2022.07.22

夏を楽しむツーリングスポット5選~関東甲信越編~

暑い夏、ツーリングにはちょっと向かない時期かも知れませんね。でも、この時期だからこそ訪れたい場所、季節の味覚、そして走りたい道があるんですよ。そこで、各エリアの取材担当者から夏ツーリングといえばココ!という情報を紹介してもらいます。 第5回は関東甲信越担当のフィネスの中村さんの「夏ならココ!」をお届けします!

著・フィネス

【紹介スポットMAP】


 

1.陣馬の滝(静岡県)【清らかな水の流れで涼を体感】


朝霧高原にある陣馬の滝。川の流れと溶岩の割れ目からの湧水が混じり合う清らかな流れ。滝に近づけば、水のしぶきと吹き渡る冷風で、真夏の暑さもどこかへいってしまった。あまり観光地化されていないのが魅力だが、源頼朝ゆかりの地だから大河ドラマ関係で今年は賑やかかも。 ツーリングマップル 索引➡関東甲信越16L-4/中部北陸36L-4

人気の朝霧高原にあって、あまり観光地化されていない環境も魅力

源頼朝にまつわる話が残る太鼓石が近くの遠照寺に祀られている

2.越後妻有大地の芸術祭2022(新潟県)【里山の風景に溶けこむ作品を鑑賞】


新潟県の十日町市、津南町の里山を会場に3年毎に開催する芸術祭。本来は2021年開催予定だったがコロナ禍で1年延期された。夏の里山の雰囲気を楽しみながら、棚田や集落に溶けこむように展示されている作品をのんびり巡ってみよう。開催期間は4月29日~11月13日。

棚田巡りとセットで展示作品を見てまわるのもおすすめ。画像は留守原の棚田

3.明野のヒマワリ(山梨県)【茅ヶ岳の山麓に広がる黄色の絨毯】


一面に広がるヒマワリ畑の向こうには雄大な南アルプスの山並み。そのロケーションが一番の魅力で、茅ヶ岳広域農道を走りながらもしっかりと見ることができる。点在する花畑ごとに見ごろが違うので、花が見られる期間が7月下旬から8月下旬で長いのもここの特徴だ。2022年は久しぶりに北杜市明野サンフラワーフェスが7月23日~8月21日に開催される。 ツーリングマップル 索引➡関東甲信越36I-5/中部北陸63I-5

南アルプスを背景に咲きほこるヒマワリの花

4.ビーナスライン(長野県)【定番だけどやはり夏ツーリングならココですね】


茅野から美ヶ原まで爽快な走りが楽しめる人気のツーリングルート。雄大な山岳風景が感動的な白樺湖畔から霧ヶ峰までの区間がとくに私のお気に入り。美ヶ原高原美術館の駐車場から見る北アルプスも絶景だ。ただ、残念ながら夏の風物詩のニッコウキスゲは、今年は開花が早く、すでに見ごろが終わってしまったようだ。 ツーリングマップル 索引➡関東甲信越45B-1/中部北陸73B-1

青空にモクモクと湧き上がる雲、夏ツーリングの醍醐味を満喫できる道だ

二つのリフトでラクチン登山ができる車山山頂の車山SKY TERRACEからは絶景が見られる

5.道の駅くらぶち小栗の里(群馬県)【ひんやり麺料理で夏ツーリングをのりきろう】


群馬のご当地麺グルメ「おっきりこみ」。幅広の麺を野菜と一緒にぐつぐつと煮込む、寒い時期に食べたくなる料理だが、道の駅くらぶち小栗の里では、煮込まない冷たいおきりこみが味わえる。野菜もたっぷりでクールダウンしながら栄養もしっかりとれるんです。 ツーリングマップル 索引➡関東甲信越62G-6

夏野菜がたっぷり載った冷たいおっきりこみ

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