2021.08.25

【2021年版】キャンプツーリングにおすすめのシートバッグ27選。大容量の防水バッグを一挙大公開。

シートバッグの選びかたの目安のひとつは容量。キャンプツーリングなら最低でも30Lぐらいのサイズのバッグを選びましょう。また、バイク旅での心配事と言えば雨ですが、防水タイプのバッグならその不安は軽減します。 シートバッグを選ぶ際には、商品を見て各部の造りをチェックするのが理想です。できれば実際に車体に載せて、サイズ感や車体に積載できるかどうかを確認すると安心ですね。 シートバッグだけでは積みきれないときは、サイドバッグを使用するのがおすすめ。こちらも容量と大きさが選ぶ基準ですが、注意したいのは車体に取り付けたときに、マフラーと接触しないかどうか、接触しなくても排気口を塞ぐ状態にならないかがポイントです。バッグの破損に繋がるので、安全な状態で使用できるかしっかり確認して、場合によってはサイレンサーに付けるヒートガードも一緒に購入しましょう。

著・ツーリングマップル編集部

<CHECK1>レインウエアはどこに?


バイクを路肩に停め、その横であわててレインウエアを着なくてはならないようなケースはよくある光景です。レインウエアはすぐに取り出せる位置で、しかもバッグの路肩側、進行方向に向かって左側に入れておくと安心安全です。

<CHECK2>車両への積載は確実に!


キャンプ道具の総重量は、けっこうなもの。これらが詰まったリアバッグは、バイクにしっかりと固定しなければ安全な走行はできません。付属バックルは絶対に外れない位置できつく締めましょう。また意外と見落とすのが余ったストラップの処理。マフラーに当たっていたり、タイヤなどに巻き込まれてしまうところにぶら下がっていないか忘れずに確認しましょう。

防水バッグで多いダッフル型は、ストレッチコードなどで固定するタイプが多い。

車体側の荷掛フックの有無や位置によっては固定が難しいこともあるので、購入前に確認しておこう。

RIDEOUT編集部おすすめのシートバッグ27選。


キャンプツーリングに欠かせない大容量のシートバッグをご紹介します!

グランドシートバッグ/タナックス


長期間のキャンプツーリングもOK 上部は容量40Lのシートバッグ、下部は容量30Lの防水のハードポリカーボネートにわかれた造りの大型シートバッグ。それぞれ単独での装着もできるので、荷物の量にあわせた使い分けができるのが便利だ。インナフレーム内蔵で荷物積載時の安心感も高い。 ■サイズ:W60×D35×H39cm(上部はH20cm、下部はH19cm)

テントやマットなどを取り付けできるホルダーベルトも装備

下部の上に同社のフィールドシートバッグシリーズ、キャンピングシートバッグ2を組みあわせることも可能

ツーリングリアバッグ 53/ゴールドウイン モーターサイクル


旅先で荷物が増えても安心な容量 可変タイプアルミフレームで補強されたしっかりとした造り。側面にはコンプレッションベルトが装備されているので容量を変更しても型くずれしにくい。側面に持ち手があり、ショルダーベルトも付属している。たたんで収納できるので、場所をとらずに保管できるのも便利だ。 ■サイズ:W46〜62×D29×H30cm

上面だけではなく側面からも荷物の出し入れができる

上面のフラップにマットなどを挟むこともできる

キャンプテーブルシートバッグ/タナックス


テーブルに変化する多機能バッグ フタのトップパネルを開けて付属の脚を接続すると、高さ30cmのテーブルができあがる。キャンプ用品一式を収納できる45Lの大容量で、キャリングコード(別売り)などを利用して、トップパネル上面に積載も可能。黒、カーボン柄、ブラウンの3色から選べる。 ■サイズ:W54×D37×H30cm

