2022.08.25

キャンプ&ロンツーに効くバッグ TANAX MOTOFIZZ ツアーシェルケース2/キャンプテーブルシートバッグ

「ツーリング」とひと口に言っても、いろいろなスタイルがありますよね。日帰りツーリングならバッグひとつで十分事足りるのですが、宿泊アリのロングツーリングや、キャンプ泊を前提としたキャンプツーリングとなると、荷物が格段に増えてきます。しかしスクーターを除き、バイクには荷室がありません(スクーターだってそんなに荷室が広いわけじゃない)。だから荷物が増えると、それなりのバッグが必要となってきますよね。今回は、先日キャンプツーリングの際にTANAXさんにお借りしたバッグの紹介をしたいと思います!

著・編集部マスキ

バイクもバッグもないのにキャンプツーリングへ!?


というわけで、先行しているVストローム250の紹介記事(リンク下記)の方でもお伝えしていますが、7月にキャンプツーリングに行くことになったワタクシ。でもバイクもバッグもまだ持っていない!ということで、バイクはスズキさんに、バッグはタナックスさんに泣きついてお借りしたのでした。 両社様とも快くご対応いただき感謝、感謝でございます(涙) タナックスさんからお借りしたのは 1.ツアーシェルケース2 2.キャンプテーブルシートバッグ 3.ラリータンクバッグ 4.ツーリングネット になります。今回は、この内おもにツアーシェルケース2とキャンプテーブルシートバッグについて詳しくご紹介しようと思います。

バッグ類を装備したところ

ツーリング先でよくよく見かける「ツアーシェルケース2」


「ツアーシェルケース」はサイドバッグです。「2」というのはマイナーチェンジを行ったためで、現行モデルはバージョン2ということになるそうです。以前のモデルでは、雨対策としてレインカバーを採用していたところを、インナーレインカバーに変更してより防水性を高めたとのこと。 このツアーシェルケース2、SNS等を見ててもつけているライダーさんの写真をよく見かけます。それだけ多くの旅ライダーに評価されてるってことでしょうね。ちなみに色は今回お借りしたヘアラインシルバーのほかに、カーボン、アクティブオレンジ、ブラックの4種があります。自分のバイクにフィットする色が選べるので嬉しいですね。 見た目はハードですが、素材は金属ではなくポリカーボネイト+1680Dナイロンなので軽くて持ち運びがラクです。先ほども言いましたが、バッグ自体は防水ではありませんが、インナーレインカバー(防滴ポーチ)が付属しているので、これに荷物を入れて、ケースに収納しておけば急な雨も心配いりません。

横から開くタイプ。上に大きなバッグを置いたままでも開けるのが便利です。荷物が落ちない位置で止まるようベルトもついているので安心です。

取り付けには「イージーベース」をシートに固定して、バッグ側についているフラップと併せて接続します。これがすごくラクで驚きました。

さらにテーブルに変身させることも・・・


ツアーシェルケースにはオプションテーブルというものが用意されていて、これを2つのケースの間に接続すると、なんと簡易テーブルが出来ます。テーブルの板はすっぽりシェルケースの中に収納できるので、使わないときも邪魔になりません。んーすばらしい! でも実はこのオプションテーブル、生産終了で在庫限りとのこと(涙)。欲しい方は急ぐべし!

オプションテーブル。丈夫な素材です

このように使えます。ロースタイルで、本格的な調理をしないなら、案外これで十分かもしれませんね。テーブルが要らないなら荷物も減って楽チン♪

ネーミングからどんな商品か化分かる?「キャンプテーブルシートバッグ」


さて、ツアーシェルケースがテーブルになるにはオプションテーブルが必要でしたが、こちらのキャンプテーブルシートバッグは、その名から分かる通り、最初からテーブルになることが前提のバッグとなっています。・・・え?どういうこと?って一瞬戸惑いますよね(笑) でも・・・

この通り、天板を開き、ポールを開いた部分に接続すれば…

テーブルになるんです!パチパチパチ!

2つのテーブルがあれば完璧じゃない?


このキャンプテーブルシートバッグとツアーシェルケース2のテーブルがあれば、十分すぎるくらいのスペースができちゃいますね。ただし、テーブル上で調理するのは慎重にお願いします。あまり高温になるとバッグにも影響があると思います。

(引用:TANAXオフィシャルサイトより)

でももちろんバッグとしての収納力も十分に


キャンプテーブルシートバッグは容量45リットル。素材はツアーシェルケース同様、ポリカーボネイト+1680Dナイロンなので扱いやすいことこの上ないです。ガチガチのケースと違ってある程度荷物に応じて変形もしてくれるので、荷物が多い時も、ぎゅっぎゅと押し込んでしまえばなんとかなるっていうのもありがたい。

たっぷり入って頼もしいですね

どれくらい荷物が収納できるのか試してみた


このキャンプテーブルシートバッグとツアーシェルケース2の3点を合わせると、容量は85リットルになるので、まあ1泊・2泊程度のロンツーは余裕も余裕、お土産を入れるスペースも十分とれますね。キャンプツーリングの場合は持っていくギアによると思いますが、よほど充実したキャンプを目指さない限りは大丈夫だと思います。 今回のキャンツーではワタクシ、ラリータンクバッグも使わせていただきましたが、これらに収納できた荷物がこちら。 (ちなみに動画では実際にバッグから荷物を出して行く様子も紹介しているのでリンクから見てみてください)

十分な量ではないでしょうか?

まとめ


さてさて、というわけでおかげさまでキャンプツーリングも無事楽しく過ごすことができました。TANAXさんのMOTOFIZZシリーズにはたくさんのバッグがあるので、自分のバイクやツーリングのスタイルに合わせていろいろと選べるのがありがたいですね。そして今回お借りした製品も、使っている人が多いのが納得の、便利機能満載のバッグでした(とても全機能紹介しきれない・・汗) 今後もいろいろな製品レビューをしていければなと思います! ではまたっ!

部長代理、ありがとうございました!

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