、現在ではそれぞれが担当する3種の酒(兄=純米酒「艶」、弟=山廃仕込み「恋」、妹=純米吟醸「澄」)と、3人で協力して醸す生貯蔵原酒「堅」の計4種の酒がメインになっている。 また、2014(平成26)年に1984(昭和59)年度生まれの信州の5つの酒蔵の跡取りユニット「59醸(ごくじょう)」を結成し、毎年テーマを変えたオリジナル日本酒を製造販売。結成10年目となる今年が最終年で「ゴクジョウの酒」をテーマにした5種の「59醸酒」がリリースされている。 東飯田酒造店の酒造蔵、土蔵、漬物蔵、客間は国の登録有形文化財に指定され、予約をすれば酒蔵見学もできる。 住所 長野県長野市篠ノ井小松原1724 TEL 026-292-2014 時 9:00~16:00 休 第2・4日曜 ツーリングマップル➡関東甲信越 P.68 K-7

事前に予約すれば酒資料館など酒造蔵を案内してくれる

明治初期に建てられた酒造蔵は国の登録有形文化財

酒造蔵2階には昔の蔵人たちが使用していた生活用品や酒造りの道具、酒器なども展示されている

酒造蔵の一角にある販売・試飲コーナー

ここで購入したのは2024年の59醸酒「本老の松」。長野県産美山錦と長野C酵母を使用し、上品で華美な香りが特徴。精米歩合59%、日本酒度-5、アルコール分15度

2.西飯田酒造店


東飯田酒造店の隣にある酒蔵で江戸末期創業、代表銘柄は「信濃光」と「積善」。仕込み水は地元、篠ノ井小松原の浅井戸から汲み上げる硬水の地下水。酒米は契約栽培と自家栽培で、ひとごこち、愛山、美山錦のほか長野県産米を使用。 創業当時からの銘酒「信濃光」に対し、「積善」は現在の9代目蔵元が本格的に手掛けた花酵母で仕込んだ酒。桜やひまわり、リンゴ、ベゴニア、ツルバラなど、毎年15種前後の花酵母による酒を醸し、花酵母の酒として知られるようになった。 この蔵ではほかにワインやシードルなども醸造しているが、そこでも花酵母が生かされている。 住所 長野県長野市篠ノ井小松原1726 TEL 026-292-2047 時 9:00~17:30 休 日曜、祝日 ツーリングマップル➡関東甲信越 P.68 K-7

東飯田酒造店の並びに蔵を構える西飯田酒造店

販売コーナーもあり、通常酒、季節酒、限定酒など購入可能。試飲は?

酒蔵2階の見学も可能。昔ながらの立派な梁が組まれている

かつての酒造りの道具なども展示されている

ここで購入したのは、リンゴの花酵母を使用した「積善」 純米生酒。酒米はひとごこち、精米歩合59%、アルコール分15度。爽やかな香りで甘みを伴った優しい口当たり

3.かどの大丸


善光寺参拝の前にまずは腹ごしらえ。門前には老舗のそば屋も多く、行列のできている店もあった。今回立ち寄ったのは仲見世通りへと続く参道沿いにある「かどの大丸」。1703(元禄16)年創業という老舗のそば屋。 歴史を感じる店構えで、入り口の横にはガラス張りのそば打ち場があり、そばを打つ様子が見られるようになっている。昼どきだったがタイミングよく並ばずに入店できた。 メニューを見て迷わず、さらしなそばを注文。さらしなそばはそばの実の中心部(一番粉)を使っているため、一般的なそばと比べると白いのが特徴。酒で言えば精米歩合の数値が低い大吟醸のようなそばということだろう‥。さらしなそばはさっぱりとした風味で、やや濃い口のつゆとの相性もよく、のど越しもすっきり。とろっとした蕎麦湯もすべて飲み干し、満足。 住所 長野県長野市大門町504 TEL 026-232-2502 時 9:00~18:30 休 不定休 ツーリングマップル➡関東甲信越 P.120 E-1

