2021.08.24

登山ライダーに今だからこそオススメしたい山と高原地図

結婚したり、子供が出来たり。 様々な事情でツーリングをお休みしなくてはならなくなった替わりに登山でもやってみようか、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。 そんな方々に「山と高原地図」をオススメします。 1.登山地図の必要性 2.遭難原因の第1位は「道迷い」 3.コロナ禍で遭難者数がさらに急増中。 4.地図は広げて眺めたい:それなら紙版 5.荷物は少なく必要な地図だけ:単品購入アプリ「山と高原地図」 6.登山の機会が増えるかも:サブスクアプリ「山と高原地図ホーダイ」 (お知らせ)山と高原地図 公式インスタスタート!

著・編集部

1.登山地図の必要性


ツーリングに「TOURING MAPPLE(ツーリングマップル)」が欠かせないように、登山にも登山地図が欠かせません。 「いや、自分が行こうとしているのは、低い初心者向けの山だから」 そう思った方もいるかもしれませんが、山の高い低い、難易度に関わらず、安全な登山に地図は不可欠なのです。 なぜなのか。 それは、山岳遭難の原因1位が『道迷い』であるからです。

2.遭難原因の第1位は「道迷い」


警察庁によると、平成30年度の山岳遭難者数は3,129人。 統計史上最多を記録しました。 中でも道迷い遭難の割合は37.9%と、原因別第1位。 平成29年度は40.2%、平成28年度は38.0%と、数年に渡り約4割の人が道迷いで遭難しているのが現状です。

「遭難」と聞くとアルプスのような高く険しい山での出来事だと思うかもしれません。 しかし、身近な山でこそ、危険が潜んでいるのです。 高山では、基本的に登山道が限られています。 一方低山は、送電線の保守道や林業の作業道など、登山道以外の道が縦横に走っており、それだけ道を間違えやすいのです。 また、低山でも危険なルートがあります。 そこが高山だろうと低山だろうとガケはガケです。 滑落してケガをすることに何ら変わりはありません。 そして、コロナでいつも以上に人通りが少なければ、発見が遅れ最悪の事態も考えられます。 決して低山だからと侮ってはいけません。

※グラフは「警察庁 平成30年における山岳遭難の概況」より作成 、死者・行方不明者、負傷者、無事救出者は遭難者の内訳

※グラフは「警察庁 平成30年における山岳遭難の概況」より作成

3.コロナ禍で遭難者数がさらに急増中。その原因は・・・


そして今、コロナ禍で、遭難のリスクがさらに高まっています。 「密」を避け「登山なら」と、経験も知識も体力も不足した人が気軽に登り遭難してしまうケース。それだけでなく、登山に慣れているはずの人が遭難するケースまでもが急増。 その原因が…「疲労」。 経験も知識もあるし慣れてるはずなのに・・・想定外だったのは「巣籠もりによる体力の低下」。 『ツーリング登山、今までもやってるし大丈夫』 今までは大丈夫でも、次も大丈夫とは限りません。 次のツーリングも登山も楽しい思い出にするため、「山と高原地図」でしっかり計画して備えましょう。

4.地図は広げて眺めたい:それなら紙版の「山と高原地図」


50年以上のロングセラーを誇る、登山・ハイキング地図の定番。全国約1500の山々を紹介。著名な山岳随筆家である深田久弥氏選定の「日本百名山」も完全網羅。 調査執筆者には、それぞれの山域を研究する登山家を起用。執筆者自身による実踏調査によって登山情報を収集。 水にぬれても破れにくい耐水性紙を使用し、インク脱落を防止する「ニス引き加工」により、雨天でも問題なく広げられます。地図上には谷や尾根、等高線や登山道を掲載。また付録の冊子には、収録している山名の由来や概要、山域の気象、動物、植物の特徴や、おすすめコースのガイドなど、地図に載せきれない情報がぎっしり収録。 また、2021版には、サブスク版アプリ「山と高原地図ホーダイ」の1年間お試しクーポン付き。 今とてもお得です。 ・1冊 1,100円(税込)

5.荷物は少なく、必要な地図だけ欲しい:単品購入アプリ「山と高原地図」


できるだけ荷物は少なくしたい、そして登山はツーリングのついでにたまにするだけだから、必要な地図だけあれば良い。 そんな方には、単品購入のアプリ「山と高原地図」がオススメです。 紙版と同じ地図をスマホアプリで見ることが出来、荷物がかさばりません。 また、スマホの位置情報を使って、紙版よりも楽に現在位置を見つけることができます。 そして、今はサブスク版のお試しキャンペーンも実施中。 登山計画機能が付いたサブスク版も試せてお得です。 ・料金:地図1点あたり 500円(買い切り)

6.登山の機会が増えるかも:サブスクアプリ「山と高原地図ホーダイ」


今後は登山やハイキングの機会を増えていくかも、そんな方にはサブスクアプリ「山と高原地図ホーダイ」がオススメです。 サブスク版には紙と同じ地図が搭載されているのはもちろん、61点の全ラインナップがなんと使い放題。 そして登山計画機能も搭載。 ・料金:月額 400円 ※サブスクリプションのため、毎月定期購読の料金が発生します。

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