2023.03.08

【ツーリングマップル関西2023年度版】取材車両インプレッション~Honda GB350 S~

2023年度版のツーリングマップル関西(2023年3月16日発売)の表紙撮影&実走取材で使用した車両を紹介します。 ※掲載の情報は2023年2月現在のものです ※画像の車両は2022年モデルです

著・滝野沢優子・フィネス/撮影・治武靖明

 


1.インプレッション 2.車両紹介

※メーカー公式サイト、取材担当者による取材で使用したグッズのインプレッションは下記リンクからどうぞ▶

1.インプレッション


スタンダードモデルのGB350に比べてGB350 Sは同様にクラシカルなデザインながら、すっきりとシャープなフォルムでよりスポーティな走りを意識した仕様になっている。ロングストローク空冷単気筒のエンジンは最高出力15kW(20PS)とあるものの、高速走行でも十分なスピードが得られるし、低速トルクがあってクラッチ操作もクセがなく、街中走行でもストレスがない。日本の公道を走るにはちょうどいい1台だと実感した。 足付きは身長159㎝(足長め)の私で両足のつま先がしっかり着いたので不安はなく、大きいハンドル角に車重のバランスが良いので取り回しにも苦労しない。

どこか懐かしさを感じるクラシカルなデザインにスポーティな雰囲気がうまく溶けこむ

大きく「S」の文字が書かれたサイドカバーはGB350との違いのひとつ

パワーユニットは空冷・4ストローク・OHC・単気筒348cc

荷掛けフックも4ケ所あり、タンデム走行時以外ならばリアキャリアがなくても荷物がしっかり積めるのがありがたい。また、細かくストップ&ゴーを繰り返す実走取材にもかかわらず、燃費は一般道で37~43km/L。タンク容量が15リットルなので満タンで500㎞以上は余裕で走れるのはツーリングでは大きなメリットだ。

丸型ヘッドライトをはじめ、灯火器はすべてLED採用

アナログのスピードメーターにデジタル表示、各種インジケーターをコンパクトに組みあわせたメーター

2.車両紹介


GB350のリアタイヤ、マフラー、前後フェンダー、サイドカバーを変更。さらに、フロントフォークブーツを標準装備、ハンドル位置とメインステップ位置も変更されていて、よりスポーティなイメージのモデルとなっている。 メーカー希望小売価格=59万4000円 全長2175mm×全幅800mm×全高1100mm/シート高800mm/車両重量178kg 総排気量=348cc 燃料タンク容量=15L 最高出力=15kW(20PS)/5500rpm

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