2024.12.13

【インプレッション】SHOEI Glamster ABIDING/Rosso StyleLab スタイルアップメッシュジャケット他/SW-MOTECH PROカーゴバッグ ツーリングマップル九州沖縄版 実走取材グッズ紹介

ツーリングマップルでは、メーカーのご協力のもと、エリア担当者が注目して選んだ車両やグッズを、使わせていただいています。1日、2日試しただけじゃ分からない、長期、長距離使用のインプレッション記事をぜひご参考に。 まずは各エリアの実走取材で使用した用品のインプレをお届けしていきます。今回は九州沖縄編です。 ※掲載の情報は2024年11月現在のものです

著・坂口まさえ・フィネス/撮影・治武靖明

▶使用グッズ一覧


1.SHOEI  1-1.Glamster ABIDING(YELLOW/BLACK) 2.Rosso StyleLab  2-1.スタイルアップメッシュジャケット  2-2.ストレッチスキニーパンツ  2-3.ネオイージーメッシュグローブ  2-4.防水ライディングシューズ 3.SW-MOTECH  3-1.PROカーゴバッグ

1-1.[SHOEI]Glamster ABIDING(YELLOW/BLACK)


取材バイクに決まったのはDucati のScrambler Icon。この可愛い黄色のバイクに合うヘルメットはないかのぅ~と、セレクトされたのが、このイエロー/ブラックカラーのGlamsterのグラフィックモデル。このクラシカルなデザインに一目ぼれで決定。いざ、バイクと対面すると、まさにこの車両のためのヘルメットだったか!と思うほどばっちりのマッチングでした。

イエローカラーの車体との相性もバッチリです

「Glamster」は、SHOEIが長年にわたって培ってきた技術を取入れたモデルとのことなので、安全性や機能性は間違いなし。一番に「お!」と感じたのはヘルメットの軽さ。普段使っているSHOEIの「GT-Air」よりもだいぶ軽く小さく感じました。私は首&肩コリしやすいので、ヘルメット軽いのはありがたいです。被った時のフィット感も違和感なく、問題なしでした。 唯一慣れるまでに時間がかかったのは、シールドタブを使用したシールドの開閉。つい普段の方法でシールドを上げようとすると、 「アレ開かない!...そうかそうか、ロック解除せんといかんかった…。」 と、思い出す事でした。それ以外はとくに気になる点はなく、快適でカッコイイヘルメットで大満足でした。

視野も広くてクリア

バックスタイル。後頭部の高さは短めかな

SHOEIのロゴデザインがカッコよさをUP

2-1.[Rosso StyleLab]スタイルアップメッシュジャケット


ウェア類はジャケットからパンツ、グローブ、シューズとすべてRosso Style Labで統一。Rosso Style Labは、大人の女性向けバイク用レディースブランドということで、 「女性の体形に合わせた機能的なデザインが多いんだよ~」 と、友人からすすめられて普段でも着用しているブランドでもあります。 今回チョイスしたジャケットは「スタイルアップメッシュジャケット」。とにかく酷暑の九州の夏を乗り切るためにはフルメッシュが外せません。もう一つこれを選んだポイントは、胸部プロテクターが標準装備されていること。ライダーにとってプロテクターは大事ですね。 それから、私は標準体型なんですが、肩幅と手が長めで、普通のジャケットだと少し袖が寸足らずになりがち。しかし、Rosso StyleLabでは肩幅や袖丈などが長めのM+などの独自のサイズ展開があります。ここもチョイスしたポイントでした。なので、ツッパリ感も無く良好な着心地でした。 なお、このジャケットには防風インナーが装着されていますが、今年の夏の暑さでは使う機会がありませんでした。一度試しに着けたままで走ってみたけど…サウナ状態になってしまったので外しました。でも、涼しい春・秋のツーリングでは重宝する装備ですね。

