2021.12.14

ツーリングマップル2022年度版の取材・撮影で使用した車輌&ウェア&用品類【中国・四国編】

今年のツーリングマップル中国・四国の表紙撮影&実走取材で使用した車輌&ウェア&用品類を紹介します。 ※掲載の情報は2021年12月現在のものです

著・博田巌・フィネス/ 撮影・治武靖明

【車輌インプレッション】Ducati Scrambler Sixty2


表紙撮影から実走取材まで、長期間使用することになる広報車両ですが、毎年「どんな車両だろう」と楽しみに、引き取り場所の徳島港に向かっています。 今年はDucati Scrambler Sixty2。楽なポジションで、取り回しも軽く足つきも抜群でした。おかげで安心、快適に表紙撮影、実走取材に取り組むことができました。女性やリターンライダーにもおススメですね。 普通二輪免許で運転できる、排気量399㏄のエンジンはのんびり、ゆったり走れるスムーズなフィーリング。エンジンブレーキも滑らかでショックが少なくて、疲れにくかったです。瓶ヶ森UFOラインの狭い山道から石鎚スカイラインのワインディングまで、道を選ばず快適に走ることができました。 コンパクトな車体ですが、14リッターの燃料タンク、リッター20㎞を軽く越える燃費でこちらも安心して出かけられました。

Ducati Scrambler Sixty2


空冷のL型2気筒エンジンは、Ducati Scramblerシリーズで最小の排気量の399cc。取り回しの良いコンパクトな車体で、街乗りからツーリングまで、オールマイティに使える。今年の取材・撮影で使用したのは、ブラックカラーで日本限定のモデル。 <主な仕様> メーカー希望小売価格=92万円 全長2150×全幅860×全高1165mm/シート高790mm/車両重量=183kg 総排気量=399cc/燃料タンク容量=14ℓ/最高出力=30 kW(40hp)/8750rpm

ティアドロップ型のガソリンタンクやアルミニウム製10本スポークホイールなど個性的なデザインが魅力

各種情報が表示されるコンパクトな液晶メーター

デスモドロミックタイミングシステム搭載のL型2気筒エンジンにはマシン仕上げの軽量アルミカバーが付いている

足つきは身長170cm程の自分で両足べったり、余裕も感じられました

【ヘルメット、ウェアインプレッション】アライヘルメット VZ RAM PLUS /アーバニズム アーバンライドメッシュジャケット他


ヘルメットは持った感じも、被った時も、軽さを感じられたVZ RAM PLUS。デザインも格好いいし、内装の肌触りも柔らかくて被り心地も抜群でした。 大きなベンチレーションで夏場の長時間の使用でも快適で、スモークのダブルシールドは逆光時や眩しい時間帯など調整が容易にできたのが便利でしたね。 ヘルメットを被ったまま写真を撮ったり、ちょっと道を尋ねたり、ツーリングに使いやすいのがオープンフェイスの魅力ですが、それをいかしながら高い安全性、安心感も感じられるヘルメットでした。 ウェア類はアーバニズム。カジュアルで着やすいデザインのメッシュジャケットでしたが、肩と肘、背中にプロテクターが入り安全性も配慮されていて、バイクに跨った時の着心地も良かったです。パンツはアーバニズム×ノマディカ ストレッチカーゴパンツ。こちらも、腰、膝にプロテクターが装備されていますが、ストレッチ素材で長時間のライディングでも快適、バイクを降りた時にも履きやすいデザインでした。膝のベンチレーションも効果的でした。

アライヘルメット VZ-RAM PLUS (グラスホワイト)


安全を追求した滑らかなフォルムをVASシステム採用で実現したオープンフェイスモデル。大型のディフューザーやエアダクト、エコピュアー内装採用など快適装備も充実している。撮影で使用したのは日差しを遮ってくれるプロシェード・システムを標準装備しているPLUSモデル。

