【夏のツーリング】暑さを避けて早朝&夜に訪れたいツーリングスポット5選～中国・四国編～

予想以上の猛暑が続く2023年の夏。昼間のツーリングは、快適ではないとともに、時には危険な状況になることもあるので、できれば避けたいですね。そうなると、早朝や、暑さがやわらぐ夜にお出かけはいかがでしょう。また、少し早く宿泊場所に到着して、町歩きや自然観察なども良いですね。第4回は中国・四国エリアでそんな昼間の時間を避けて訪れたいスポットを紹介します。

著・博田巌

オススメはココ！

１．鷲羽山スカイライン【岡山県】２．ラーメンさくら【鳥取県】３．俵山温泉【山口県】４．東津野城川林道【高知県】５．うみまち商店街【香川県】

鷲羽山スカイライン

瀬戸大橋と瀬戸内海の美しい景観が楽しめる鷲羽山から北の尾根沿いを走る県道393号鷲羽山公園線、通称鷲羽山スカイライン。全長18㎞程のルートはタイトコーナーやアップダウンが少なく、適度なコーナーが続くので走りも楽しめるツーリングコース。夕日が見られる頃から、気温も下がり始めて、更に薄暗くなると眼下に水島コンビナートや市街地の夜景が広がり昼間とは違った景色の中を走ることが出来る。ツーリングマップル➡中国四国 P.47 D-2～4／関西 P.22 D-2～4

昼間は瀬戸内の風景も楽しめる鷲羽山スカイライン

コンビナートの工場夜景を望む水島展望台

鷲羽山スカイラインは街灯が無いのでナイトランは要注意

ラーメンさくら

朝一杯のラーメンを求めて訪ねたくなる大山の麓、国道9号線沿いにある「さくら」に今年の実走取材中に訪問しました。バイク好きの店主さんが朝7時から営業する店で、赤いコンテナが目印。開店から10時半まで提供される「朝ラー」はトッピング豊富でバイカーさんなら大盛無料、リピーターさんにはデザートまで付く太っ腹な一杯。ちなみに、バイカーさんは他のメニューでも大盛無料。愛知県から移住された店主さんとのバイク談議も楽しく大山周辺を走る際にはぜひ立ち寄ってみてください。

赤いコンテナハウスが目を引くラーメンさくらはカブの駅でもある

ラーメンさくらの塩ラーメン。バイカーさんは大盛無料サービスが嬉しい

➡リンク：ラーメンさくら（Facebook）

俵山温泉

長門湯本温泉や湯田温泉など並び古くから湯治場として知られる山口県西部の俵山温泉。狭い路地に旅館などが建ち並ぶ懐かしい湯治場の雰囲気が残る温泉街にあるのが共同浴場「町の湯」。早朝6時～22時までの営業と朝と夜の涼しい時間帯に利用するのにちょうど良い。地元の方も多く訪れる、高いアルカリ性を誇る源泉掛け流しの滑らかな美肌の湯は飲用も可能で体の中からも癒してくれる。ツーリングマップル➡中国四国 P.52 J-2　

湯治場の雰囲気漂う俵山温泉街

町の湯は早朝から夜まで源泉掛け流しの湯を楽しめる

飲用可能な温泉水はまろやかで体にも優しい

➡リンク：俵山温泉（公式WEBサイト）

東津野城川林道

愛媛県と高知県にまたがる四国カルストへの高知県側のアプローチルート「東津野城川林道」。しっかりとした2車線の舗装林道で適度なワインディングで標高を稼ぎつつ、ライディングを楽しみながら、真夏でも涼しい四国カルストへアクセスできる。標高の高い場所を走る林道の眼下には雲海が広がる事も多くて、とくにカルストへと続く尾根沿いへ抜ける穴神トンネル付近は雲海スポットでもあり、夏の朝に走るのにおススメ。ツーリングマップル➡中国四国 P.103 G-2～5

穴神トンネル北側のフォトスポット。雲海が見られるかな

うみまち商店街

高松市中央卸売市場の場外施設「うみまち商店街」はうどんだけではない香川県の美味しいグルメが味わえる飲食店が集まる楽しいスポット。早朝から夜までそれぞれの店舗ごとに営業時間が異なるので、朝晩の涼しい時間帯に訪れることが出来る。ランチ目的でも早めの時間から営業するお店も多いので、混雑を避けられるのも魅力。市場で働く方にと始められたお店も多くお財布にも優しいのも嬉しい。ただし、水曜・日曜は休みの店舗が多いので事前に確認しておこう。ツーリングマップル➡中国四国 P.102 E-1