2023.03.10

【ツーリングマップル関東甲信越2023年度版】取材グッズインプレッション

ツーリングマップル関東甲信越2023年度版(2023年3月16日発売)の表紙撮影&実走取材で使用したグッズを紹介します。 ※掲載の情報は2023年2月現在のものです

著・フィネス/ 撮影・巣山悟

▶使用グッズ一覧


1.アライヘルメット  1-1.VZ-RAM 2.ラフアンドロードスポーツ  2-1.フルメッシュジャケットFP  2-2.ストレッチライトパンツ  2-3.ライディングメッシュグローブ  2-4.デュアルテックスラフライディングシューズ  2-5.スクエアザック&シート  2-6.デュアルライディングタンクバッグF.C.  2-7.ラフツーリングテント 3.SENA  3-1.50C

メーカー公式サイト、取材担当者による車両[KAWASAKI VERSYS-X 250 TOURER]インプレッションは下記リンクからどうぞ▶

1-1.[アライヘルメット]VZ-RAM


昨年の表紙撮影は数年ぶりにオープンフェイスのヘルメットを選択した。暑い時期のライディングで効果的だったのがベンチレーションと開放感。また、安全性の高さを感じるフォルムと造りも好印象だった。

頭頂部にはディフューザーシステムとICダクト5のベンチレーションを装備

後ろ側には帽体内の熱気を排出してくれるサイドダクトも付いている

2-1.[ラフアンドロードスポーツ]フルメッシュジャケットFP


メッシュ生地に各部のパッドもエアスルータイプで、暑い時期のライディングでも快適だったジャケット。さらに、昨年の取材では機会が無かったが、夜間などの気温変化に対応できる、別売りの防風インナーが取り付け可能という点もポイントが高い。

ブラックカラーにスラッシュデザインが入ったおしゃれなデザイン

以前使ったトレックメッシュジャケットもそうだったが、この袖のポケットがなかなか便利

今やライディングジャケットには必須の胸部プロテクターも標準装備

2-2.[ラフアンドロードスポーツ]ストレッチライトパンツ


今回もカジュアルなデザインのライディングパンツをチョイス。フィット感の高いストレッチ素材と通気性の高さで、履き心地は良好だった。腰と膝にパッド装備で安心感も高く、ウエスト調整ベルトでお腹もグッと引きしめられた。

スリムなシルエットのライディングパンツ。腿の部分にベンチレーションも装備

意外と取り外しに手間がかかる膝パッドだが、この商品は外入れ式で簡単だった

ストレッチ素材でライディング中でも生地が突っ張ったり、裾が上がったりということは無かった

2-3.[ラフアンドロードスポーツ]ライディングメッシュグローブ


カモフラージュデザインをあしらったデザインに目を引かれたメッシュグローブ。シンプルな造りにサラッとした内装で、暑い時期でも汗で張り付かずに、スムーズに着脱ができた。親指、人差し指でスマートフォンの操作も可能。

取材で使用したBLUE×CAMOをはじめ豊富なカラーバリエーションも魅力

2-4.[ラフアンドロードスポーツ]デュアルテックスラフライディングシューズ


2022年に新発売されたライディングシューズ。カチッカチッとダイヤル操作だけで脱ぎ履きや調整ができるダイヤルワイヤーシステム「a-top」が便利。また、シューズで一番肝心なソールがビブラム製で、安心感があった。表紙撮影で1日雨に降られたことがあったが、防水性も問題無く不快に感じることは無かった。

くるぶしまでしっかりガードしてくれるミドルカット

脱ぎ履きと締め具合の調整はダイヤルを回すだけでできる

2-5.[ラフアンドロードスポーツ]スクエアザック&シート


車載でもザックとして背負っても使えるバッグ。ザックとしての使用感が気になったが、想像以上に良好で、荷物をしっかり入れた状態で数日間背負ってツーリングでも気になることは無かった。シートバッグとしては、サイド以外に荷物の出し入れができる口があればとは感じたが、簡単な取り付けも含めて使い勝手は良かった。

荷物の出し入れは両サイドにあり、上部には大きめの収納ポケットもある

四角い形状だが体とのフッティングは良かった。背負った際の上側に付いているポケットも便利

2-6.[ラフアンドロードスポーツ]デュアルライディングタンクバッグF.C.


スマートフォン&ホルダーを使う人が多い昨今だが、個人的にはツーリングマップルで行く先をチェックしながら走りたい。2020年の取材では車体とのマッチングでタンクバッグが使えず不便だったので、昨年の取材ではタンクバッグを活用した。見た目以上に収容量も多いので、すぐに使いたいものをまとめて入れて便利に使用できた。

ツーリングマップルR版を収納可能。容量は10L・12Lの可変タイプ。基本はマグネット装着だがタンク形状に合わせて吸盤装着などが選べるF.C.システムが便利

スマートフォンを入れられる独立ポケットには角度調整機能付

2-7.[ラフアンドロードスポーツ]ラフツーリングテント


2022年発売の新商品。1~2人用のサイズで、シンプルな構造で設営、撤収はスピーディにできた。インナーテントにはベンチレーションが付いていて通気性は高い。寒い時期の使用については、11月上旬の山間部でのキャンプでも快適に過ごせた。

入り口は2箇所。それぞれ奥行き80cmの前室があるので、どちらかを荷物置き場として使うことも可能

本体、ポールはまとめて収納できる。長さは約50cm。

身長180cmの私が横になって頭上と足先に若干余裕があるサイズ感だった。1人で使用するならヘルメットなど荷物を置くスペースはしっかりと確保できた

3-1.[SENA]50C


新発売されたばかりだったSENAの50シリーズから、私はアクションカメラ機能も搭載した50C、巣山カメラマンにはベーシックな50Sを表紙撮影で使用した。 「ここで撮影と思うのですが」 「うーん、ちょっと向こうに見える景色がイマイチかなあ」 バイクを降りたりせずに、こんな会話をしながらスムーズに撮影を進められたので、Bluetoothインカムのありがたさを実感できた。また、乗車したまま目に止まった風景を撮影したり、走行中に動画を撮影したり、といったことも楽しめた。

インカム機能に加えて4K動画の撮影ができるビデオカメラも搭載。FM放送の受信も可能

大型のジョグダイヤルとボタンで操作。覚えてしまえばヘルメットをかぶったままで操作できる

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