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2024.11.23
【考察】これはほしい!<続>小型二輪免許をとろう!こんなカッコいいバイクに最短3日で乗れる!
みなさんこんにちは。過去2回に渡り、もうすぐ始まる「新基準原付」のお話と、それを待つよりも「小型二輪免許」を取る方がおすすめですよ!というお話をしまして。これがなかなかの反響でした。そこで、前回の記事後半で紹介した「小型二輪免許で乗れる125㏄クラスのバイク」を、さらに追加で紹介していきたいと思います。 「紹介します」と言っても、あくまで僕が個人的に(ルックスが)気になるバイクをピックアップしただけですので、悪しからず…。いずれ機会があれば試乗して、レビューも紹介したいと思っております。まずは多くの人がバイクに興味を持つきっかけになれば!ということで書いております。ただ、すでに二輪ライフを楽しんでいる方も「え、こんなのあったんだ!?」となる可能性は大きいですよ~ ではさっそくどうぞ。 ※記事中の画像は主にメーカー公式サイトから引用させていただいています
1.Aprilia(アプリリア) SR GT Sport 125
ひとつ目は「アプリリア」の125㏄スクーターです。アプリリアは、イタリアで1945年に設立されたオートバイメーカー。現在はピアッジオグループの傘下にあります(ベスパやモト・グッツィと同じ)。大型スポーツやツアラー、125㏄クラスではオフロードバイクもあり、多彩なジャンル展開をしています。で、やっぱりデザインがかっこいいんですよね("イタリア"ブランドに弱い日本人)! 今回ピックアップしたのはそんなアプリリアのアドベンチャースクーター「 SR GT Sport 125」。スクーターにも関わらず、スポーティなルックスで、道を選ばないアドベンチャータイプのマシンです。大きく入った「a」のロゴも目を惹きますね。形状とコンセプトはHONDAの「ADV160」が近いように思います。最高出力はADV160が12kW(16HP)なのに対し、SR GTは11kW(15HP)なので、パワーは十分でしょう。 なお、同じ車体で200ccも用意されていますが、ほぼ価格差はありません(125㏄が583,000円、200㏄が605,000円)。維持費は125㏄の方がもちろん抑えられますが、高速道路にも乗れる200㏄もいいですよね。まあそうなるとこの記事の本題からは外れてくるんですが…(でも「いっそ普通二輪(400㏄)とっちゃいなよ」が本音ではある)
ふつうのスクーターとは明らかに違う見た目がカッコいい!色味もいいですよね
カラーは洗練された3色。オフロードでも走れるように最低地上高が高く作られています
2.ITALJET(イタルジェット) DRAGSTER125
続いてもイタリアのメーカー「イタルジェット」の「ドラッグスター125」。これもスクーターです。スクーターなんだけど、初見だと「なにこれ!?」ってなりますよね。カッコいい!…んだけど、もはやそういう次元で可たるべきバイクではないような。それくらいぶっ飛んだ唯一無二のデザインです。乗ってみたくなりませんか?大丈夫、ちゃんと買えます。 ITALJET(イタルジェット)は約65年前に設立されたオートバイメーカーで、2000年代初期に一度倒産してしまいます。これを創業者のご子息が立て直して今に至るという感じ。このマシン、ドラッグスターも会社の倒産とともに生産されなくなっていたようですが、2018年に復活が発表されて話題になりました。モーターサイクルショーでも展示されていたので、知っている方も多いんじゃないでしょうか。 このバイクはとにかくビシビシ主張するフレームとスケルトンな構造をはじめとした、見た目のインパクトがやっぱりすごいんですが、乗り心地も”楽しい”バイクのようです。よかったら他社さんのインプレ記事を見てみて下さい(丸投げかい!)
スクーターでこれやるか~。なおスクーターにはつきものの、シート下ラゲッジスペースなんてものはありません。そんな次元のバイクじゃないのよ
カラーリングも全部カッコいいっすよね~イかしてるぜ!
3.F.B Mondial SPARTAN 125
前回の記事で、「HPS125」をさらっと紹介したF.Bモンディアル。こちらもやはりイタリアのオートバイメーカーです(イタリア好きだなホント…)。 F.Bモンディアルは1948年に創業したものの、解散したり、買収されたり、なんやかんやあって2015年に復活を遂げました(ほんと、イタリアのオートバイメーカーってこういうの多いですよね)。日本でも2018年頃から正規輸入販売されていて、こちらもモーターサイクルショーで展示されていますね。同社は125㏄がメインでラインナップされています。日本では250㏄が人気なこともあって、同じ車両で250㏄クラスのものも作られていますが。 今回ピックアップしたのは「スパルタン125」。クラシックとネオクラシックの間くらい?のネイキッドバイク。ビンテージっぽいシートや、タンクの色味、Mondialの「M」が描かれたデザインも素敵ですね。
ホイールは前後とも17インチ、全長1960mmです。取り扱いやすそうだし、カッコいいなあ。
カラーはブラックとブルーが用意されています。配色が絶妙!
