2024.07.01

【私の雨対策】ツーリング時こんなグッズ使ってます~九州沖縄担当:坂口まさえの場合~

ツーリング中に雨に降られることが多くなる梅雨のシーズン。雨対策が悩ましいですが、ツーリングマップルの取材担当者はどんなグッズで長期取材中の雨に対処しているのでしょうか。 そこで、皆さんの雨対策をご紹介していきます。今回は九州沖縄担当の坂口さんの雨対策グッズです。 ※紹介している商品は生産終了の場合もあります。ご注意ください

著・坂口まさえ

1.レインウェア


Rosso StyleLabのレディースレインスーツ。 3年前の取材時に着用させてもらい、値段がお手頃(1万円くらい)だったので購入しました。さすがに警報級の雨では少し濡れ感ありですが、そもそもそんな状況ではバイクに乗らないほうが良いので参考にはならないですね。レディース用なので、シルエットは少しタイト。なので、1サイズ上のものを購入しています。 そろそろ買換えを考えていて、気になっているのは2024年の東京モーターサイクルショーで展示していたワークマンのイナレムレインウェアです。

フードがついているので、バイクを降りての散策にも使えるのが気に入っています。 コンパクト軽量なのもポイント高め

2.シューズ・ブーツ


防水性のシューズにラフ&ロードスポーツのコンパクトブーツカバーロングで雨対策しています。いろいろなライディングブーツを試してみましたが、どうしても履き口からの雨の侵入は防げず。それで、すっぽり覆うタイプで着脱簡単な点が選んだポイントです。コンパクトなので持ち運びやすいのもいいです。 普通丈のシューズで長時間操作していると、どうしても下側へずれてきてしまうのが悩みどころ。長い丈のシューズやオフロードブーツだと問題ないと思います。 ただ、どんなに対策していても、靴の中が濡れてしまうことも。その時は、新聞紙を靴に入れて水分を吸収させるのが一番乾きが早かったので、中が濡れたらまずは新聞紙を現地調達して対処しています。

靴の履き口をスッポリ覆うロングタイプ。靴を脱がずに装着できて、底もしっかりしてて歩きやすい

3.グローブ


とくに雨用は準備せず、濡れたまま走行しています。ただ、濡れたままで翌日も走るのは避けたいので、予備を常に携帯。予備グローブには、バイクのメンテナンス時にも使える軍手も入れています。

中央が普段使っているグローブで左が予備グローブ。軍手も携行

4.バッグ(荷物)


シートバッグはタナックスのミニフィールドシートバッグ(アクティブオレンジ)。 レインカバーが標準装備で、突然の雨にも安心。コンパクトで使いやすく、上部の開口部が広くて物が入れやすい。サイドポケットやインナーポケットもあって、収納性の良さが選んだポイント。荷物の量に合わせて、容量が変えられるのがお気に入りです。レインスーツは、雨が降ってきたらすぐに取り出せる側面の開口部にバッグのレインカバーと一緒に入れています。 荷物の雨対策には厚手のビニール袋(30L、45L、70L)を用意。もしも、バッグの中に水が浸水してきた時のための対策で、急な豪雨にも衣類が濡れるのを防止してくれます。出発する時から雨の場合は、バイクにバッグを装着後、上からビニールで覆い、さらにレインカバーを装着しています。また、濡れたものを入れるのにも使っています。

コンパクトな造りだけど収納性は高い

すぐに使いたいレインカバーやレインスーツはサイドの開口部の近くに収納

レインウェアやジャケットはまめに防水スプレーや撥水スプレーを使ってメンテナンス

【雨の日のツーリングについてひと言】


雨の中を走るのは嫌いではないけど、雨の日のツーリングはどこに立寄るのも、駐車場所の確認(屋根の有無)やレインウェアの着脱などなど時間がかかってしまうため、極力どこにも寄らずに目的地へ向かうことが多いです。写真を撮っても、ちょっと今一つで太陽光の有難さを実感してしまいます。 そんなこんなで、雨の日の走行はなんだか心が無になって、ひたすら黙々と走る感じですが、雨がもたらしてくれる美しさ(虹や雨上がり、朝方に山にもやがかかって見えるミー散乱など)に遭遇すると、それまでの無の心はどこへ行ったのか?と思えるほど「わぁ~」って心が騒ぎ出すのも雨がもたらせてくれる恩恵でしょうか? でも、ツーリングはやっぱり晴れがいいですよね!

内牧温泉で迎えた朝。半分晴れて、半分雨、黒い雲はどこへ向かうのかな?と、今日の行先を検討中

雨に降られて神社へ。雨の日の神社はどことなく静寂さアップ

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