2026.03.02

【まとめ】酒蔵巡り&ソロキャンプツーリングで巡った酒蔵と酒一覧【Vol1~4】

みなさんこんにちは。 ひとり酒蔵を巡りながらツーリングを楽しみ、たどり着いたキャンプ地で地酒やつまみに舌鼓を打つ。なんと最高な旅でしょうか。 この記事は、酒とキャンプをこよなく愛するライダー、編集プロダクション・フィネスの清水聖児さんが、そんな気ままな旅をリポートし、キャンプ場情報も解説する連載シリーズ「酒蔵巡り&ソロキャンプツーリング フィールドガイド」から、各回で巡った酒蔵と飲んだ酒を紹介するまとめ記事です。みなさんもツーリングの際はぜひご当地の酒蔵にもご注目下さい。実際の各記事は、末尾にリンクを掲載しておくのでご興味あったらお読みください。食事や温泉などのツーリング情報も充実しているので、キャンプしない場合も参考になります! ぜひご参考にどうぞ。

著・フィネス(清水聖児)※編集部まとめ

Vol.1 西岡本店の「花の井」しぼりたて生原酒


記念すべき連載第一回、[つくばねオートキャンプ場(茨城県)]への旅で立ち寄った酒蔵は、茨城県桜川市真壁の「西岡本店」。真壁の市街地には、300余棟を数える古式を保つ建物が点在しています。西岡本店は1782(天明2)年創業の酒蔵で代表銘柄は「花の井」。店舗・脇蔵は明治初期、米蔵は明治末期に建てられ、国の登録有形文化財。売店では蔵で造られたすべての商品が購入できるようです。

西岡本店。ここでしか買えないコラボ商品や季節限定商品もある。真壁の町並みもGOOD!

季節限定!花の井しぼりたて生原酒

Vol.2 山梨銘醸の「七賢」


Vol.2は、[FLAMME(ふらむ) 日向山オートキャンプサイト(山梨県)]へ。こちらは金属プレス加工の会社が運営するキャンプ場で、おしゃれで素敵なので行ってみたいところであります。この旅で訪れたのは、1750(寛延3)年創業の山梨を代表する酒蔵「山梨銘醸」。代表銘柄は「七賢」ですね。蔵は宿場町だった当時の趣を残す建物で、「七賢」シリーズ各種に加え、発酵食品などが購入できる売店や、糀糖(こうじとう)を使ったスイーツが味わえる「くらかふぇ」、明治天皇の行在所として使われた母屋奥座敷、七賢創業家の北原家所有の歴史的に貴重な品々を展示する伝奏蔵など、見どころも多いようです。

往時の面影を残す山梨銘醸の建物

キャンプで味わったのは七賢の純米大吟醸生酒「劉伶」。手前のホタテも売店で購入したもの。

Vol.3 土田酒造の「土田生もと」 永井酒造の「水芭蕉 純米大吟醸 翠」と「谷川岳 原水吟醸」


群馬県北部の川場村にある[桐の木平キャンプ場]へと向かった清水さん。川場村と言えば、食事も食材も豊富で、見て歩くだけでも楽しめる「道の駅川場田園プラザ」があります。そちらにも地元のお酒やクラフトビールが豊富に揃いますよ。道の駅に行った後に訪れた今回の酒蔵は「土田酒造」。1907(明治40)年創業の蔵で、代表銘柄は「誉国光」と、新ブランドの「土田」。酒米ではなく食用米を使い、精米を最小限に抑えた酒造りにこだわり、現在では醸造アルコールなどの添加物を一切使用せず、蔵の菌に頼った江戸時代の製法である生酛(きもと)造りに取り組んでいるそうです。

蔵造りの土田酒造直売店

720ml瓶は土田酒造の「土田生酛」。土田の酒はほとんどが精米歩合90%の純米酒だが、今回は精米歩合60%の純米吟醸酒 「土田生酛」を購入。雑味のないスッキリとした味わい。300ml瓶は同じく川場村の酒蔵、永井酒造の酒で左が「水芭蕉 純米大吟醸 翠」。右が「谷川岳 原水吟醸」。

