
Touring
2024.10.07
MEET THE GIANT! ドデカイものに会いに行こう! ツーリングマップル取材担当が選ぶ「一度は見たい巨大なもの」5選~北海道編~
バイクで旅をしていて、「何だろうあの大きなものは?」と興味をひかれて、近くで見てみようと行ってみると...、「ええ、こんなに大きかったの!?」と、そのスケールに圧倒されることありますよね? 樹齢1000年を超える巨木、身動きできないほどの迫力の巨岩。のけぞるような高さの建造物や、誰が何のために作ったのか分からない、謎の巨大像やオブジェ。本シリーズではそんな、一度は見ておきたい巨大なものを、各エリア担当者がセレクトしてご紹介。 今回は北海道担当の小原さんからの「巨大な物」です!
1.登別地獄まつりのエンマ大王からくり山車(登別市) 2.たんちょう釧路空港のモニュメント北の動物たち(釧路市) 3.ワインオープナー(池田町) 4.新根室プロレスのアンドレザ・ジャイアントパンダ(根室市) 5.親子牛モニュメント(八雲町)


1.登別地獄まつりのエンマ大王からくり山車(登別市)
例年、8月最終土日曜に開催される祭りで、運行されるのが、温泉街にある「閻魔堂」にある「エンマ大王からくり山車(高さ5.5m、全長8.8m)」である。この祭りの2日間のみ夕暮れから御堂を出て、鬼達を従えて道幅が狭い温泉街を練り歩く。時折、口から煙を吐き出すシーンも迫力があるぞ。鬼達は気軽に記念写真に応じてくれるので、ぜひ、声をかけてみて。 人気の登別温泉なので、宿を予約するのはハードルが高いが、是非とも宿泊して楽しみたい祭りだ。 ツーリングマップル➡北海道 P.62 E-5

この立体感で迫力満点、ライトアップも素晴らしい!

鬼は目が光るので暗くてもカッコイイ!

「地獄の谷の鬼花火」、手筒花火で迫力満点!
2.たんちょう釧路空港のモニュメント北の動物たち(釧路市)
FRP製のシマフクロウ、タンチョウ、ヒグマ、エゾシカと北海道の野生動物に加えてホルタイン牛の親子のモニュメントが空港ターミナル入口にある(2007年7月〜設置)。これが、かなりのリアル感!羽根の枚数、骨格など生物学的ディテールにこだわっている。特に、これだけ大きなシマフクロウのモニュメントは珍しい。是非とも記念写真を撮りたい穴場ポイントだ。夜はライトアップされ、日中とはまた違った雰囲気を醸し出している。 ツーリングマップル➡北海道 P.27J-4

恥ずかしさを捨てて(笑)、躍動感ある記念写真を撮ろう
3.ワインオープナー(池田町)
ワインの町で売り出している池田町らしく、JR池田駅前に、コルク抜きモニュメントがそびえ立つ。ステンレス製で高さ4m、上部パイプ幅も4m。らせんが逆方向になっており、時計回りに回すとコルクに刺さらない造形になっている。作者によると、回転させた時に上昇するように作ったとか?諸説あるらしいが答えは、見た人に中にあるのだそうだ。駅前には、ワイングラスを模したシャンパンシャワーの噴水もあって、赤色にもライトアップされる(噴水は冬季閉鎖)。 ツーリングマップル➡北海道 P.71 D-2

あとは、どこかにコルクの巨大オブジェがあれば完璧だと思うのですが。情報求む!

駅前には「ワイングラス噴水」もあって、夕暮れからはライトアップされる
4.新根室プロレスのアンドレザ・ジャイアントパンダ(根室市)
根室市を拠点として活動している社会人アマチュアプロレス団体。 「無理しない」「ケガしない」「明日も仕事!」 をモットーにしており、レスラー全員、格闘技経験無し、基礎体力ゼロ、中年太りの素人集団として、地元に愛されるプロレス団体。そこに現れたのが、大人気レスラー「アンドレザ・ジャイアントパンダ」! 身長3m、体重500kg、必殺技は2階からの光速ヘッドバットとアンドレザプレス。昭和時代のプロレスファンには知られている人間山脈と呼ばれていた大巨人プロレスラー「アンドレ・ザ・ジャイアント」をリスペクトしている。道内での興行から全国に出向く場合もあって、2024年にはドキュメント映画『新根室プロレス物語』が公開された。

いつかヘッドパッドを受けてみたい。アントニオ猪木のビンタのように縁起物として

リングへの入退場は大変。しかし、そこも見どころだ(笑)

お気にいりの新根室プロレスオリジナルTシャツ。グッズを購入して、団体存続を応援しよう!
5.親子牛モニュメント(八雲町)
北海道を旅していると、さまざまな場所で、牛のモニュメントを見かける。母牛単体であったり、親子であったり。それらもモニュメントの大きさはほとんが、実物大と思われる。 その中で八雲町の「遊楽部(ユウラップ)公園」にある牛のモニュメントは母牛像305cm、子牛像170cmと、大きなサイズ。「酪農感謝の碑」で、八雲町の開町100年を記念して昭和53年(1978年)、八雲町農業協同組合が建立した。 そんな、酪農の街として発展した八雲町には、将来、北海道新幹線の停車駅も建設される。 ツーリングマップル➡北海道 P.5 A-4

いつか、私の牛オブジェ写真のコレクションを見ていただきいと思っている
【あとがき~編集部より~】
北海道編の「一度は見たい巨大なもの」はいかがでしたか。 「北海道」自体が「大きい」というイメージですが、そこにある大きなものも内地とはスケールが段違いでしょうか。 「エンマ大王からくり山車」は見るだけでも圧倒されそうですが、それが動く、しかも煙を吐き出すとは、実際に見て大きさを体感してみたい! 池田町の大きなワインオープナー。大きなワイン瓶ではなく、こちらをセレクトがちょっとユニークですね。「時計回りに回すとコルクに刺さらない造形」の意味、皆さんもいろいろと想像してみてください。そして、大きなコルク見かけたかたはご一報を。 さて、ほかのエリアの巨大なものも気になりますね!気になったら、関連記事からどうぞ!