2022.11.11

秋にこそ訪れたい道の駅~中部北陸編~

あちらこちらで秋の深まりを感じる今日この頃。秋の味覚や景観が楽しめたり、秋ツーリングの拠点にうってつけだったり、そんなこの時期にぜひ訪れてみたい駅をご紹介します。 第5回は中部北陸担当の内田さんからのおすすめを紹介です。

著・内田一成

【紹介道の駅MAP】


 

道の駅 南信州とよおかマルシェ


とよおかマルシェの秋の名物といえば、何と言ってもマツタケ。豊丘村は日本有数のマツタケの産地で、道の駅の直売所にも並ぶ。産地直売だけに、普段は高嶺の花のマツタケが求めやすい価格で並ぶ。 マツタケ以外にも、栗やナシなど、秋の味覚が並ぶ。地場産品を使ったメニューが豊富な併設の食堂もおすすめ。 ツーリングマップル索引➡中部北陸52D-5/関東甲信越22D-5

広い駐車場に広い売り場面積を誇る地場産品売り場。マルシェの名にふさわしく、周辺の人たちはもちろん、中部東海地方広くからお客さんがやってきて賑わう

とよおかマルシェの秋の味覚といえば、何と言ってもマツタケ。びっくりするほどのマツタケが店内に溢れ、うっとりする香りに包まれる(引用:道の駅 とよおかマルシェ)

マツタケだけでなく、様々な秋の味覚が並ぶ。併設のレストランもおすすめ

【秋を楽しめる周辺スポット】


豊丘から飯田周辺は、愛知、岐阜との県境に位置していて山深いところだが、その山嶺の頂上にまで行ける道が何本もあって、変化に富んだ風景が楽しめる。いずれも1000メートルを越える標高で、この時期は、山岳ならではの変化に富んだ紅葉が楽しめる。

福島てっぺん公園から豊丘と飯田の市街地を望む

「天空の集落」として名高い下栗の里も近く

秋の味覚としてもう一つ忘れてならないのは新そば。道の駅そばの「しなのや」(ツーリングマップル中部北陸52D-5/関東甲信越22D-5)が人気

【ほかにもあります!秋におすすめの道の駅】


■道の駅 三岳 道の駅の設備としてはミニマムで、とくにおすすめの要素はないけれど、この時期は、周辺の紅葉がとにかく見事。ここを起点に、開田高原方面は、頂上に雪を載せた御嶽山と紅葉、緑の「山段染め」が眺められる。 ツーリングマップル索引➡中部北陸61J-4/関東甲信越34J-4

施設の裏を王滝川が流れる道の駅三岳(引用:まっぷるトラベルガイド)

開田高原から望む「山段染め」と御嶽山の勇姿

■道の駅  氷見 秋から冬にかけては、海の幸もぐっと味が増す季節。富山湾に面した「道の駅 氷見 氷見漁港場外市場 ひみ番屋街」は、全国屈指の秋の海の味覚が楽しめる。 温泉も隣接してして、旅のベースとしてもおすすめだ。 ツーリングマップル索引➡中部北陸95J-6

広大な駐車場に、地元の水産会社を中心とした海鮮市場と食堂が並ぶ

いちばんのおすすめは、旬の魚を盛り込んだ海鮮丼

■道の駅 志野・織部 岐阜県土岐市は、美濃焼の里として知られ、「道の駅 志野・織部」は、その美濃焼の器が充実していることで有名。そして、秋には、これもこの地方名産の栗きんとんが並ぶ。ほんのりとした上品な甘さの栗きんとんは、おせち料理の中に入っているものとはまったくの別物。栗の香りが口中いっぱいに広がって、秋を満喫できる。 ツーリングマップル索引➡中部北陸39H-3/関西69H-3

道の駅 志野・織部の外観。煙突が目印(画像素材:PIXTA)

今の季節だけ限定で並ぶ栗きんとん。山国の秋が口中いっぱいにひろがる

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