善光寺交差点の角にある老舗のそば屋。門前町に溶け込むような佇まい

さらしなそば1100円。ほかに、とろろさらしな、天ぷらさらしなもある

4.西之門よしのや


そば屋を出ると酒蔵の西之門よしのやの大きな案内が目に付く。すぐ近くにあるようなので、参拝の前に酒蔵へと向かった。 西之門よしのやは1637(寛永14)年創業、代表銘柄は「西之門」と「雲山」で、「西之門」は純米大吟醸、純米吟醸、甘酒、梅酒、「雲山」は純米原酒、純米酒が中心となっている。ほかに善光寺みそも醸造しており、蔵元直売店では各種商品の試飲・試食もできる。ノンアルコールの甘酒もあったので、大吟醸甘酒、吟醸甘酒ストレート、吟醸甘酒ゆずの3種の甘酒を試飲させてもらった。 同じ敷地内には14年前まで実際に使われていた製造設備が残る酒蔵を自由に見学ができる。ほかにも酒蔵の資料や酒ラベル、キャップ、昭和の酒屋の写真などが展示されている。 住所 長野県長野市西之門町941 TEL 090-2248-1324 時 8:30~17:30(酒蔵見学は~17:00) 休 無休 ツーリングマップル➡関東甲信越 P.120 E-1

善光寺表参道の1本裏の通りにある酒蔵。暖簾をくぐって風情のある通路へ

売店入口には「試飲、試食できます」の立て看板があり、多くの観光客で賑わっていた

店内では日本酒はもちろん甘酒、梅酒、味噌(味噌汁)など、ほとんどの商品を試飲、試食できる

ここで購入したのは「雲山」純米生原酒。やや辛口で一口含むとトロっとした深い味わいが残る。精米歩合60%、アルコール分17度

売店の隣には明治時代に建造された酒蔵を補修保存して、日本酒の製造設備や資料を展示

5.善光寺


善光寺はこれまで三回ほど参拝したことはあるが、今回初めて山門の楼上や経蔵の拝観、史料館の見学、そして御朱印をいただいた。本堂をはじめ境内の主な施設をじっくり見たかったので参拝セット券(1200円)を購入。 経蔵にはすべてのお経を網羅した一切経が収められている八角形の輪蔵があり、腕木を押してそれを回すことで中のすべての経典を読むことと同じ功徳を得ることができるという。しかし、ひとりで押して回すのが重くてひどく辛かった。 本堂ではびんずる尊者の膝を撫で撫でしてから、お戒壇巡りへ。真っ暗闇の中、ご本尊と結ばれているという「極楽の錠前」に触れることができたので、多分、極楽浄土への道は約束されたはず。 善光寺には参拝者用の駐車場も周辺にいくつかあるが、バイクが駐輪できるのは西側にある第4駐車場のみ。1回500円。 住所 長野県長野市長野元善町491-イ TEL 026-234-3591 時 参拝自由、本堂内陣は4:30~16:30(時期により変動あり)、山門、経蔵、史料館は9:00~16:00 ¥善光寺参拝セット券1200円(本堂内陣券600円、山門拝観券500円、経蔵拝観券300円、史料館のセット) ツーリングマップル➡関東甲信越 P.120 E-1

善光寺参りの入口となる仁王門。阿形像と吽形像に睨まれながら門をくぐる

本堂へと続く石畳の仲見世通り。両側にはみやげ屋や飲食店などが軒を連ねる

1750(寛永3)年建立の山門は国の重要文化財。16年前から楼上への参拝が再開された

6.いろは堂 鬼無里本店


旬の野菜をはじめ、さまざまな食材を包んで焼く信州の郷土料理、おやき。いろは堂は創業100年を迎えるおやきの老舗で、善光寺の仲見世通りにも店はあったが、せっかくなのでキャンプ場に近い鬼無里本店に寄ってみた。 店内には囲炉裏のテーブルや小上がりがあり、おやきを買ってその場で食べることもできるが、キャンプの夕食用に定番の野沢菜と、この日のおすすめというナスをテイクアウト。うれしいことに+1/2個サービスでいただいた。 住所 長野県長野市鬼無里1687-1 TEL 026-256-2033 時 8:30~17:00 休 火曜 ツーリングマップル➡関東甲信越 P.68 G-5