4.FANTIC CABALLERO Scrambler 125(DELUXE)
続いてはFANTIC(ファンティック)のキャバレロスクランブラー125。FANTICもイタリアのメーカーです…。って、え?またイタリア?いや、違うんですよ、なんか、好きなの集めたらたまたまイタリアばかり集まってきたというか。やっぱりイタリアのデザインはカッコいいです。うん。(実のところ、オートバイメーカーってイタリアと日本に多いんですよ。「EICMA(ミラノモーターサイクルショー)」が毎年開催されていて、そこで各社大きな発表されてますもんね) と、いうわけで話がそれましたが、そんなFANTICは、1968年にイタリアで創業しました。その後1990年代に一度廃業してしまいますが、やっぱりなんやかんやあって、復活を遂げるんですよ。う~んなんだろうイタリアメーカーのこの文化(?)。起業家・実業家が、若いころに大好きだった商品、ブランドを買い取って復活させる、みたいなのほんと、良い。これは心を打ちます(まあ各メーカー、いろんなストーリーがあります。そういう特集をいつかしてもいいかもしれないなあ)。 さて、車両の紹介ですよ。「CABALLERO Scrambler 125」。同社でずっと定番、かつてやんちゃな若者たちを魅了してきたキャバレロシリーズ。実はツーリングマップルでも、CABALLERO Scrambler 500が関西エリアの表紙に登場したことがあります。そしてなんと、来年出る2025年度版にはCABALLERO RALLY500が登場します(インプレッション記事も公開していますのでそちらもぜひ)!その名の通り、スクランブラーとして、オフロードにもガシガシ入っていけるバイク。遊ぶなら、125㏄が楽しそう。 ちょっと高級だし、細部にわたり美しいのですが、不思議とガンガン遊んで汚したり傷がついてもサマになりそうな車両です。
ほれぼれする見た目。実物をぜひ見てほしい!
上2カラーが通常モデル。下がDELUXE。いずれもお値段は高級と言っていいですが、作りも良くて、これがガレージに停まってたら、毎日素敵な気分になるだろうなあ
CABALLERO Rally500のインプレ記事もどうぞ
Vespa LX 125
お次はベスパ!おっと、ベスパもイタリア…(以下略)。(もう「イタリア車の125㏄特集」って記事にしてもいいんじゃないかな?) いやね、ベスパって言ったら「おしゃれ女子が、ちょっとレトロな50㏄ベスパで町中をトコトコ走ってる」イメージ持ってる人も多いんじゃないかなって思うんですけど、現在新車で国内販売しているのは150㏄が主流です(50ccは中古のみ)。そしてここでピックアップしたのはLX125。見た目は相変わらずかわいくておしゃれなんですが、しっかり走る原付二種。青信号になった瞬間これでかっ飛ばすシーンはあまり見たくない気がしますが、まあでもかっ飛ばす力はちゃんと持ってる。 気分的にはお弁当作って、山とか海にピクニックに出かけたいです。ああ、平和。楽しそうだな。僕そういうツーリングマップルが作りたいんですよ。1日で1000km走るツーリングとかじゃなくてさ…うん…どうですかね?
おシャンティ!
カラバリは3色
BRIXTON Rayburn 125
今回最後に紹介するのはBRIXTON(ブリクストン)です。 イタリアではない。イギリスでもない。オーストリアです。オーストリアでオートバイのディストリビューターなどを長年経験してきたKSRグループが、満を持して送り出すオリジナルブランド。しかもデビューは2018年と、とても新しいです!ブランド名は、イギリスのストリートカルチャーを意識したものだそう。詳しいことは、日本国内でのBRIXTONの輸入・販売を務めるモータリスト合同会社のサイトに詳しいです。 ちなみにモータリスト社は、先ほど紹介したキャバレロのFANTICや、かつて"ベスパのライバル"とも言われたおしゃれなスクーターブランドLambretta(ランブレッタ)も取り扱っています。さらにちなむとこの「ランブレッタ」もやはりいちど廃業していたのですが、これを再興したのがBRIXTONを作っているKSRグループなんですよね。ついでにもうひとつちなむと、われらがツーリング仙人カソリさんは、かつて世界一周のバイク旅をしている途中、ランブレッタの工場でアルバイトをしたことがあるそうです。いやー歴史!おもしろいですね。 さて話が脱線しましたが、そんなBRIXTON、125㏄から1200ccまで多彩なラインナップを展開していますが、今回紹介するのはこちらRayburn(レイバーン)125。いやもうカッコいいしかないでしょうこれは。個人的にはこのまま250㏄も出してほしい気もしますが、なんですかねこのサイドのレザーバッグとか、スプリングのシートとか、めちゃめちゃワクワクします。街中でも映えそうだし、後ろのキャリアに荷物を積んで、田舎道をトコトコ旅しても、きっといい絵になります。でも、乗るときの服装はちょっと悩むかも。おしゃれなバイクにダサいカッコで乗りたくないもんなあ。これの250㏄版があったら日本で人気出そうな気がします。
どこもかしこもカッコいいが詰まってる。走ってたらみんな振り返りそう。
ちょっと、気になった方はぜひWEBでもっと見てみて下さいな
まとめ
現場からは以上になりますが、いかがでしょうか。一人でも多くの方が、二輪に興味を持って、乗りたくなってくれたらうれしいです。 このバイクもいいよ~!とかあれば教えてくださいね。試乗できたらレポートします。 ではまた次回!