外側にはドリンクホルダーや運搬に便利な取っ手付き。画像はブラックのカラータイプ

テーブル部は43×38cm、凹形状のカテラリー、ドリンクホルダーを設置

キャンピングシートバッグ2/タナックス


カラーリングにアーバンブルーも登場 キャンプや長期間のツーリングにおすすめの大容量シートバッグ。テントなどの積載に便利なホールディングコードやホルダーベルト、着脱式のポーチなど便利な装備も充実している。2021年6月に一部機能をアップデートしたアーバンブルーシリーズも登場した。 ■サイズ:W62×D35×H35cm(最小時)

積載したままでも出し入れができるサイドオープンタイプ

GWM X-OVER(クロスオーバー)リアバッグ 35/ゴールドウイン モーターサイクル


バックパックとしても使えるシートバッグ ボックスリュックとしても使えるシートバッグで、4色のカラーリングがラインナップ。上面とサイドが大きく開口する造りで荷物の出し入れがしやすく、それぞれに小物が入れられるポケットも付いている。独自のXベルトで車体への取り付けも簡単にできる。 ■サイズ:W50×D31×H25cm

荷物を収納しやすいスクエアタイプ。運搬時に便利な持ち手付き。画像はデジタルデザート

リュックとして普段使いもできるバッグ

キャンプシートバッグPRO DH-745/HenlyBegins


充実した機能が魅力のシートバッグ 荷物の収納や車体への積載がしやすいスクエア形状。上部もサイドも大きく開口するので使い勝手が良い。タンデムシートが小型でも安心して積めるずれ防止用テープや底面のノンスリップ生地で幅広い車種に確実に積載ができる。防犯ロック対応のファスナーなど機能も充実。 ■サイズ:W53~69×D32×H30cm

PROシリーズ最大の容量、サイドを広げて70Lまで拡張可能

大きな物も出し入れしやすい造り、内部は荷物が見やすい赤色

防水シートバッグDH-749/HenlyBegins


不意の雨にも安心な大容量の防水バッグ 防水性の高いロールトップの出し入れ口と縫い目のないシームレス高周波熱圧着で、道具類の水濡れを防いでくれるボストンバッグ形状のシートバッグ。車体へはバックルで接続する固定ベルトで装着する。同社の防水バッグDH-748を上に載せて連結することも可能。 ■サイズ:W55XD33XH35cm

ブラックのほかにグレーとレッドのカラーバリエーションがある

同社の防水バックパック(DH-748)と固定ベルトで連結できる

ドライダッフル/モンベル


大きい開口部が便利な防水バッグ 手提げハンドル付きのダッフル形状のドライバッグ。生地の接合部分に施したウェルダー加工で高い防水性を得ていて、生地も耐候性・耐久性に優れている。車体装着用のショックコードとバイクから降ろした後の運搬に便利な着脱式のショルダーベルトが付いている。 ■サイズ:W63XD30XH32cm

大型だが持ち手と着脱式のショルダーベルト付きで運搬しやすい

トロリーシートバッグ DH-746/HenlyBegins


キャンプ道具もスムーズに運べるバッグ バイクから下ろすとキャスター付きのトロリーバッグになる大容量のシートバッグで、テントサイトが駐車場所から離れていても、スマートにキャンプ道具を運べる。キャリーハンドルが、収納時はフレームとして機能するので、スクエアな形状と相まって安定した積載ができる。 ■サイズ:W53×D32×H30cm

容量は45L。横幅は53cmで長尺のキャンプ道具も収納可能

キャリーバーは900mmと1000mmの2段階。キャスターは静音タイプ

ツーリングシートバッグWR DH-734/HenlyBegins


雨に強い大容量のシートバッグ メイン荷室にウェルダー加工された防水のインナーが組み込んであり、止水ファスナーとあわせて、完全防水ではないが、短時間の雨なら心配せずに使うことができる。カラビナなどを装着して使うことができる、フタに等間隔で付けてあるPALSテープが便利。 ■サイズ:W53×D32×H30cm

内部に防水性の高いインナーが入る二重構造になっている

コンテナシートバッグ40/ラフアンドロードスポーツ


ボックス形状のセミハードケース 両サイドに成形パネルを使ったスクエアスタイルのシートバッグ。フラットな上面は樹脂プレートで補強されているので、シートバッグなどを上積みして積載量を増やすこともできる。容量はサイドの拡張ファスナーで、荷物の量にあわせて可変することができる。 ■サイズ:W40~50×D38×H24cm

