2020.04.30

外に出られない時こそ地図を見よう1~TOURINGMAPPLE ポスターシリーズ2019~

2020年のツーリングシーズンが始まりました!・・・が、ご存知の通り、外出自粛要請が続いています。GW後も、この状況は続くかもしれませんが、いつかは必ず終わるはずなので、根気よく「お家生活」を楽しむ方向にシフトしましょうね。ツーリングマップルは「空想旅」をするのにもうってつけなので、ぼんやりと地図を読んでみてはいかがでしょうか。そんな空想旅のきっかけに、昨年度から月イチで作っている「ツーリングマップルポスター」をまとめて公開しますよ!「おっ!」となる場所があったら、しらべてみましょう!

著・昭文社 地図編集部

2019年5月

(撮影:治武靖明 ライダー:坂口まさえ)

シリーズ最初の写真は、ひと目でエリアが分かりますね。そうです「阿蘇」。阿蘇の米塚付近です。気持ち良い風景が広がってますね。奥行きが雄大さを感じさせる写真です。 これは立ち止まって、ボーっと眺めたくなりますね~。 余談ですが、2019年は、10年に一度ライダーが集まり、写真を撮り、写真集を作るというイベント「草千里19」も開催されました(行けてないのですが・・・)。そしてその模様がNHKの「ドキュメント72時間」という番組でもとりあげられました。 →NHKオンデマンド さらに、年末にこの「ドキュメント72時間シリーズ」、その年の放送からベスト10を発表しているのですが、2019年の1位に輝いたのがこのイベントをとりあげた回だったのです!行ってないくせに、ワタシは涙が出ましたよ。。。(テーマ曲も泣けるんだよなぁ)10年後は行きたいなぁ。 →草千里19サイト さあ、旅したくなったら、地図を開きましょう! 2019年6月

(撮影:巣山悟 ライダー:賀曽利隆)

青森県の風間浦村、国道279号「むつはまなすライン」付近から、津軽海峡を望む写真。少し高い場所からの撮影。 錆びたガードレールが、また旅情を誘いますねぇ。 添えたコピーは「旅に出る理由なら、いくらでもある」。2020年版のコピーに似てますけど(苦笑)、カソリさんならこんな風に言うかなと思い、入れました。 青いグラデーションのバックに、V-strom250に跨る旅人は何を想うのか。 風間浦村といえば、ワタクシ(編集部・幻)個人的にも思い出がありまして。大学生の時、とある企画で風間浦村に立ち寄ったのですが、村ですごく歓迎され、村長さんと肩を組んで大笑いしている酔っ払い写真が残ってます(記憶はあいまい)。それくらい、あったかい人たちがいて、気持ちの良い温泉がある地です。この夏、予定通りいけば、新たな温泉施設がオープン予定ですので、皆さんもぜひ訪れてみてください。 2019年7月

(撮影:小原信好 ライダー:清水聖児)

実はこのポスターシリーズ、もともとは枻出版さんの「BikeJIN」に入れる広告として作り始めた企画なので、BikeJINの地域特集と絡められるときは絡めるようにしています。 で、「7月号は北海道大特集号だよね~」、と勘違いした私が(実際の北海道特集は8月号)先走りで作ったのがこちらでした。 この写真、菜の花に囲まれてすごくきれいですよね。2019通常版小冊子の表紙にもなっています。本当は2019年版の通常版表紙候補でもありましたが、小原さんと相談の結果、「R版がラベンダーを使っているので、通常版は道で行きましょう」ということになったのでした。 撮影地は富良野、清水山付近。清水山には「→カンパーナ六花亭」があります。ブドウ畑が広がる中に、広々と美しい店舗・喫茶室があります。六花亭ファンなら一度は行っておきたいスポットです! CB400 SUPER BOLD'ORや、装備品各種のマッチ具合も完璧だと思いますが、小原さん曰く、バイクの向きは逆にすべきだったとのこと。やはりマフラーが見えた方がより良いのでしょうね。みなさんもご参考までに。 2019年8月

(撮影:小原信好 ライダー:清水聖児)

7月の勘違いにより、8月も連続して北海道の登場です。 ツーリングマップル本体の表紙では、このような遠景を使うことはあまりないのですが、こういう絶景はほんと、旅ゴコロを刺激しますよね! 場所は美瑛町の希望橋。向こうに見えているのは白金模範牧場(ポスターは誤字)。「どこから撮ったのか」は小原さんにお会いしたときに直接聞いてみてください(笑)。 そういえば、あまり知られていませんが、北海道版では本体表紙の歴代撮影地が地図上にコメントで入っていますので、おなじような写真を撮りたい方は是非探して訪れてみてください。表紙になる場所ですから、いい写真が撮れると思いますよ。 2019年9月

(撮影:治武靖明 ライダー:坂口まさえ)

さて、9月です。こちらも最初の5月と同じく阿蘇からになります。阿蘇パノラマライン付近です。 阿蘇に行くと、そこらじゅうで牛さんの姿が見られますよね。皆さんも見かけるとつい停まりたくなるんじゃないでしょうか。のどかで思わず笑みがこぼれちゃう、そんな写真になってます。 治武カメラマンは、ツーリングマップルの撮影では西日本エリアの関西・中国四国・九州を担当してもらっていますが、こういう「間」の写真をたくさん撮ってくれます。過去、ツーリングマップルシリーズで採用される表紙写真は、だいたいバシッと「決め」の写真が多かったと思いますが、最近は「間」の写真の採用も増やしています。 自然な笑顔とか、「ほっ」と息を抜いた瞬間の、「旅感」が感じられる場面ってけっこう多くて。「どっちが優れているか」、とかではないと思うんですが、個人的に、好きですね。こういう写真。

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