Report
2026.03.06
【Triumph Speed 400インプレ】『ツーリングマップル関西2026年度版』実走取材で徹底チェック
ツーリングマップル2026年度版の実走取材で、実際に長期間にわたって走行した車輌の実走インプレッションをお届けします。 今回は、関西版取材担当、滝野沢さんの視点からの「Speed 400」のレポートです。撮影や取材で使って感じた乗り心地、積載性、燃費、取り回しはどうだったのでしょうか。早速どうぞ! ※掲載の情報は2026年2月現在のものです
▶目次
1.車両インプレッション 1-1.ファーストインプレッション 1-2.実走しての所感 1-3.装備について 1-4.総評 2.車両紹介
1-1.ファーストインプレッション
トライアンフ本社で最初に出会ったとき、レトロモダンでお洒落なデザインとゴールドのフロントフォークに目が釘付け。車体もコンパクトで乗りやすそうと、かなりの好印象でした。
「ゴールド」のフロントフォークがひときわ目立つ
実は兄弟モデルの「SCRAMBLER 400X」と、どちらかで迷ったが、シート高が790㎜と45㎜も低かったことが「SPEED 400」にした理由で、実際に跨ってみるとかなりしっくり。身長159㎝(足長め)でも両足の爪先がしっかり付いたので安心して乗ることができた。ただ、ほぼ新車だったので、トラブルがないように、気を付けないと思ったので、走り始めは緊張しました。
レトロな雰囲気も感じられる、タンクの洒落たグラフィックデザイン
1-2.実走しての所感
無理のないライディングポジション、スムーズな加速、高速走行時(といっても私の場合、100㎞/hくらいでの巡航ですが)も安定しているので長時間走行でもあまり疲れない。さらにシートの形状や柔らかさのためかお尻がほとんど痛くならなかった。 また、総重量170㎏と比較的軽量で、取り回しもスムーズで扱いやすかった。サイドスタンドが、やや出しにくいのが気になったくらいで、かなり乗りやすい車両だと感じた。
コンパクトな車体で、足つきは問題なし
1-3.装備について
無駄のないスッキリしたすっきりしたフォルムがGOOD 。丸型ヘッドライト、スマートなウインカーなどライト類はすべてLED。また、リアのグラブバーは握りやすく、積載用フックも付いていたので、リアキャリアなしでも荷物が積みやすかった。
プラックパウダーコートされたエンジンは、水冷の398cc単気筒エンジン
ヘッドライトは十分な明るさでナイトランも問題なし
アナログスピードメーターに加え、液晶パネルディスプレイには残燃料計、シフトインジケーター、時計、走行距離、タコメーターなどを表示してあり操作性もよし。ただ、残燃料計の目盛りの仕様が、最初はゆっくりだが、いったん減り始めると、ぐんぐん減っていったのでちょっと不安になり、こまめに給油していた。 燃費は一般道を普通にツーリングして30㎞/L前後。タンク容量は13Lなので、400㎞近くは走れそうだった。あとは、ヘルメットホルダーが欲しいところ。
ミラーはバーエンドに付いていて邪魔にならず視認性もよい
アナログとデジタルを組みあわせた、シンプルなデザインのメーター
1-4.総評
SPEED400は誰にでも乗りやすく、扱いやすいバイクだと感じた。見た目もスタイリッシュで、どんな風景にも映えるので、写真撮影にも気合が入った。 2026年度版の表紙撮影では、南紀がメインの撮影地でしたが、青い海をバックにしたSPEED400ちゃんの、なんと美しいこと!クラシカルな外観なので古い街並みにも妙にマッチする。ライダーウエアをもっとお洒落なものにすれば、さらによかったかな。 余談だが、東京に戻って公園脇で休憩していたら、落ち着いた雰囲気の女性に、 「わあ、トライアンフのバイクですね。白洲次郎さん※も乗っていたんですよね」 と声を掛けられた。さすが英国仕込みのダンディな白洲次郎さん、トライアンフに乗るライダーでもあったんですね。自分のバイクじゃないけれど、ちょっとうれしかった。 ※)白洲次郎氏は、英国で学び、第二次世界大戦後の外交交渉で活躍した実業家
南紀・串本の海をバックに。明るい色のジャケットならもっと映えたかな[ツーリングマップル関西 P.2 B-6]
2.車両紹介
▶Speed 400
水冷単気筒エンジンを搭載したモダンクラシックモデル。トライアンフのロゴが描かれたタンク、空冷エンジンをイメージさせるクラシカルなデザインのエンジンといった、美しい意匠に、ABSやトラクションコントロールといった最新装備も搭載。
播磨の小京都・たつのにて。日本の古い街並みにはクラシカルなバイクが似合う[ツーリングマップル関西 P.43 B-6]