7.大出公園


2日目は鬼無里から国道406号で白馬に抜ける。前夜降り始めた雨は朝まで降り続き、北アルプスの絶景スポットとして有名な白沢洞門を通るが、雲しか見えない。 大出公園は姫川に架かる吊り橋と周辺の茅葺き屋根の古民家が郷愁を誘い、日本の原風景が見られると白馬でも人気のスポット。この時期は晴れればバックに残雪の白馬連峰を望み、青空とともに最高の景観を見られるのだが、空を覆いつくすほどの雲で幻想的?な景色だった。 住所 長野県白馬村北城大出 TEL 0261-85-4210(白馬村観光局インフォメーション) ツーリングマップル➡関東甲信越 P.121 C-2

白沢洞門を抜けると北アルプスの山々が、まったく見えなかった

8.古民家カフェ かっぱ亭


大出吊橋の近くにある築100年の古民家を改築した人気のカフェ。店の前には小さな水車が回り、店内もおしゃれな雰囲気で、利用者も女性グループやカップルが多かったが、勇気を出して入店。 メインメニューは「姫川かっぱ亭食」で川魚の焼き物、はくばの豚の角煮、刺身(信州サーモン)、季節の小鉢などがセットになった定食。ほかにも信州プレミアム牛の焼きシャブ丼、はくばの豚の角煮定食、信州福美鶏と季節野菜のカレーなど、白馬村の地元食材を中心に自家栽培の野菜を使った料理が味わえる。いろいろ迷った末に注文したのは信州サーモン丼。ご飯の量に比べるとサーモンがたっぷりのっていて、見た目より食べ応えがあった。 住所 長野県白馬村北城大出 TEL 080-3391-7718 時 11:00~16:00(ランチは~14:00頃) 休 火・水曜(11~4月は冬季休) ツーリングマップル➡関東甲信越 P.121 C-2

9.Snow Peak LAND STATION HAKUBA


白馬に人気アウトドアブランド、スノーピークの体験型複合施設が2020年にオープンし、前から気になっていたので寄ってみた。施設内には国内最大規模のスノーピーク直営店があり、スノーピークのキャンプ用品やアパレルはもちろん、白馬店限定のアイテムも販売している。 施設内にはレストランやスターバックス、白馬村観光局インフォメーションデスクがある。そのほか電動アシスト自転車のレンタルサービス、手ぶらで楽しめる宿泊プランなども用意されている。 キャンプサイトも6サイトあり、設営済みのサイトやレンタル品を利用した設営サポート付きプランなど、どちらかと言えばビギナー向け。キャンプ用品を持ち込みで利用できるプランもあるが、料金的にもソロキャンプやツーリング向きではない。 住所 長野県白馬村北城5497 TEL 0261-75-1158 時 11:00~19:00 休 無休(レストランのみ水曜休) ※電話番号、営業時間はスノーピーク ランドステーション白馬店 ツーリングマップル➡関東甲信越 P.121 C-2

白馬でアウトドアを楽しむなら、ぜひ立ち寄りたい施設

広大な芝生のイベントエリアもあり、テントなども展示されていた

鬼無里Lanternvillage【キャンプ場情報】


以前はパターゴルフ場だったというこの土地とその立地を、オーナーご夫妻が気に入って埼玉県から移住し、キャンプ場として整備、オープンさせたという。標高985m、山上近くにありサイトから見る満天の星がなにより自慢のキャンプ場。 キャンプ場は県道沿いにあるが、夜間は車の通行もほとんどなく、とても静かに過ごせる。ただ、野生のキツネがサイトを巡回しているので、食料やゴミの管理は注意してほしいとのこと。 サイトはソロサイト、区画サイト、AC電源付きサイト、フリーサイト、ドッグランサイトなど、さまざまなタイプがあり、サイトの広さはそれぞれ異なる。WEB予約時にサイトの指定はできるが、HPの場内図では個々のサイトの広さまではわからない。予約時にサイトを指定しても、利用日に空きがあればほかのサイトへの変更も可能なようだ。 場内の施設は必要最小限だが、清掃など管理は行き届いているので気持ちよく利用できる。温水シャワーや風呂はないが、車で20分かからないほどの距離に鬼無里の湯があり、利用する場合はキャンプ場で入浴割引券(510円→300円)をくれる。 このキャンプ場は通年営業なので、車なら冬の澄んだ夜空に輝く星座を眺めながら雪中キャンプを楽しむこともできる。 ツーリングマップル➡関東甲信越 P.68 G-6

