2025.09.26

残暑ツーリングは「ひんやりスイーツ」で乗りきろう!【関西のおすすめ 5選】

9月も後半ですが、まだまだ暑い日が続いていますね。そんな日のツーリングは、冷たいスイーツでリフレッシュ。ソフトクリームやジェラート、かき氷などなど、目にも涼しげな一品で、暑さも疲れも吹き飛ばしましょう。 今回は、『ツーリングマップル関西』掲載エリアから、美味しくて、冷たーい「スイーツ」を食べられる店を5軒紹介します。早速見ていきましょう! ※記事の情報は2025年9月時点のものです。紹介メニューなど、最新の情報は事前にご確認ください

著・滝野沢 優子

▶関西 5 selections◀


1.水谷茶屋 2.カフェ・ことほぎ 3.カフェ・ラパン 4.machiya 5.間人アイスキャンデー

1.水谷茶屋の葛切り/奈良県


「奈良公園」の中、赤い橋の袂にある風情たっぷりの茶店。大正時代に建てられた茅葺屋根の建物で、開業は昭和23年。屋外には和傘を立てた縁台席があり、ここだけタイムスリップしたような空間。わらび餅、抹茶アイス、葛切りなど和スイーツのほか、うどんなどの軽食が食べられる。鹿も遊びに来るので、外で食べるときは横取りされないよう注意。紅葉の名所で、秋はひときわ絵になる風景が見られる。 ツーリングマップル➡関西 P.97 H-5

濃厚な黒蜜とモチモチの葛切りが美味すぎる!

青紅葉もキレイだが、紅葉のころにも訪れたい

夏はかき氷のメニューも豊富

奈良公園内にたくさんいる鹿たち。水谷茶屋にも遊びに来る

2.カフェ・ことほぎ musubiの梅ミルク氷/奈良県


重要伝統的建造物群保存地区に指定されている、「五條新町」の中にある古民家カフェ。店名は「寿(ことほ)ぐ=お祝いする、喜びの言葉を述べる」から命名。江戸時代の花火屋さんだった建物を改装した店内にはギャラリーコーナーもあり、まったりと落ち着ける。 「musubi」と「meguru」の、2つのカフェが日替わりで営業していて、メニューも変わる。「musubi」は柿と梅の農家が担当しているので、自家農園で採れた果実を使ったスイーツメニューが豊富でおしいしい。 ツーリングマップル➡関西 P.26 L-7

梅ミルク氷。生産量の少ない林州梅のカリカリ梅が仕込まれ、梅のシロップがふんだんにかかっている。トッピングには梅の甘露煮。梅の酸味が効いて美味しい。食べ応えもたっぷり※提供は9月末までの予定

趣味のよいギャラリーコーナーもある

カウンター席のほか、奥には落ち着けるテーブル席もある

渋いカフェの外観。バイクなら店の前に止められる

江戸時代の民家が並ぶ五條新町の街並み。幻の五新線遺構も残る

3.カフェ・ラパンのスノーホワイトマウンテン/和歌山県


「紀伊大島」の最東端、「エルトゥールル号の遭難事件」でトルコと縁が深い「樫野崎」。その駐車場にある庶民的なカフェで、名物のトルコ料理・ケバブライスやカレーライスなどのランチや軽食のほか、スイーツメニューも充実。豪華版かき氷「スノーホワイトマウンテン」やカラフルな「レインボーフラッペ」はここだけのオリジナル。ウサギ店長もいる(老齢のため訪問時は不在だった)。 灯台への道沿いにはトルコ関連の施設もあり、トルコの伸びるアイス、ドンドルマも売っているので、こちらも食べてみよう。 ツーリングマップル➡関西 P.2 D-6  

フルーツてんこ盛りのスノーホワイトマウンテン。練乳味で中にあんこが隠れている※提供は季節限定

樫野崎灯台前に建つ、トルコ初代大統領・アタテュルクの像

土産物屋ではトルコ製品のほか、トルコの伸びるアイス、ドンドルマも売っている

4.machiyaのマイヅルおとうふソフト/京都府


「西舞鶴」の「平野屋商店街」の中にある、古民家を改装したカフェ。ここのイチオシは地元のこだわり豆腐を使った、添加物不使用のマイヅルおとうふソフト。体に優しい甘さで濃厚な豆腐の旨味がぎゅっと詰まった美味しさ。旬のフルーツを使ったアレンジメニューや自家製レモネード、ホットドッグなども好評。店内席のほか外に縁台もあり、気取らない雰囲気もいい。 ツーリングマップル➡関西 P.99 A-3

青空に映える夏ミカンソフト

はちみつソフト。メニューはどれもマイズルおとうふソフトを使用

たまに現れる、看板犬「わんこ」。ソフトクリームの帽子を被って営業しているんだワン!

カフェの斜め向いにある「若の湯」。登録有形文化財の現役銭湯。湯上りにマチヤカフェに寄ろう

平野屋商店街になぜ、イスラム風のアーチ?なんでも舞鶴市の姉妹都市であるロシア・ナホトカ市にちなみ「聖ワシリー寺院」をモチーフにデザインされたもので、数十年前までは多くのロシア人が歩いていたとか

5.間人アイスキャンデーのアイスキャンデー/京都府


丹後半島、「間人(たいざ)」の集落内にある、戦後から続く手作りアイスキャンデー。主原料に添加物は一切使わず、昭和の時代から変わらぬあっさりとした素朴で懐かしい味は、間人の住民のソウルスイーツ。ミルク、抹茶、ブルーベリー、あずき、いちごの5種類あるほか、モナカアイスやカップアイスもあり、どれも低価格なのがうれしい。営業は4月末~9月末くらいまで。 ツーリングマップル➡関西 P.75 F-6  

アイスキャンデーは100~140円。ほかにモナカアイスやカップアイス、大判焼きもある

テイクアウトの店だが、すぐ横にテーブル&椅子も用意されている

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