2024.06.28

【私の雨対策】ツーリング時こんなグッズ使ってます~東北担当:賀曽利隆の場合~

ツーリング中に雨に降られることが多くなる梅雨のシーズン。雨対策が悩ましいですが、ツーリングマップルの取材担当者はどんなグッズで長期取材中の雨に対処しているのでしょうか。 そこで、皆さんの雨対策をご紹介していきます。今回は東北担当の賀曽利さんが普段使っている雨対策グッズです。 ※紹介している商品は生産終了の場合もあります。ご注意ください

著・賀曽利隆

1.レインウェア


現在使用しているレインウェアは、10年以上使っている風魔プラス1のレインウェア(商品名は不明)。さすがに、防水・耐水性能は落ちていて、激しい雨だと中はビチョビチョ。でも、それでも使う! 使っていて良いと感じる点は、耐久性の高さとコンパクトに収納できるのでデイパックの底にすっぽりと入ること。

ここまで使いこんでいるのは、ひとえに風魔プラス1への信頼感

本来の使いかたではないけれど野宿やゴロ寝の時の枕に最適!

2.シューズ・ブーツ


雨対策は一切しないが、ラフアンドロードスポーツのデュアルテックスラフライディングシューズは防水性能が高いので、ブーツの中にそれほど雨水は入ってこない。それでも、激しい雨でブーツ内が濡れることもある。そんな時に、足の冷たさに我慢できなくなると、ビニール袋に足を入れて、その状態でブーツを履いて対策している。

足をしっかりと守ってくれて、オフロードでも気にせず使えるシューズ

水濡で足が冷えてしまう時はビニール袋で対策

3.グローブ


ラフアンドロードスポーツのナックルガードグローブ。雨に濡れてもハンドル操作にはまったく問題ないから、グローブへの防水対策は一切することはなく、濡れるにまかせている。ただ、濡れると色落ちするのが、唯一気になるところ。それでも雨の日にも使いつづけている。

グローブはとくに雨対策は無し

4.バッグ(荷物)


「荷物を少なく!」 が基本のカソリにはピッタリのサイズで、背負いやすいGOLDWINのX-OVERデイパック27を使っている。雨が降ってもそのまま背負い続けているが、大雨のときはバッグカバーをかける。 中に入れる荷物は、ビニールの米袋(5kg)の空き袋ですべてパッキングしている。もう50年近くこの方法でやっているのは、費用が掛からないし、丈夫で長持ちするので何度でも使えるのがいい。

容量27Lのデイパック

雨がひどくなったらザックカバーをセット

ザックの中の荷物はビニールの米袋で二重で包んでしっかりと水濡れ対策

【雨の日のツーリングについてひと言】


雨具を着るタイミングを遅らせてしまった時は、そのままズブ濡れになって走ることがよくある。 結局 「あ~、もっと早く雨具を着ておけばよかった」 と後悔するのだが、ぼくはズブ濡れになって走るのは嫌いではない。必死になって雨中走行に耐えた思い出というのは、いつまでも心に残るものだ。自分一人の時は平気で土砂降りの中に突っ込んでいくが、カメラマン同行の取材の時は進路を変えて、晴天を目指すことがよくある。

表紙撮影中の一コマ。土砂降りでも笑顔!

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