■サイトの種類


▶ソロ区画サイト 場内の最下段にあり、全6区画。全体的にフラットで、サイトはウッドチップが敷かれていたようだが、今では草地と砂利がほとんどを占めている。サイト間は若干高低差があり、草もあってある程度プライベートは確保されている。基本的に1サイト1人、車またはバイク1台、テント1張り。区画からはみ出さなければタープも設営可能。

ソロ区画サイトはS-1~S6の6区画。広さも形もまちまち

今回利用したS-5サイト。S-6で予約していたが、変更してもらった

▶フリーサイト 1日4組限定で、1組は大人2人、子ども2人、車1台、テント1張りまで、基本的にテントは2~3人用までの大きさで大型テントの設営は不可。タープも大きくなければ設営可能。車の乗り入れも可能だが、車は砂利のスペースに駐車するようだ。料金的にはソロ区画サイトより500円高いが、ソロやデュオ利用でもおすすめ。

全体的に芝生の状態も良好なフリーサイト

▶区画サイト 地形に合わせて区切られたサイトで、A~Cまで全16区画。地面は砂利、山砂、芝生など、広さや形もさまざま。1サイトにつき大人2人、子ども3人、車1台、テント1張り。タープも宿泊用でなければ設営可能。C区画は車中泊での利用もできる。

管理棟下のAサイト(A-1~A-6)

Aサイトと通路を挟んで反対側にあるBサイト(B-1~B-6)とCサイト(C-1~C-4)

▶電源区画サイト 管理棟の並びでキャンプ場最上段にAC電源付き(15Aまで)サイトがある。サイトは砂利敷で全3区画。1サイトにつき大人2人、子ども3人、車1台。テント1張り、タープも設営可。また、車中泊やキャンピングカーでの利用も可能。

▶ドッグランサイト 犬をノーリードで遊ばせられる、柵で囲まれた広めのドッグランサイトもある。サイトは芝生(駐車スペースは砂利敷)で全3区画。1サイトの利用人数等は区画サイトと同様。車中泊やキャンピングカーでの利用も可能。ただし大型のキャンピングカーは事前に要問い合わせ。

■場内施設


▶管理棟(受付) 管理棟にはキャンプ場のチェックイン受付と売店がある。販売商品はCB缶、OD缶、ホワイトガソリン、着火剤、薪、木炭、菓子、カップ麺、ビール、ソフトドリンク、ゴミ袋などのほか、Tシャツなどのオリジナルグッズも販売。 管理棟は8:30~18:00営業。スタッフは24時間常駐。

