2021.04.27

春ツーリングのお約束はココ!<関東甲信越編>

春のお出かけにおすすめの場所を紹介するコラム。 ツーリングマップル関東甲信越掲載エリアの「春ツーリングのお約束はココ!」です。

著・フィネス

春から初夏の秩父路で花巡り


変更の可能性は残っていますが、2020年はコロナ禍で見られなかった秩父の人気花スポットを今年は見られそうですね。 秩父市の春の風物詩、羊山公園(ツーリングマップル関東甲信越121C-6)の芝桜は今年は開園、すでに見ごろを迎えているようです。ピンクや白のきれいな芝桜の絨毯が丘に広がるさまがじつに素敵で、それと対照的な武甲山との組み合わさった景観はいつ見ても心に響きます。 赤いポピーの花が咲き誇る秩父高原牧場の天空を彩るポピー畑(ツーリングマップル関東甲信越47F-3)も、今年は開催予定となりました。5月22日からの予定です。 見上げれば青空、見下ろせば秩父の山並み、それぞれを背景に咲くポピーの花。昨年の表紙撮影で会場となっていた場所を通った時に、2021年にはまたその風景を見たい!と思っていたので嬉しいですね。 もうひとつ秩父路の春の花を紹介。彩の国ふれあい牧場(ツーリングマップル関東甲信越47F-3)から県道361号を北へ行くと二本木峠。峠周辺では鮮やかな赤い山ツツジが5月上旬に咲きます。道沿いにも花があるので、赤と緑のコントラストが素敵な森の中を走ることができるのがここの魅力です。

芝桜、武甲山、それぞれの美を楽しめる春の羊山公園

ずーっと見ていたくなる天空のポピー畑の美しさ

沿道を赤いヤマツツジが彩る二本木峠付近

残雪が残る谷川岳を見にいこう


群馬県と新潟県の県境にそびえる谷川岳。5月ごろは山頂周辺にまだ雪化粧が残る美しい姿が見られます。 みなかみ町へは、水上ICではなく、猿ヶ京温泉から県道270号でアクセス。仏岩トンネルを出てすぐの駐車場から、山並みの眺めを楽しめます。道も適度なワインディングで走りも楽しめます。 みなかみ町では谷川温泉へ向かう県道252号沿いにある恋沢ガーデン(ツーリングマップル関東甲信越70L-2)で谷川岳の勇姿を堪能できます。残雪の白と山麓の新緑が見事なコラボで、春の訪れを実感できる景観を見られます。 また、国道291号で土合へ進むと湯檜曽公園近くの湯檜曽川ぞいに谷川岳を見られるポイントがあり、さらに進んで谷川岳ロープウェイ(ツーリングマップル関東甲信越79L-6)でさらに高みを目指すのもおすすめです。 ただ、これらの風景とあわせて楽しむことができた、利根川上流部にある矢木沢ダム(ツーリングマップル関東甲信越80C-4/ツーリングマップル東北1C-4)、奈良保ダム(ツーリングマップル関東甲信越80D-5/ツーリングマップル東北1D-5)の観光放流は、コロナ禍で残念ながら今年も中止になりました。ただ、矢木沢ダムへ行くことは出来るので、バイクでアクセスできる利根川最上流部からの国境の山並みを見に行ってみよう。

恋沢ガーデンからの谷川岳の絶景

キラキラと輝く水面の向こうに谷川岳が顔を出す

矢木沢ダムのダム湖、奥利根湖からの県境の山並み

那須高原でツツジ鑑賞


那須高原や塩原周辺にはツツジの見どころがいくつかある。そのひとつが那須高原の八幡のつつじ群落(ツーリングマップル関東甲信越90G-5/ツーリングマップル東北8G-5)。5月中旬~6月中旬頃が例年の見ごろだ。 茶臼岳の中腹にある広大な園地に20万本ものヤマツツジやレンゲツツジが咲き誇る。那須連山の山並みが間近にそびえ、赤い花が広がる向こうには、那須高原から連なる平野が見渡せる、実に気分爽快な景観を楽しめる。 県道17号からも花は見られるが、那須自然研究路を歩いて、つつじ吊橋とセットで花が咲く高原の春を楽しんでみよう。駐車場は栃木県立なす高原自然の家やつつじ吊橋の付近にある。

木道を歩きながらヤマツツジを観賞しよう

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