Touring
2026.02.25
死ぬまでに見ておきたい「アレ」に見える岩
みなさんこんにちは! 少し暖かくなってきて、春のツーリングシーズンが待ち遠しい今日この頃。今回は、ツーリングマップルでも数年前からアイコンを追加して掲載している、「奇岩」の特集です。以前、各エリア取材担当者に書いてもらった記事「ツーリングマップル選 巨岩奇岩100」の中から、「死ぬまでに見ておきたい●●に見える岩」という視点で改めてピックアップ。プラス一個、ワタクシが特におすすめの奇岩を追加したので、ぜひ参考にしてください。 そういえばワタクシ、20代の頃に能登半島を旅したとき、やたら地図に「岩」ばっかりが赤い字で書かれてて、「このへんにゃ岩以外に見るもんがないんかのう?」と思ったりもしましたが、若気の至りでした。「岩はすごい…」みなさんもそう思うはず。 では行ってみましょう。
1.おっぱい岩
熊本県天草郡苓北町(九州沖縄 36 I-2) のっけから下ネタかい!と怒られそうですが、仕方ありません。これは完全におっぱいです。異論をはさむ余地がない。一度そう認識したらそうとしか見えない。これは見る価値があるんじゃないでしょうか。恐れ多くも、直に触ると「胸が大きくなる」とか「母乳がたくさん出る」などのご利益があると言われてるんだそうな。男性はどうすればいいのか・・・。まあ、好きにすればいいんだろうけど、触ってるところを見られるのはちと恥ずかしいですね。「えっあの人なんか、変な触り方してる~!」とか言われたりしてね。 いや失礼。おふざけ無用。鳥居も設置されて、ますます神秘的になっているそう…
ちょっと、この無造作に転がってる姿はどうかと思いますが、自然の造形なのでね・・
2.かえる岩(かえる島)
兵庫県香美町(関西 73 E-2/中国・四国 5 E-2) 兵庫県の日本海側、香美町の今小浦海水浴場に浮かぶカエルのような形の岩。地元では「かえる島」と呼ばれ親しまれているとか。そしておっぱい岩と同じくやはりご利益祈願(奇岩?)のスポットになっているのです。古くは北前船で航海に出た人たちが、「無事帰る」ことを祈願していたようで、今でも「失くしたものが帰る」「若返る」「運気を変える」などたくさんの「かえる」を望む人が訪れています。
かえる様。人が写っていますが近くまで行けます
3.トカゲ岩
島根県隠岐郡隠岐の島町(中国四国 98 L-3) 島根県の北、日本海上に浮かぶ隠岐の島。七類港、もしくは境港港から2、3時間の船旅で行くことができます。隠岐の島で有名な岩と言えば「ローソク島」で、これは海に浮かぶ縦に細長い岩。その先端に沈む夕日が重なって、ローソクに火が付いたような幻想的な光景が見られます。・・・じゃなくて!今回見てほしいのは「トカゲ岩」。まるで垂直の岩を登るトカゲのような岩。ほんとのトカゲならへっちゃらなんでしょうけど、これは岩です。だから今にも落ちそうな姿にハラハラ。頭から尻尾の先までで26mの長さ。尻尾の部分が大岩部分とつながっている状態で、長い浸食によりこうなったのではないかと言われています。近くで見るには本格的な登山装備とガイドの同行が必要ですが、そこまで行かなくても展望所からしっかり見ることができます。
トカゲの足に見える、大岩との隙間にある小さな岩は、落ちてきたものが挟まっているのだとか。
4.獅子岩(獅子巖)
三重県熊野市(関西 5 K-1) 日本の奇岩の中でもトップクラスにカッコいい「獅子岩」。高さは25mほど。おっぱい岩がおっぱいであるのと同じくらい獅子岩も獅子ですね。こちらの獅子、北西に位置する「大馬神社」のなんと、「狛犬」とされているのです。なんて頼もしい狛犬でしょう。そのため、大馬神社には境内に狛犬がいないのだそう。日中の姿も良いですが、夕暮れ時、シルエットになった獅子岩もまた素敵です。ぜひ見に行きたいですね。ツーリングマップル関西の表紙に登場したこともあります(駐車場から撮ればバイクと獅子岩が一緒に撮れます)。
めっちゃ獅子って言ったけど、鳥類っぽい感じもしなくはないよね…あいや何でもないです!
5.親子熊岩
北海道久遠郡せたな町(北海道 5 E-3) 年々熊害報道が多くなっています。人里に降りてきた熊。いろいろとご意見あるかと思います。イメージはどんどん怖いものになりつつありますが、まあ身勝手なことを言えば、安全な位置から見る熊、とくに子熊の可愛さにはやはりキュンとなりますわな。そんな、かわいい子熊が母さん熊に甘えて「ハイハイ、なあに?」とあやされているような姿が思い浮かぶ岩がこちら。北海道せたな町の「親小熊岩」です。これは素晴らしい。写真を撮るときは、やはりシルエットになる時間がおすすめですが、日中でも、トリミングして熊らしく見える部分だけ撮るとより良い感じに撮れると思いますよ。
子熊かわいいな
6.猿岩
長崎県壱岐市(九州沖縄 64 J-7) 最後はわたくしチョイス。個人的には日本の「●●岩」の中でナンバーワンじゃないかと思っております。それが長崎県の壱岐島にある「猿岩」。実はある時、ある仕事で壱岐島内をママチャリで走りまくったことがあるのですが、バッテリーの切れたクソ重い電動ママチャリで、坂道を登った先に猿岩が現れた瞬間の感動は忘れられません。これは見る価値のある岩です。なんせ大きさも十分なのです。大きさと形どちらも備えた岩はなかなかありませんから。見れば「うわ・・・猿すぎる・・・」と声が出ることでしょう。神話では壱岐島が流れてしまわないように神様が建てた「八本柱」の一つと言われているそうです。夕暮れ時には、お猿さんが沈む夕陽を見つめる姿を見ることができます。
猿すぎるよねえ。話しかけたくなる。
夕陽を見つめるお猿さん
ツーリングマップルには様々な巨岩、奇岩が載ってるぜ
いかがだったでしょうか。今回あげた岩のほかにも、たくさんの巨岩、奇岩がツーリングマップルには載っています。自然が途方もない年月をかけて作り上げた神秘的な岩、巨大な岩、これらを前にすると、一瞬心がスッとするような気がします。ぜひツーリングの際は、岩にも注目して、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。ツーリングマップル2026年度版をもって!
ツーリングマップル2026年度版は3月13日発売開始!