下顎で支えるFCS構造を採用して被り心地の良さを追求、VAS-Zブローシールドにはオプションの曇り止め「ピンロックシート」を取り付けできる

プロシェード・システムはサンバイザー、スモークシールドの機能だけではなくシェードを上げているときは整流効果を向上させてくれる

後側にはエアロスタビライザーと熱気を排出するサイドダクトを装備

アーバニズム アーバンライドメッシュジャケット(SMOKE GRAY/CAMO)


非対称のデザインが印象的なフード付きのカジュアルなジャケットで、取り外し可能な防風インナーも付いている。肩、肘、背中にプロテクターが標準装備で、別売りの胸部プロテクターも装着可能。

ライディングを妨げない立体裁断、両袖にはリフレクターも装備

アーバニズム×ノマディカ ストレッチカーゴパンツ(DENIM)


MOTOアウトドアブランド「ノマディカ」とのコラボ製品。キャンプツーリングなどのアウトドアシーンでも役立つ機能が装備されている。膝のプロテクターは外入れ式なのでキャンプサイトでくつろぐときにさっと外せて、大型のポケットが小物の収容に便利。膝にはベンチレーション機能が付いている。

ライディングポジション用立体裁断で、膝と腰にプロテクターを標準装備

ストレッチ機能搭載で足の曲げ伸ばしも楽な造り

アーバニズム カーボンプロテクトメッシュグローブ(BLACK)


牛革とメッシュ素材を組みあわせたサマーグローブ。手の甲にナックルプロテクター、掌側にカーボンスライダーが装備されていて、人差し指、親指でスマートフォンの操作も可能。

甲側がメッシュ素材、掌側が牛革の組みあわせ、リフレクターも装備

【シューズインプレッション】ワイルドウイング ファルコンWWM-001


ワイルドウイングのライディングシューズは、日本人専用の木型で作られているので、とても履き心地の良いシューズでした。バイク専用ソールでブレーキやチェンジペダル操作も快適。靴紐での調整もしっかりできて、着脱はファスナーでラクラク。バイクを降りた時の歩きやすさも◎でした。

ワイルドウイング ファルコン WWM-0001(クレイジーブラウン)


本革性のライディングブーツ。オートバイのステップ操作を考慮した独自設計のソールや脱ぎ履きしやすいサイドファスナーなど、さまざまなこだわりが詰め込めまれている。ソールはノーマル底と厚底から選べる。

強度に優れた牛本革を全面に使用、 日本人の足に合わせた型を使っているので履き心地も良い

ソールは摩擦に強く、グリップ性も高い天然ゴムを採用。つま先の確実なブレーキ操作ができるパターンや革靴の固さを感じさせないフレキシブルサポートなどこだわりが詰まった造りになっている

ステップに沿うように斜めにカットされた独自のバイク専用形状ヒールがライディングをサポート

【バッグインプレッション】タナックス マグレス5500S・ミニフィールドシートバッグ アーバンブルー


タンクバッグのマグレス5500Sは、ツーリングマップル通常版がちょうど入る大きさで、雨具や小物入れに便利に使えて、車体への固定も6つの吸盤でしっかりと固定できました。 シートバッグは青が印象的なミニフィールドシートバッグ アーバンブルー。ツーリングマップルが収まるサイドポケットにドリンクホルダー、荷室内の荷物を固定するインナーベルトなどなど、使いやすい機能が満載で使いやすかったですね。

タナックス マグレス5500S


吸盤固定式のタンクバッグ。マップケースにはツーリングマップル通常版が収納できる。容量は5.5~11リットルの可変式で、それに対応した専用クリアトップレインカバーも付属している。

6個の吸盤でしっかりと固定できる。上面にはグローブ用のコードホルダーが付いている

タナックス ミニフィールドシートバッグ(アーバンブルー)


日帰り〜1泊程度の旅行に最適なサイズのシートバッグで、容量は19~27L。撮影で使用したのは、今年の6月に発売された青のラインが印象的なアーバンブルーシリーズ。既存の製品に、ファスナーは全てロックスライダー、ドリンクホルダーは670mlに対応、余った固定ベルトをまとめる機能があらたに追加されている。

青のラインが印象的、上部には衣類などを一時的におけるホールディングコードも装備

本体両側を拡張させて容量を可変できる

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