2022.03.07

ツーリングマップル2022年度版はここに注目!〜東北編〜

各エリア担当者から昨年の取材を振り返ってもらうコラム、第2回はツーリングマップル東北担当の賀曽利さんから、2022年度版の見どころをお届けしますよ。 さっそくどうぞ!

著・賀曽利隆/撮影・巣山悟・賀曽利隆

2022年のツーリングマップル東北は「式内社」に注目しよう!


ツーリングマップル東北2022年度版の実走取材では、東北の「式内社」をめぐった。 「式内社」というのは、平安時代の延長5年(927年)にまとめられた『延喜式神名帳』に記載された、当時の官社(国家が祭祀した神社)のこと。つまり国が重要視していた神社とも言える。1000年以上前にすでに存在していた神社で、中には超有名神社も多く記載されている。(当時存在していたが式内社とされていない神社=式下社の中にも有名なものは数多くある。載ってないから歴史が浅いとか、格が低いなどというわけではない)。 2022年度版には東北の、そんな全式内社が載っている。ツーリングマップル東北を持って、東北の「式内社めぐり」をしよう!

ジクサーSF250を走らせての式内社めぐり。ここは宮城県大衡村の須岐神社(ツーリングマップル東北40J-5)

伊達神社(宮城県色麻町)の大銀杏。式内社では御神木の巨木が見られる(ツーリングマップル東北40H-3)

陸前高田の冰上(氷上)神社。ここには氷上山の3峰を御神体とする3社の式内社が祀られている(ツーリングマップル東北53G-2)

秋田県八郎潟町の副川神社。ここは日本最北の式内社(ツーリングマップル東北77 I-7)

巻頭特集には東北の魅力がぎっしりと詰まっている!


巻頭特集の「Rider's Report 2022」ページでは、 ★福島の四大絶景ルート ★牡鹿半島雄勝の復興 ★浜通りの「岬めぐり」 ★「混浴めぐり」 ★「東北の地鉄完乗」 ★「鵜ノ子岬→尻屋崎」 ★会津西街道の「宿場めぐり」 …と、多彩なテーマで写真をちりばめた。1枚の写真にひと言しか添えられていないが、旅のきっかけにして欲しい。 「この道を走れ!2022」のページでは、 ★歴史街道の「会津西街道」 ★絶景ルートの「磐梯吾妻スカイラン」 を取り上げた。まだ走ったことが無い人にも、走ったことがある人にも訪れてほしい道を選んだ。 そのあとに賀曽利隆が選ぶ ★「東北の巨木10選」 ★「東北の食、今年の10選」 が続いている。巨木は2022年度版で新たにアイコンが採用されたので、10選以外にも地図で気になった巨木は訪れてみよう!

日本一の絶景ルート、磐梯吾妻スカイラインを快走!

浜通りの「岬めぐり」の最後は鵜ノ子岬。ここは東北と関東の境

会津西街道の「八幡の大ケヤキ」。日本でも最大級の巨木だ(ツーリングマップル東北13B-7/ツーリングマップル関東甲信越97B-7)

弘南鉄道大鰐(おおわに)線の終点、大鰐駅に到着。これにて東北地方鉄道の全線完乗!(ツーリングマップル東北88L-4)

裏磐梯の「むらびと食堂」で「山塩ラーメン」を食べる(ツーリングマップル東北107B-6/ツーリングマップル関東甲信越103I-3)

「ツーリングマップル東北」だけの巻末特集


ツーリングマップル東北には、他のエリアにはない「巻末特集」というものが毎年掲載されている。巣山カメラマンと一緒に走る3日間の取材・撮影旅のうちの1日を切り取るページだ。 今年は題して「かそりんの軌跡2022」。全6ページで、今年は3日間のうち第1日目を紹介している。 東北道の白河ICから、国道289号で甲子峠を越える。下郷から会津西街道(下野街道)の旧道を走り、会津若松から猪苗代湖へ。磐梯山麓の押立温泉「さぎの湯」に泊るまでの全行程の写真が見られる。一緒にツーリングをしているような気分になってもらえれば幸いだ。

東北道の白河ICを出発

国道289号で甲子峠を越え、下郷へと下っていく

会津西街道の大内宿で昼食。「こめや」の「いわなセット」を食べる(ツーリングマップル東北13B-6/ツーリングマップル関東甲信越97B-6)

磐梯山に向かってさー、行くぞ!

押立温泉の「さぎの湯」にどっぷりつかる。いい湯ですよ~!(ツーリングマップル東北18H-5/ツーリングマップル関東甲信越103H-5)

ツーリングマップル東北2022年度版は3/16発売開始!


地図を使って記憶に残る旅をしよう!

左:通常版(税込¥2,200) 右:R版(税込¥3,300)

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