管理棟。入り口横に炊事場、階段の下に灰捨て場あり

ビールやペットボトル飲料、各種燃料などを販売。木炭は600円

薪は広葉樹600円、針葉樹200円とお手ごろ。お菓子はカール‥‥

▶炊事場 管理棟横とサイトの2か所に炊事場があり、給湯器付きで温水も利用できる。洗剤やスポンジ、たわしなどは置いていないので要持参。

サイト中央部にある炊事場

中央と左のシンクはお湯も使える。右のシンクは水のみで、焚火台や網、鉄板も洗える

▶トイレ トイレもサイト中央部と上段の電源区画サイト近くの2か所にあり、仮設簡易型の洋式トイレで男女共用となっている。

サイト中央部、炊事場の横にあるトイレ

簡易型のトイレだが清潔に管理されている。便座に座るときはやや狭く感じるかもしれない

▶キャンプ場データ◀


住所 長野県長野市鬼無里日影4532 TEL 050-1369-2503 開設期間 通年 予約 WEB予約/利用日の3か月前から予約 ※平日利用なら予約は取りやすく、週末でも連休や繁忙期以外なら比較的空きがある。 CHECK IN 12:00~17:00/OUT 11:00 <ソロキャンプモデル料金> 3500円 サイト利用料 ソロ区画サイト3000円(ハイシーズン3500円、トップシーズン4000円) フリーサイト3500円(ハイシーズン4000円、トップシーズン4500円) 区画サイト4000円(ハイシーズン4500円、トップシーズン5000円) 電源区画サイト5000円(ハイシーズン5500円、トップシーズン6000円) ドッグランサイト6000円(ハイシーズン6500円、トップシーズン7000円) <ゴミ処理> 有料ゴミ袋で分別にて回収可。1袋小(10リットル)100円、大(20リットル)200円。 燃えるごみ(生ゴミ、紙、ビニール、プラスチック)/燃えないゴミ(ペットボトル、ビン、缶※ガス缶は穴を空ける)

<周辺情報> ※( )内はキャンプ場からの距離 買物は大型スーパーがある長野市街で済ませておいた方がよい。ただ、キャンプ場周辺にも店はある。主な店は鬼無里の中心部にあるイーストア、農産物直売所ちょっくら、市星酒店でいずれもキャンプ場から約4㎞。イーストアは地元の小さなスーパーで食料品や酒類、日用雑貨などを販売するコンビニのような店。農産物直売所ちょっくらは毎日採れたての新鮮野菜や自家製味噌などを販売。市星酒店は地元限定販売の酒「鬼無里の水芭蕉」をはじめ各種酒類やつまみ、調味料などを販売している。今回は地元の商店を利用したが、その地域ならではの食材なども売っていて、店の人や地元のおばちゃんたちと話ができたのも楽しかった。 ●スーパー  綿半スーパーセンター 権堂店(約24㎞):TEL 026-238-7171 長野県長野市権堂町2196-1 時 8:00~22:00 休 無休 デリシア 三輪店(約25㎞):TEL 026-234-3443 長野県長野市三輪5-43-21 時 9:00~22:00 休 無休 ツルヤ 長野中央店(約26㎞):TEL 026-217-1411 長野県長野市平林1-34-26 時 9:30~20:00(日曜は9:00~) 休 月1回水曜 ●ホームセンター ケーヨーデイツー 北長野通店(約26㎞):TEL 026-243-8398 長野県長野市桐原1-3-5 時 9:30~19:30 休 無休 ●コンビニ セブンイレブン 西長野店(約22㎞):TEL 026-234-1188 長野県長野市新諏訪1-1-51 時 24時間 休 無休 ●温泉 鬼無里の湯(約11㎞):TEL 050-5536-6430 長野県長野市鬼無里日影8855 時 10:00~20:00 休 火曜

今回のキャンプ飯


善光寺を参拝した後、食材を長野市街で買う予定でいたが、すっかり忘れてキャンプ場へ向かっていた。国道沿いにコンビニでもあれば寄って行こうと思ったが、鬼無里まで食料を調達できるような店は1軒もなし。幸い鬼無里にはイーストアという地元のスーパー(コンビニ?)があったので、そこで食材とビールを調達。ついでに地域限定販売の酒「鬼無里の水芭蕉」があるか聞いたら、売り切れで在庫なし。すぐ近くの市星酒店を教えてもらい、そこで「鬼無里の水芭蕉」を買うことができた。 ➡夕食 今宵のメインメニューは鬼無里のイーストアで買った王将餃子ならぬ皇帝餃子。そして信州の郷土食おやき、補助食用に持参した豆腐とキムチ。そして酒は鬼無里で生産された酒米を群馬の酒蔵で仕込んだ地域限定酒「鬼無里の水芭蕉」。

鬼無里に関係あるのはおやきだけ。皇帝餃子(みまつ食品:群馬県前橋市)は衝動買い

「鬼無里の水芭蕉」は鬼無里産の酒米「ひとごこち」を群馬県川場村の永井酒造で仕込んだ鬼無里限定販売の酒。今回購入した純米酒は精米歩合70%、アルコール分15度で超辛口

酒があれば、こんな夕食でも満足!

➡朝食 持参した非常食用の餅を熾火で焼いて磯辺焼きに。そしてイーストアで買ったサラダチキンとソーセージ。コーヒーはいつものドリップバッグコーヒーで、シンプルモーニング。

餅は食材の調達ができない時のための非常食。持っていてよかった!

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