外側にはドリンクホルダーや運搬に便利な取っ手付き。画像はブラックのカラータイプ

3方向が大きく開口する造りで楽に荷物が出し入れできる

CAMP TOURING SEAT BAG/IGAYA


剛性の高い造りで大容量の荷物積載も安心 IGAYAシリーズで最も大きいサイズのバッグ。表地は強度の高い1680Dバリスティックナイロンを採用、裏地にはPVC素材を使用して防水性を高めている堅固な造りだ。前後と底面に入っている厚めの補強板のおかげで、バッグの剛性も高く安定した積載ができる。 ■サイズ:W60(73)XD35XH31cm ※()内は拡張時

外側にはドリンクホルダーや運搬に便利な取っ手付き。画像はブラックのカラータイプ

トルネード2 ドラムバッグ/エンデュリスタン


3層構造の生地でタフに使える防水バッグ 完全防水防塵のドラムバッグで、SからXLまで4サイズがラインナップされている。バック内側は荷物を探しやすいレッドカラーコーティングで、メッシュポケットが3つ、ジッパー付きポケットが1つある。車体への固定は、ROKストラップなどを別途購入。 ■サイズ:W45×H24cm(S)/W53×H27cm(M)/W61×H32cm(L)/W67×H38cm(XL)

持ち運びに便利なグリップハンドルを装備している。画像はXLサイズ

ラフリアバッグ53/ラフアンドロードスポーツ


大容量だけどコンパクトなシルエットのバッグ 通常は41L、左右のスペースを広げると最大53Lになる大容量のシートバッグだが、各部のサイズのバランスをうまくとった設計で、スリムな車体でも安定した積載が可能。フロントトップのコードやベルト、小物が収納できるポケットの便利な機能も装備している。 ■サイズ:W40~52×D34×H31cm(最大時)

スリムな印象のバッグだが収納力は見た目以上

SYSバッグ/SW-MOTECH(エスダブリュー・モテック)


組みあわせて使う3つのバッグ バリスティックナイロン(1680D)にPUコーティングを施したツーリングバッグ。SysBag 10とSysBag 15は組みあわせて使用可能。防水インナーはマジックテープで着脱が可能で、フタの裏側にはメッシュポケットを装備している。 ■サイズ:W32.5×D13×H26cm(SysBag10)W32.5×D15.5×H36.5cm(SysBag15)/W48.5×D23.5×H33.5cm(SysBag30)

3つのバッグを荷物にあわせてセレクトできる

車種専用キャリアで取り付けるタイプもある

マルチダッフルバッグ イルジグ/tent-Mark DESIGNS × nomadica


キャンプツーリングを想定して造られたバッグ PVCコーテイングされた生地と雨ブタが被さるロールアップ式の開口部で、高い防水性を獲得。出し入れ口が大きく開き、物の出し入れがしやすい構造で、バッグ底部のスペースにテーブルなどの板状のギアを収納して、積載時の安定感をアップすることもできる。 ■サイズ:W58×D30×H27cm

14か所(7セット)のバックルと4本のサブストラップ付き。車体装着用のコードは別売り

アジャスターシートバッグ/デグナー


安定感のある鞍型デザイン シートに跨がるように取り付けができる鞍型デザインのシートバッグでしっかりと装着ができる。通常は18Lだが、荷室を上に伸ばせば34Lまで容量が増えるので、見た目以上に荷物の収納ができる。外側には小物収納に使えるファスナーポケットが3か所についている。 ■サイズ:W54×D29~41×H43cm

トップが大きく開く造り。小物用のポケットも装備している

ツアーシェルケース2/TANAX


オプションパーツ使用でキャンプテーブルに コンパクトな外観だが、収納力は十分。大きく開くサイドオープンで荷物の出し入れもしやすい。別売りのツアーシェルケースオプションテーブルを組みあせると、キャンプテーブルとしても使用ができる。 ■サイズ(片側):W42×D22×H30cm ■容量(片側):20L