全身コーデはこんな感じ。シンプルなデザインが逆にカッコイイ

ファスナーの引手部分も工夫されていて、操作し易いのでウェアの着脱も楽々

フルメッシュだけど、インナーが標準装着なので春~秋まで使えます

ジャケットに付いていた機能紹介タグ。見た目はシンプルだけど、なるほどなるほど、いろいろな機能がついてますね~

2-2.[Rosso StyleLab]ストレッチスキニーパンツ


ライディングパンツは「ストレッチスキニーパンツ」。その名の通り、伸縮性があってライディング操作時に起こりやすい、膝パットから下のバタつきやツッパリ感が無くて良かったです。また、股上がウエストまでしっかり深めなのもイイですね。ローライズとか、腰くらいまでだと、ライディングポジションをとったとき窮屈に感じたり、インナーシャツが見えてしまったりなどなど起こりがち。そういう部分も女性体形視点で色々工夫がされていて、実際着用してみると「なるほど!」と感じるところが多いです。 今回は猛暑に加えて空冷のバイクだったこともあり、太もも部分にエンジン熱対策のパットを中に着用していました。それでも伸縮性の良さのおかげで、ストレスフリーなライディングを楽しめました。なにより普段使いでも使えるデザインは重宝しますね。色もお気に入り。

ライディングスタイル。ピッタリフィットの伸縮性

シャーリングデザインのココが動きやすさのポイントかな?

2-3.[Rosso StyleLab]ネオイージーメッシュグローブ


グローブは「ネオイージーメッシュグローブ」。シンプルなデザイン、薄手な生地でグリップし易かったです。指や手の甲あたりにゴツっとしたプロテクター装備のグローブもあるけど、私はそれらが操作するとき内側の手にあたって痛いことがあるので、このシンプルさが良かったです。また、最近は撮影にも地図にもスマホを使うことが増えたので、グローブをしたままスマホが操作できるのは本当に助かりました。

装着時はこんな感じ。シンプルでフィット感抜群

指周りのデザインがシンプルで違和感ない操作性

2-4.[Rosso StyleLab]防水ライディングシューズ


シューズはスニーカースタイルの「防水ライディングシューズ」。今流行りのダイヤル式シューレースアップシステムは本当に着脱が楽で、フィット調整も簡単で助かります。スニーカースタイルなので、バイク降りての街並み散策や山歩きなども負担が少なくてよかったです。また、私は足の甲が広めなので、靴によっては痛くなりがちですが、このモデルは長時間履いていても窮屈に感じることはなく、それもよかったですね。

普通のスニーカーみたいだけど、しっかり機能のライディングシューズ

この「ATOPシステム」がポチっと着脱を楽にしてくれるのです

3-1.[SW-MOTECH]PROカーゴバッグ


リアバッグはSW-MOTECHの「PROカーゴバッグ」。あまり積載スペースがない今回のバイク、どんなバッグがいいかな?と考えていたところ、こちらの製品が雑誌で紹介されているのが目がとまってチョイス!ちょっと不思議な形をした、サイドバッグとリアバッグが一緒になったようなカタチです。実際バイクに装着してみると、その付けやすさに「これはイイ!」と感動するほど。 というのも、私はいつもリアバッグの装着に四苦八苦することが多いのですが、こちらのサイド部分が一体化したコの字型のバッグは、シートを跨ぐ(挟む?)ように積載できるので、装着時の安定性がとても高くてグッドなのです! 50Lという容量もよかったです。メイン部分と両サイド部分で、「雨対策グッズ」「パンク修理道具などのメンテナンス用品」「着替え」などと、用途に合わせて分けて収納ができ、使いやすかったです。 不満なところ…う~ん、思いつかないけど、少し重いところ?とは言っても荷物を下ろした時くらいで、ほとんどはバイクに装着しているので問題なしです。よいバックでした🎵

この形が安定した装着を生み出している。上面に付けられたMOLLE(モール)システムでオプションのアクセサリーバッグの取り付けもできる

後ろから。50Lとは思えないぐらいにすっきり装着。リフレクターも付いていて安心