Vol.4-1 丸藤葡萄酒工業の「2022ルバイヤート新酒ヌーヴォー マスカットベリーA(赤)」


山梨県の「ほったらかし温泉」は有名ですが、併設する[ほったらかしキャンプ場]はご存じでしょうか。2016年にオープンして以来大人気で、週末は予約の取りづらいキャンプ場です。オープンから着々と拡張されており、様々な性格のサイトがあります。温泉同様、絶景が楽しめるので是非行ってみてはいかがでしょうか。そんな山梨への旅で清水さんが訪れたのは、山梨らしくワイナリーでした。 「丸藤葡萄酒工業」は、明治23(1890)年創業。「ルバイヤート」のブランド名で知られる老舗ワイナリー。敷地内の旧醸造蔵と瓶貯蔵庫は国の登録有形文化財で、事務所のあるショップ&ギャラリーは150年前に建てられた母屋を改修した建物で、懐かしい雰囲気の中、ゆっくりワイン選びや試飲(有料)が楽しめます。日本ワインコンクールの金賞や日本ワイナリーアワード5つ星など、優良なワイナリーとして数多くの賞を受賞しています。

趣のある建物は事務所兼ショップ&ギャラリー

お店では500円で5アイテムの試飲ができる。でもバイクなので「2022ルバイヤート新酒ヌーヴォー マスカットベリーA」の赤を購入

Vol.4-2 養老酒造の「六波」


もちろん、酒好きの清水さんですからワイナリーだけでは終わりません(笑)。続いて訪れたのは「養老酒造」。嘉永2(1849)年創業の山梨市で唯一の酒蔵です。主な銘柄は「養老」「櫂」「六波」「567(みろく)」「玉笹」で、生原酒を中心に昔ながらの伝統的な製法で酒を醸し続けています。杉玉が吊るされた門をくぐると、すぐ正面に築200年の古民家を改装した立派な建物。引き戸を開ければ中は土間、奥には囲炉裏がある昔造り。1階は売店のほかに「山梨ごはん&カフェ槽(ふね)」、2階には「蔵元ごはん&カフェ 酒蔵櫂」があり、酒蔵ならではのメニューを提供しています。

杉玉が吊るされた門をくぐる

立派な建物も見る価値あり

中に入ると土間、囲炉裏。なつかしさに感動

「今宵飲む酒は純米生原酒の六波!」直販がメインなので外ではなかなか手に入らない、そんな希少な酒がありがたい。

Vol.4-3 モンデ酒造の「プレミアム缶ワイン」の白と赤、「デラウェアスパークリング」


ワイナリー、酒蔵と巡りいよいよキャンプ場へ行くかと思いきや、なんともう一軒ワイナリーへ(笑)。モンデ酒造は昭和27(1952)年創業のワイナリー。ワインをより身近に、より手軽に飲めるようにと、珍しい缶ワインを生産しているのが特徴です。ソロキャンプではフルボトルのワインは持て余してしまうけれど、180ml~300mlサイズの缶入りワインやスパークリングなら手ごろで飲みやすく、もちろんワインオープナーも不要、と清水さんも太鼓判。 売店では豊富な種類のワインが並び、一部試飲もできるほか、ワイン以外のおみやげも多数販売しています。

入口には大樽やベンチ、看板があり、撮影スポットに

モンデ酒造で購入したワイン。左からプレミアム缶ワインの白と赤、デラウェアスパークリング。いずれも山梨県産のブドウを使用

酒蔵巡りもツーリングマップルで


いかがだったでしょうか。ツーリング時の立ち寄り先に酒蔵やワイナリー、そしてクラフトビール醸造所を加えてみると、宿泊地での夜(あるいは帰ってから)がとても楽しみで、実際楽しくなること間違いありません。ツーリングマップルには数年前からこれらのスポットをアイコン化して掲載しています。清水さん渾身の取材成果も毎年加えられているので、ぜひ今年は最新版2026年度版を持って、酒蔵巡りキャンプツーリングにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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