ポリカーボネートのサイドが大きくオープンする造り、画像はブラックカラー

ブリザード サドルバック/エンデュリスタン


4サイズから選べる防水サイドバッグ オフロードバイク向けに設計された完全防水防塵のサイドバッグで、SからXLの4サイズから選べる。摩擦や引き裂きに強い3層構造で、内部は荷物を探しやすいレッドカラーコーティング。 ■サイズ(片側):W36×D9×H24cm(S)/W36×D12.5×H24cm(M)/W36×D18×H24cm(L)/W44×D20.5×H30cm(XL)

オフロードバイクのデザインにマッチする縦型スタイル

キャンプツーリングシートバッグ/ドッペルギャンガー


雨に強く装備や機能も充実したバッグ 防水性の高いターポリンをバッグの表面素材に採用していて、不意の雨でも安心。バッグ内部にインナー防水バッグを装着して、荷物の浸水を防ぐこともできる。各部にはPEボードが内蔵されているので大量の荷物でも型崩れすることがなく、車体への取り付けも安定。 ■サイズ:W60×D36×H34cm

外側に荷物を固定できるデイジーチェーンやDリングを各部に装備している

SA-242 ロングジャーニーシートバッグ/KOMINE


ロングツーリングに対応した大型バッグ 型崩れを防ぐワイヤーフレームと樹脂製フレームを内蔵したドラム形状の大型シートバッグ。両サイドの拡張ジッパーで、82Lまで容量を拡張することができるので、長期のキャンプツーリングでも対応できる。両サイドもオープンするので3か所から荷室にアクセスできる。 ■サイズ:W63(83)×D35×H33cm

スタンダード サイドバッグ 30/ゴールドウイン モーターサイクル


シートバッグとのセットアップも可能なサイドバッグ シンプルな構造のサイドバッグで、軽量な420Dナイロン素材を採用している。デュアルオープンファスナで大きく開口するメイン気室内にはメッシュポケット装備。 ■サイズ(片側):W40×D14×H27cm

GIVIサイドバッグ【EA101B】/GIVI


スポーティなデザインのサイドバッグ 可変ファスナーで厚みを広げて、容量の変更ができるサイドバッグなので、旅先で荷物にあわせて調整できるのが便利。前側にはペットボトルを収納できるポケットが付いている。 ■サイズ(片側):W47×D18~28×H29cm

Dリングに付属のショルダーベルトを付けられる

AQADRYサイドバッグ/ラフアンドロードスポーツ


天候を気にせず使えるサイドバッグ メイン気室は完全防水仕様で、雨の日でも中の荷物の水濡れを気にせずに走れる。容量が40Lあるので、収納力も高い。車体への取り付けはワンタッチバックルで簡単にできる。 ■サイズ(片側):W42×D15×H32cm

防水ではないがフラップにはポケットが付いている

タクティカルサイドバッグ/K3


サブバッグとして便利に使える 画像のほか、ブラック、ネイビー、レッドから選べるシングルタイプのサイドバッグ。スクエアタイプで無駄なく収容できるから見た目以上の収納力。ループベルトでフレームやキャリアに吊り下げての使用も可能。 ■サイズ:W35×D12×H30cm

テールフィンサイドバッグワイド/ラフアンドロードスポーツ


取り付け位置の制約が少ない縦型バッグ 低重心化できる縦型のサイドバッグで、シート後ろのスペースが狭いバイクでも取り付けができる。ワンサイズ小さい同形状の「テールフィンサイドバッグ」もある。 ■サイズ(片側):W40XD16XH41cm

ターポリンサイドバッグ/ドッペルギャンガー


大容量の防水サイドバッグ マフラーや後輪への干渉を考慮した後方が尻上がりになるデザイン。表地には荷物の水濡れを防ぐターポリン素材を使用している。小物を収納するメッシュポケットを装備。 ■サイズ(片側):W46×D20×H22~29cm

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